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KPIとは?KGIとの違いは?設定の目的・効果を高める重要ポイント・注意点を解説。

公開日:2020年12月15日/最終更新日:2021年2月22日

KPIを導入する企業も増えてきましたが、何から始めたら良いか戸惑ってはいませんか?

社員の作業効率やモチベーションを上げるため、業績アップを目指すためにも、今やKPIの導入は必須と言っても良いほどです。

そこで、この記事ではKPIの導入のメリットと目的、注意点、KPIの効果を高める重要ポイントについてわかりやすく解説します。

kpi

 

IT業界におけるKPIの概要

今やIT業界では、KPIという言葉を頻繁に目に耳にするようになりました。 IT業界に限らず、さまざまなビジネスシーンにおいて日常的によく使われる言葉です。

KPIについて正しく意味を捉え、ビジネスシーンの中でどのように活用していくかが重要となります。

KPIとは

KPIとは英語で「Key Performance Indicator」の頭文字を取った呼び方で、これを日本語に直訳すると「重要実績評価指標」「重要業績評価指標」という意味になります。

事業経営において、最終的な目標とされるKGIを達成するために必要な過程を計る上での中間的な指標となる「重要実績評価指標」のことをKPIと言います。 KPIの関連ワードやよく似た専門用語が沢山出てくるのでわかりづらいとは思いますが、まずはその言葉の意味を正しく捉えておくことが肝心です。

なお、KPIの関連ワードであるKGIとは、英語で「Key Goal Indicator」の略で、「重要目標達成指標」「経営目標達成指標」のことを意味します。 KGIがおもに「最終的な目標」のことを指すのに対し、KPIは「中間指標」のことを表しています。

IT業界におけるKPIとしての中間的な指標としては、Googleなどの検索エンジンからの訪問者のCV率や流入数、動画広告やテキスト広告などのディスプレイ広告からの流入数などについて設定するのが一般的な流れです。

KPIを導入する目的とは

近年は、IT業界や一般企業でKPIが注目されていますが、どのような目的で導入するのでしょうか。KPIを導入するおもな目的は、社内で重点的に取り組むべき課題や目標を明確にすることにあります。

しかし、単に漠然と目標を立てれば良いというものではなく、いくつかの要素を盛り込み、具体的な指標を示す必要があります。 具体的な目標の設定を行う上で重要な要素のひとつとして、目標を達成するまでに必要とされる期間を決めることです。

仮に目標を設定しても「いつまでに達成するか」というはっきりとした指標がなければ、何の意味もありません。 また、設定した目標自体が現実として難しいものであれば、これを実現することは極めて難しくなります。無理のない目標を掲げ、達成するまでの期間を決めて、目標達成のために何をすれば良いのか、明確に打ち出しておくことが肝心です。

はっきりとした目標が決まった時点で社員一同で現状の問題点を洗い出し、これを共有することで、目標達成に向けてチームワークの良さを発揮できることでしょう。

「SMART」の法則とは

KPIを導入するにあたり、おもに明確性 (Specific) ・計量性 (Measurable) ・現実性(Achievable)・関連性(Relevant)・適時性・期限 (Time bound) の観点から細かく分析を行うことが必要になります。 この5点のことをそれぞれの英単語の頭文字を取って「SMART」、または「SMARTの法則」と言います。

KPIの明確性とは

そもそもKPIは、社内または1つのプロジェクトチーム内で同一の目標を共有し、目標達成に向かって進行させるための小さな指標です。 同じ目標を共有する社員一同が、目標について正しく理解するとともに、同じ解釈をすることが必要となってきます。 間違った解釈をしたり、意見が分かれてしまうようでは、チームワークにも影響を及ぼす可能性があります。 社員の中で目標について納得できるように、明確にしておくことが肝心です。

KPIの計量性とは

設定した目標について、どの程度まで達成できているか、目標に向かって業務が計画通りに進んでいるかについて、しっかりと把握しておく必要があります。

どの程度目標が達成されているか、業務の進行度合いについては、たとえば1か月のうちに2回は分析を行うなど、定期的に分析して現状を把握することも必要です。

定期的に分析しても思ったほどには業務が進んでいない場合は、今後の問題点や課題点を見つけることもできます。

KPIの現実性とは

KPIの現実性とは言いかえれば現実可能性、実現可能性のことを指します。 現実的に無理な目標を立てるのではなく、実現できる可能性の高い目標を設定することが肝心です。

