【Mac・Windows】おすすめテキストエディタ11選。コーダー・プログラマー必見!

テキストエディタ

WEB制作やプログラミング作業でテキストエディタを使っているけど、もっと作業効率を高めたい、もっと使い勝手の良いものがあればと悩んではいませんか?
テキストエディタの選び方や使い方次第では、作業効率をより向上させることも可能です。
そこで、この記事ではWEB制作・プログラミング作業におすすめのテキストエディタを紹介しながら、基礎知識と上手な選び方についてお伝えします。

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テキストエディタの最低限抑えておくべき知識

テキストエディタとは

テキストエディタのことをエディタソフトとも言い、パソコンで文章作成したり、メモ書き代わりに使ったり、WEB制作やプログラミングにも幅広く使用可能なソフトのことを指します。

テキストエディタの種類・ソフト名は後程詳しく紹介しますが、ほとんどのものはダウンロード料・使用料も永久的に無料です。
もっとも身近なテキストエディタには、Windowsのパソコンに標準装備された「メモ帳」があります。

テキストエディタの使用目的

テキストエディタは、プライベートからビジネスまで幅広い用途・目的で使えます。
webライティングなどの文章作成業務からhtml言語でのWEB制作、高度なプログラミングまで多岐に渡ります。

ライティング

ライティングでテキストエディタを用いる際は、とくにプログラミング言語が入り混じることはありません。基本的にテキスト (文字) 入力のみの作業になりますので、保存する際の拡張子は「.txt」が一般的です。

HTML

テキストエディタは、HTMLによるウェブサイト制作に使用可能です。HTMLはホームページの基本的な構造の部分、家造りに例えると部屋の間仕切りや柱など骨組みの部分です。
テキストエディタを用いてhtml言語で作成したデータを保存する際の拡張子は「.html」が一般的です。

CSS

WEB制作においてCSSとは、「Cascading Style Sheets」(カスケーティング・スタイル・シート)の頭文字を取った呼び方です。
スタイルシートの名の通り、HTML言語で制作したホームページを文字の大きさ・フォントサイズ・色彩などを設定して見栄えを良くすることが可能です。
テキストエディタでスタイルシートを作成し、保存時の拡張子は「.css」です。
ホームページ制作におけるCSSのおもな役割は、ページの装飾です。
CSSをHTML言語の中に組み込むことも可能ですが、頻繁にその手法を使うとページ全体が重くなってしまうこともあります。
そのため、CSSをあえて別の「.css」の拡張子でデータ保存し、「.html」で保存したデータと連携させて使うのが一般的です。

Java Script

テキストエディタでJava Scriptのプログラミング言語の取り扱いも可能です。
ホームページの基本的なレイアウトや構造の部分であるHTMLと装飾部分のCSS、さらにJava Scriptを組み込むことで、より動的なWEB制作を実現できます。
ウェブサイトのトップページでヘッダー部分に1枚の画像が複数枚に切り替わったり、シャーッと流れてきたり、このようなサイトをよく見かけます。
これはJava Scriptをさらに発展させたjqueryによる技です。
Java Scriptをテキストエディタで作成し、保存する際の拡張子は「.js」です。

PHP

WEB開発の分野でもっともよく用いられるのがPHP、その典型的なものと言えば今やWEB制作の主流とも言うべきWordPressです。
とくにPHP7.3以降のバージョンから、大幅にパフォーマンスが向上してきました。
WEB制作に必要不可欠なプログラミング言語であり、CGIよりも軽くて動作もスムーズ、メールフォームをPHPで作成することも可能です。
テキストエディタでPHPによるプログラミングを行う場合、保存時の拡張子は「.php」です。

CGI

CGIとは英語で「Common Gateway Interface」の省略形、CGIでプログラミングを行う際にはPerl (パール) で記述されます。PHPと比較して処理速度がやや重く、パフォーマンスで比較するとPHPの方が上です。
CGIのファイルを保存する際には、「.cgi」の拡張子を使います。

テキストエディタの機能

テキストエディタは単に文字入力作業を行うだけではなく、文字表示・背景色・編集モードが実に豊富です。Windows標準搭載のメモ帳のようにシンプルなタイプから、有料版のテキストエディタのように多彩な編集モードが付帯されたものまで実に幅広いです。

アウトライン解析機能

テキストエディタには、アウトライン解析機能が搭載されたものもあります。
アウトライン解析とは、特定の見出しなどを自動的に抽出し、リスト化表示する機能のことを指します。
解析結果をツリー型に表示するなど、便利な機能です。

行数・桁数の表示

テキストエディタで文章やプログラミングを入力すると、行数・桁数が左側に表示されます。行数・桁数の表示に、とくに「何行までなら表示OK」といった制限はなく、基本的に無制限です。

マクロ機能の使用が可能

ワードやエクセルなどのソフトにマクロ機能がついていますが、テキストエディタにもマクロ機能が搭載されたものもあります。
一般的にマクロとは、複雑な作業や複数の動作を一挙にまとめて呼び出す機能です。
テキストエディタを用いる場合は、文字入力や編集作業の際に定期的に同じ動作を複数回リピートする場合に、特定のキーボードに作業内容を記録しておくと、複雑な作業がシンプルな操作で可能となります。

色分け表示

同一ファイル内にHTMLやPHPなどのプログラミング言語が含まれる場合、特定の部分を色分け表示する機能が、一部のテキストエディタには備わっています。
色分け表示機能を活用すれば構文が読みやすくなり、記述間違いの発見・防止対策としても役立てられます。

検索・置換機能

テキストエディタには、ワードやエクセルと同様に検索・置換機能があります。
これを上手に活用すると、文字・プログラミング言語の編集作業がスムーズになります。

スペルチェック

テキストエディタの種類によっては、スペルチェック機能がついたものもあります。
文章入力で日本語と英語が混在する場合に、スペルチェック機能を使うと修正箇所をスピーディーに発見できるので大変便利です。

メモ帳よりもテキストエディタを使用する利点

プログラミング

パソコンに標準搭載されたメモ帳をテキストエディタとして使うことができますが、それ以上に付加価値の高いテキストエディタが多数あります。
そこで、メモ帳よりも他のテキストエディタを使用する上でのメリットについて触れていきます。

視覚的に見やすい

メモ帳を使う場合は、画面の背景が真っ白で入力する文字は黒一色になります。
書式設定はフォント名・スタイル(太字・斜体など)・フォントサイズのみ変更可能で、色や背景色の設定箇所はありません。
操作がシンプルなので軽くて表示が早いですが、悪く言えば「味も素っ気もなく殺風景」な感じです。
その点、他のテキストエディタは文字色・背景色の変更が自由にできるものも多く、資格的に見やすいので作業効率も良くなることでしょう。

機能性・拡張性に注目

テキストエディタには無料版と有料版があり、後者の方がより機能性・拡張性が充実しています。
テキストエディタによっては、プラグインを追加することで機能がより拡張されるタイプのものもあります。
テキストエディタについて、標準装備された機能のみを用いる場合は、とくにプラグイン機能拡張する必要はありませんが、それでは物足りず、もっと幅広く使いたい場合は、プラグインをインストールすることで使い勝手がより良くなります。

1つのツールで多彩な使い道がある

テキストエディタの最大のメリットは、1つのツールで文章入力からプログラミングまで多彩な使い道があることです。不必要に複数のテキストエディタをインストールしておく必要はなく、本当にお気に入りのものだけ1つ選んで、さまざまな用途で長く使えます。

編集モードの種類が豊富・カスタマイズ性が高い

メモ帳以外のテキストエディタは、編集モードの種類が実に豊富で、カスタマイズ性が高いものが多いです。
背景色やフォント、文字色の種類も選択肢が多く、自分が見やすいように自由に設定できるのが魅力です。
自分の好みやニーズに見合うテキストエディタをインストールしたら、あとは自由にアレンジすれば作業効率も向上します。

テキストエディタの選び方

選び方

「テキストエディタの種類が豊富で、どんなものを選んだら良いかわからない」と悩んではいませんか?
一口にテキストエディタとは言っても、初心者向けからプログラマー向け、有料・無料、シンプル・高機能など多彩なタイプがあります。
そこで、テキストエディタを上手に選ぶ重要ポイントについて解説します。

日本語表示が可能か

テキストエディタの種類によっては、海外で開発されたものもいくつかあります。
英語に強い人なら英語表示でも構いませんが、やはり日本人ですから日本語表示に対応したテキストエディタを選んでおきたいですね。
海外で開発されたテキストエディタは、初期設定時には英語で表示されるのが一般的です。そのため、インストールして初めてソフトを開いた時に、どこかとっつきにくい印象を受けることもあります。
インストールしたテキストエディタが日本語にも対応している場合は、もちろんこれを日本語化することは可能です。
シンプルな操作で日本語表示ができるテキストエディタを選んでおくと安心です。