現状から見て明らかに無理と思われる目標を立ててしまっては、社員のやる気がかえって失せてしまい、本来の仕事能力を発揮しづらくなる場合もあります。 目標を設定する上で、あらかじめ数値を定めておくことも必要ではありますが、矛盾点が生じることのないように配慮することも大切です。

KPIの関連性とは

KPIの本来の目的は、仕事を進めていく段階においていくつかの小さな目標の達成について何度かリピートすることによって、最終的な目標であるKGIにたどり着くことです。 業務の状況や難易度によっては、KPIはひとつではなく複数になる場合もあります。 その中の1つのKPIが独立した別個のものではなく、最終目標となるKGIや他のKPIとも関連性の深いものとなることが重要です。

KPIの適時性・期間・期限について

目標達成に向けて仕事効率をより高めるには、ある程度の期間が必要です。 仮に、「目標を達成するまでの期間はとくに設けない」となった場合、無期限でずっと同じ目標に向かっていくのはかえって大変になります。

業務の状況によっては複数のKPIが設定される場合もあり、それぞれに期限が設定されていなければ、仕事を計画的に進めていくのは難しいでしょう。

無理なく実現できる目標を立てることはもちろん、目標達成というゴール地点に到達するまでの期間をあらかじめ定めておくことが肝心です。

KPIのメリット

企業でKPIを導入・運用するメリットについて考えてみたいと思います。 同じ目標を社員同士で共有することによって目的意識が高まり、社員同士のモチベーションアップにもつながります。

綿密に計画を立てて目標に向かっていくので、どの業務を優先すべきかが明確になり、作業効率の向上効果も高いです。現状の問題点や課題点を把握しながら業務を遂行していくので、企業の成長に向けて良い流れを生み出すことができます。

企業の経営的な状況や業務の進行度合いについて定期的に確認することで、今後の改善点を見出すこともできます。 社員一丸となって同じ目標に向かうことでチームワークが良くなり、質の高い仕事が出来るようになることでしょう。

IT業界におけるKPIの事例

IT業界におけるKPIとKGIの事例について、ご紹介しましょう。

通販サイトの場合

通販サイトの経営者がKPIを設定する場合は、その前に最終的な目標としてKGIを設定します。通販サイトの場合、最終的な目標(KGI)は「売上高をアップすること」です。 売上アップの最終目標に到達するには、その通販サイトの閲覧者を増やすことはもちろん、商品の購入者を増やす必要があります。

しかし、購入者数が多くても1人あたりの購入金額が少ないようでは、大きな利益にはなりにくいです。 通販サイトにおけるKPIでは、サイトの訪問者数とCVR (購入割合) ・ユーザー1人につき1回の購入総額 (客単価) が重要となります。

<pただし、サイトの訪問者数が多いからといって、購入金額が増えるというわけではありません。 サイトを閲覧しても欲しい商品が見つからなかったり、他店よりも価格が高い場合は、スルーされてしまうケースもあるからです。

通販サイトの売上を伸ばすためには、CVR (コンバージョン率) を増やすことが極めて重要となってきます。KPIでCVRを何%に設定するのが妥当なのか、これまでの売上の状況から慎重に判断して設定を行うべきです。

<p現状でCVRが低い場合は、その原因についても深く追求し、改善すべき点はしっかり見直していくことも必要となってきます。

CVRが低い原因がはっきりすれば、具体的な対策を立てやすくなり、売上アップという最終目標 (KGI) を達成できる可能性大です。サイトの構造をもっとシンプルに見やすくする、質の高いコンテンツを作成する、人気商品を増やすなど、CVRを上げるための対策も必要不可欠となってきます。