動作のスピーディーさ

テキストエディタを早速使おうと思い、開いたものの反応が遅い、これでは時間がムダに過ぎてしまい、作業効率にも影響します。
編集作業や保存作業などで動作が遅いテキストエディタを使い続けていると、イライラすることもありストレスになりがちなので、選ばない方が無難です。
とくに高機能なテキストエディタが必要なければ、シンプルなタイプのものを選んでおくと、起動時と作業時の動きもスムーズなのでおすすめです。

ユーザー数が多いメジャーなテキストエディタ

テキストエディタの種類は実に多いですが、できるだけユーザー数の多いメジャーなソフトを選んでおきたいものです。
人気の高いソフトを選んでおくと、使い方でわからないことがあれば、ネットで検索すれば確実な情報が得られるので問題解決しやすいです。
あまりにもマイナーなソフトを選んでしまうと、使い方やトラブル対処法などの情報を探すのが大変です。

操作がシンプルで使いやすい

WEB制作やプログラミングの初心者がテキストエディタを選ぶ場合は、操作がシンプルで使い勝手の良いものがおすすめです。
テキストエディタのタイプを大きく2つに区分すると、SDI型とMDI型がありますが、もっともシンプルなのはSDI型です。
1つのファイルについて1つのウィンドウで開くのがSDI型、MDI型の場合は1つのウィンドウの中に2つ以上のファイルが表示されるタイプです。
ただし、テキストエディタの種類によっては、1つのソフト内にSDI型とMDI型の両方が搭載されていて、「環境設定」のダイアログボックスからいずれかを任意で選択できるタイプのものもあります。

サポート体制・ヘルプ

1つのテキストエディタを長く使いたい、それならしっかりとしたサポート体制のあるソフトを選択すべきです。
使用方法に不明な点があれば、「ヘルプ」を参照してわかりやすく解説されているものであれば安心して使えます。
とくに有料版のテキストエディタを使用する場合は、サポート体制について要確認です。

使用するパソコンのOSに合う

当然のことですが、使用するパソコンのOSに合うテキストエディタを選択する必要があります。Macユーザーの場合は、MAC専用またはWindowsとMacの両方に対応可能なテキストエディタを選択する必要があります。やはりWindows専用のものが主流であるためMACユーザーの場合は選択肢が少なくなります。

未経験者・初心者は無料版で十分

WEB制作やプログラミング未経験者・初心者は、無料のテキストエディタから使い始めることをおすすめします。
有料版のテキストエディタの方が機能性は優れてはいますが、あまりにも高機能だとかえって使いづらくなることが多いです。
それでも有料版にこだわる場合は、無料のテキストエディタに少しずつ慣れてから、有料版に切り替えると良いでしょう。
有料版のテキストエディタは、数日間の無料体験期間が設けられているものもあるので、試してみても良いでしょう。
たとえば、有料版テキストエディタの定番・秀丸エディタの場合は、ダウンロードした日から2週間は無料期間が設けられています。無料期間を経過したら課金して有料版で使い続けるか、無料期間終了で使用をストップして、別の無料テキストエディタに切り替えるという選択肢もあります。

【無料版】WEB制作・プログラミングに最適なテキストエディタ

ソフト

おすすめのテキストエディタについてまずは無料版からご紹介しましょう。
ダウンロード料・使用料とも無料なので安心して長く使えるのが魅力です。

TeraPad

無料テキストエディタで根強い人気のあるTeraPadは、編集画面がとてもシンプルで見やすく、使い勝手も良好です。
html・cssファイルを作成する場合、編集画面に文字色が切り替わる仕組みになっているので、作業しやすいです。
開発者は日本人なので当然日本語表示、インストールした直後からすぐに使えます。
「窓の杜」のウェブサイトから無料ダウンロードOK、「メモ帳だと黒字だし物足りなさい。でも高機能でなくてもかまわない」という方向けのテキストエディタです。
余談ですが、TeraPadの「Tera」は開発者の寺尾進さんの苗字に由来していると考えられます。Windows専用で、最新バージョンは2012年11月12日に発表されたVer.1.09です。
ファイルサイズは776KBと軽量ですから、動作もスムーズです。
ソフトをインストールしたら、「Readme.txt」のファイルを開いて、内容確認しておくと良いでしょう。

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/terapad/download_10837.html

サクラエディタ

サクラエディタは、国内で開発されたオーブンソースのテキストエディタとしては老舗的存在です。
ファイルサイズは6MB、他のテキストエディタと比較すると軽量サイズ、最新バージョンはV2.4.1です。V2.3.2.0以前のバージョンの対象OSは、Windows2000・XP・Vista・7・8・10について動作可能です。
使い方などについて気軽に質問できる掲示板など充実のコミュニティ、プログラミング言語はHTML・PL/SQL・Perl・Visual Basicなど15種類に対応可能です。
ツリー表示によるアウトライン解説機能も充実しており、キーボードマクロ機能も搭載されています。

https://github.com/sakura-editor/sakura/releases

Atom (アトム)

WEB制作・プログラミング初心者からベテランまで幅広い人気なのが、Atom (アトム) です。初期設定では画面が黒一色なので、一見とっつくにくいイメージですが、機能性が充実しています。
とくにアトムのおすすめな点は、ドットインストールやGitとの連携力が高いことにあります。海外で開発されたソフトなのでデフォルト時は英語で表示されます。
もちろん日本語表示も可能ですが、あらかじめ日本語パッケージの準備が必要となります。
多彩な機能が網羅されているため、ファイルサイズは90MBなのでやや重めです。
対象OSはWindowsとMacの両方、とくにプログラミング開発者に人気が高いテキストエディタです。
htmlファイルを作成する場合は、タグの入力中に複数の候補が表示されるオートコンプリート機能、行番号の箇所にマークをクリックすると折りたたみ状態になります。
画面の背景色も自分好みに「環境設定」から自由自在に変えることが出来ます。
複数のファイルを1度に開いて上下・左右に分割するペイン分割も便利です。
さらに拡張機能を追加すれば、より高機能となります。
拡張性・カスタマイズ性・機能性・連携力の高さ、どの要素をとっても申し分ありません。
https://atom.io/

notePad++ (ノートパッドプラスプラス)

オープンソース型のテキストエディタとして、日本国内から海外までヘビーユーザー多数、ダウンロード件数は2800万以上です。
軽量サイズで動作もスムーズ、タブ機能が充実しているのがnotePad++ (ノートパッドプラスプラス)の大きな魅力です。
2つ以上のファイルを同時に確認したり、編集が必要な時にシンプルなタブ切り替えでチェック作業もムダな時間と手間をかける必要もなく、スムーズです。

対象OSはWindowsのみ、ダウンロード用のファイルは32bit用と64bit用の2タイプが用意されています。マクロ機能も備わっているので、うまく活用すれば作業効率を向上できます。
さらに、必要に応じてプラグインを設置すればカスタマイズも自由にできて機能が拡張されます。
notePad++で定番のプラグインは、HTMLファイルのタグ内のテキスト一括選択、タグ終了位置を速やかに示す機能が充実した「HTMLTag」です。
海外発のテキストエディタなので、インストールの際に表示される「Installer Language」のダイアログボックスから「日本語」を選択してOKを選択する必要があります。
選択後は、セットアップウィザード画面が日本語表示に切り替わります。

https://notepad-plus-plus.org/

Visual Studio Code (VSCode)

Visual Studio Code (VSCode) は、オープンソース型のテキストエディタ、対象OSが幅広くWindows・Macだけでなく、Linuxでの動作も可能です。
マイクロソフト系列のテキストエディタということもあって、信頼性が高いという点では安心感があります。
PHPやJava Sciriptによるプログラミングでは、画面上で1度入力した単語が自動的に記憶される仕組みです。頻繁に使うコードを入力する際に、いくつかの候補が出るので入力の手間が省けて便利です。
ファイルサイズが約170MBで重いですが、その分ギッシリと機能が充実しています。
ユーザースニペット機能を使えば、自作の定型文を登録してスピーディーに呼び出すことができます。もちろん、プログラミングの作業でよく使われる構文も、あらかじめ登録されています。
さらにマルチカーソル機能を駆使すれば、画面上の複数個所にカーソルを置くだけで、テキストの同時編集作業が簡単に出来ます。拡張機能は言語サポートからデバッグまで豊富なジャンルです。
こちらも海外発のソフトなので、インストールの際には日本語化の作業が必要です。

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

NoEditor

NoEditorの最新バージョンは2013年10月に公開されたv1.33.3.0です。
対応OSは、Windows XP・Vista・7、ファイルサイズは2.9MBと軽めです。
NoEditorの大きな特徴は、左右に2種類のファイルを表示させて比較し、それぞれ異なる点を発見する機能が充実していることです。左右の文章について異なる箇所がある場合は、わかりやすく色分けされ、行単位で表示される仕組みです。
タグや関数の文字の強調表示など
タグや関数のある箇所は強調表示され、現在編集作業中のHTMLのデータを保存しなくても簡単にプレビューする機能もついていて便利です。
さらにGREP (グレップ) 検索や文字の置換も簡単操作でスピーディーにできるのも魅力です。