KPIを設定する上でもうひとつ重要なことは、先の「KPIの適時性・期間・期限について」でも述べた通り、ある程度の期間を限定する必要があります。

単に売上などの数字だけを追いかけるのではなく、目標を到達させるまでの期間を設定しておくことが重要です。

KPIと関連深い専門用語

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KPIとKGIの違い

KPIとよく似た言葉にはKGIがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。 KGIの正式名称は英語で「Key Goal Indicator」、これを直訳すると「重要目標達成指標」、ビジネスシーンにおいては「経営目標達成指標」または、目標達成指数のことを指すのが一般的です。

ビジネスにおいて最終的な目標と位置づけられるのがKGI、KPIは最終目標を達成するまでの過程において、中間的な目標です。 企業を経営していく上で、売上アップを目指していくのは当然の流れです。

一定期間内に「売上高○万円」「売上高30%アップ」を目指すといった最終目標を掲げることがありますが、これこそがKGIです。

この最終目標を達成できた場合に、企業にとって良い成果が得られることとなります。特定の業種・業界に関わらず、ビジネスを軌道に乗せていくためには、なんらかの目標を掲げて真摯に取り組む必要があります。

しかし、ただ漠然と日々の業務を卒なくこなしているだけでは、大きな成果を得るのは難しいです。はっきりとした最終目標を前面に打ち出して、その目標を達成させるために何をどうすべきなのか、どんな手順で行えばよいのかについて、講じる必要が出てきます。

大きな目標があればしっかりとした事業計画を立て、さらにその中で小さな目標をいくつか立てる必要が出てきます。最終目標達成までの過程をより明確にするのがKPIとKGIであると言えるでしょう。

KPIとOKRの相違点とは

日本国内ではOKRを導入する企業はまだまだ少ないですが、すでにアメリカのFacebookやGoogleなど大手企業では積極的に採用されています。

OKRとは英語で「Objectives and Key Results」の省略形、直訳すると「目標と主な結果」という意味になります。 このOKRの生みの親と言えば、世界的にも有名な半導体メーカーのインテル社です。

OKRは、おもにビジネス上の生産性を向上させることを目的として導入します。 KPIの場合は、最終目標であるKGIに向かって小さな目標を立てますが、OKRでは設定がさらに細かくなり、追跡や再評価を行うことが多いです。

KPIは現在実行中の業務について、その過程の進行度を図ることを重視しますが、OKRの場合は「目標の到達に向けて」というよりは、現時点での社員のモチベーションを維持することを重視する傾向が見られます。

KPIとKSFを比較

KPIの関連ワードとしてKSFとは英語で「Key Success Factor」と言い、「重要成功要因」という意味があります。事業を成功に導くために必要となる要因・必要条件、これがKSFです。 たとえば、化粧品ブランドの場合は、テレビCMやネット広告を活用して商品としての認知度を上げるとともに、ブランドとしての知名度を高めることが、重要な成功要因となります。

KPIもKSFも、ビジネス上での目標を達成させるために必要な要素ではありますが、KPIは、最終目標に行きつくまでの間に小さな目標を達成するために必要とされる業績評価の指標であり、KSFは目標を達成するための条件・要因です。 KGIを設定してからすぐにKPIを設定するといった手順ではなく、KGIを設定した後に成功要因と条件について考える必要が出てきます。

そのため、KPIよりもKSFを先に導き出しておくのが理想的です。 現時点で自社の強み・弱み、競合企業の得意分野や自社との違いなどを冷静に分析することが重要です。そこから、KSFについて深く追求し、さらにKPIについて掘り下げて考えていくと良いでしょう。

CSFとKPIの違いとは

最終目標であるKGIの達成に向けて、KPIとKGI、そしてCSFの3つでワンセットと考え、三位一体であるという価値観が必要となってきます。 英語で「Critical Success Factor」の頭文字を取ったCSFとは、日本語に直訳すると「主要成功要因」です。

目標を達成させるためにいくつかの要因がある中で、もっとも影響の大きい要因のことを意味します。 たとえば、1年後の売上高を現状よりも「30%アップ」を最終目標(KGI)に設定する場合に、目標に到達するには販売力アップ・購入した顧客数が増えるといった要因 (CSF) が挙げられます。