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/noeditor/

TepaEditor 5

純国産のテキストエディタ・TepaEditor 5は一見シンプルですが、PerlやJava Scriptなど、各プログラミング言語にピッタリの編集を簡単に行う「編集モード設定」機能が搭載されています。もう1点、システム全体の設定を行う共通設定がありますが、色の設定を行う際には「編集モード設定」を使います。

https://greenspace.info/tepa/

CotEditor (Mac OS専用)

無料版でMAC専用の定番テキストエディタと言えばCotEditor (コットエディター) 、日本国内で開発されました。おもな機能は、文字情報開示・エディタ分割・シンタックスハイライト・アウトラインメニュー・非互換文字検出・自動バックアップなどです。
軽量サイズなのでソフトの立ち上がりがスピーディーで作業も全体的にスムーズ、50種類以上ものプログラミング言語に対応可能な優れモノです。

https://coteditor.com/

【有料版】WEB制作・プログラミングにおすすめテキストエディタ

Sublime Text

Sublime Textには有料版・無料版が用意されており、無料で利用可能なのは「バージョン3評価版」です。海外で開発されたテキストエディタであり、パッケージ導入で日本語化の処理が可能です。
さらに、プラグインパッケージとのコンビネーションで、カスタマイズの自由度がよりアップします。
WEB制作やプログラミングでぜひ使い倒したいのが、「Expand Selection」という機能です。1つのファイル内に同じ文字列がいくつか存在する場合、瞬時に複数の文字列を選択すると同時に編集ができるので便利です。
同じ文字列を複数選択する際の操作は、ALTキーとキーボード上部のF3キーを押すだけでOKです。
Sublime Text独自のキーボードの操作に慣れてしまえば、よりスムーズに作業ができるようになります。選択範囲内のみ検索・正規表現の利用など、ファイルの検索機能も充実しているのがSublime Textの魅力です。
まずは無料版からトライアルして、もっと機能を拡張したいと思ったら有料版に切り替えてみてはいかがでしょうか。

http://www.sublimetext.com/

秀丸エディタ

老舗のシェアウェアの定番と言えば秀丸エディタ、Windows98以降のOSに動作対応可能です。文章作成・編集作業に関わる機能が充実しているため、WEBライターとして活躍する人にも根強い人気があります。
基本的に有料ですが、インストール後は2週間の無料お試し期間が設けられています。
料金は1ライセンスにつき税込4400円ですが、バージョンアップ料金は無料です。
秀丸エディタと合わせて公式マニュアルを購入する場合は税込7700円です。
置換機能の種類が豊富で、正規表現による検索と置換・grep置換・後方参照による置換など充実しています。
この他にも別のファイルとの比較・ウィンドウのタブモード表示・自動世代保存・タブインデント・文字数カウントなど、ライティングやWEB制作の作業効率向上に便利な機能満載です。

https://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html

EmEditor (Version 20.3.0)

処理速度がスピーディーで高機能・多言語対応のテキストエディタを探しているなら、EmEditorがおすすめです。
対象OSはWindows7・8.1・10、ライセンス有効期間は1年で、最初の1年間は4800円、2年目以降は1年につき2400円です。長期的に使用する場合は、永久ライセンスを取得しておくと価格は21600円なので大変お得です。

EmEditorの最大の利点は、巨大なファイルにも柔軟に対応できることです。ファイル容量は最大248GBまで、大きなファイルを最適化する機能も充実しています。
わずか8秒の間、ファイルの並び替え量は175万行という速さです。
2ファイル以上の文書を1ファイルに結合する機能やファイルの分割機能も備わっており、処理速度もスピーディーです。
プラグインを追加しても動作が重くなることもなく、デフォルト状態で10種類入っていますが、不要であれば削除したり、自分でプラグインを作ることも可能です。

https://jp.emeditor.com/#download

まとめ

WEB制作やプログラミングに最適なテキストエディタについて厳選し、紹介しました。合わせて最低限必要な知識・テキストエディタを使用するメリット・上手に選ぶ秘訣についてもお伝えしました。

「どのテキストエディタなら絶対に良いのか」というはっきりとした答えを出すのは難しいです。なぜなら、人それぞれの好み・価値観・作業レベル・職種の違いによっても、選び方が変わってくるからです。
この記事を読んで「もう少し作業効率がアップに効果的なテキストエディタがあれば」「今使っているテキストエディタよりも、もっとシンプルなタイプを探しているんだけど」そのような悩みが解決できたらとうれしく思います。
いきなり高機能のテキストエディタに走る必要はなく、まずはフリーソフトをいくつか試してみて、自分と相性の良いものを選んではいかがでしょうか。

 

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