そこから、さらに深く掘り下げてKPIについて考えてみてから、小さな目標を立てるといった手順になります。 経営戦略を講じていく上で、KGI・CSF・KPIとの関係性について理解を深めておくと良いでしょう。

KPIの効果をアップするための3つの重要ポイント

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設定したKPIを適宜見直し

KGIとKPIを設定した以上は、コンスタントに進捗状況について把握し、当初設定したKPIが妥当であるかどうかなど、適宜見直しを行う必要が出てきます。

設定した内容によっては、適切ではない場合もありますので、その都度様子を見るなど、細かい配慮が必要になります。たとえば、当初設定したKPIの数値が高すぎて、現状ではとても追いつかないといったケースも出てくる可能性もあります。

このように無理が生じた場合は、できるだけ早めにKPIの設定を修正・変更するなどの措置も必要となります。

PDCAの繰り返しを行う

KPIと関連深いキーワードとして、PDCAという言葉があります。 PDCAとは「計画」を意味する「Plan」、「実行」を意味する「Do」、「評価」を意味する「Check」、「改善」を意味する「Act」の4つの単語の頭文字を取った呼び方で、PDCAサイクルとも呼びます。

最初にしっかりとした計画を立ててから、その計画通りに実行し、定期的に評価を行い、改善すべき点を改善して、計画を修正する必要があれば立て直し、また実行・評価・改善、この繰り返しが必要になるケースもよくあります。

KPIの精度をよりアップするためにも、PDCAについてリピートで行うことが重要となってきます。そして、PDCAサイクルをうまく活用することによって、中長期的な業務の品質向上にもつながります。

PDCAサイクルをうまく回していくためにも、KPIを適切に設定することが重要となります。

KPIツリー構造図を作成する

KGIとKPIの関係について、ツリーを作成しておくと見やすくて便利です。 KGIとKPIの内容を決定したら、縦型のツリー状にしておくと一目で構造がよく理解できるようになります。 ツリーの頂点には最終目標となるKGIが1つ、その下にKPIが複数あり、ピラミッド的な階層で枝葉に分けられるといったイメージです。

KPI導入の注意点

ミーティング

KPIの設定数は多すぎるのは禁物

「最終目標を達成するには綿密に計画を立てて、KPIはできるだけ多く設定した方が良い」という価値観を持つ人も少なくありません。 しかし、KPIの設定数があまりにも多いと、「小さな目標をひとつひとつ達成しなければならない」ことが、社員にとってはストレスに感じることもあります。

ひとつの大きな最終目標を達成するために、仮に10個以上のKPIが設定されていたとしたらどうでしょうか。 10個のKPIが大きなハードルとなり、目標達成にたどり着くまでには大きな難関となってしまい、モチベーションが維持できなくなる可能性もあります。

KPIの設定数についてこれといった決まり事はありませんが、作業効率とモチベーションを高めるためにも、3個~5個程度あればそれで十分です。

KPIとKGIの設定が不適切

KGIについてよく考えてからKPIを設定しても、最終目標が達成できなかったというケースも珍しいことではありません。 不必要にKPIの設定数を増やすのも良くありませんが、設定数が適量であったとしても、設定した内容について指標や数値にズレが生じた場合は、目標を到達させることはまず難しいでしょう。

また、あまりにも大きな目標を立てたばかりに、社員の労働力や作業能力がおいつかなくなる場合もあります。理想を高く持つよりは、達成可能な範囲でKPIとKGIを設定しておくことが最善策です。

まとめ

この記事ではKPIとは何か・設定する目的とメリット・KPIの効果を高める重要ポイント・注意点について解説しましたが、いかがでしょうか。

KPI・KGIを設定すれば必ずしも経営戦略に成功をもたらすとは断言できません。 肝心なことは適切なKPI・KGIを設定し、社員の作業効率とモチベーションを高めていくことです。

KPIを導入する前に正しい知識を習得し、成功事例だけではなく失敗事例についても学んでおくことをおすすめします。 KPIの効果をより高めるために、ツリー構造の図を作成したり、SMARTの法則やPDCAサイクルをうまく活用することも重要です。

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