不動産システムとは?主な機能・費用相場・開発方法を解説【2026年版】

不動産システムの主な機能・費用相場・開発方法を解説するアイキャッチ

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。

不動産システムとは、物件・顧客・契約・入出金・オーナー・修繕など、不動産会社の業務情報を一元的に管理するための仕組みです。情報がExcel、紙の台帳、メール、複数のクラウドサービスに分散していると、二重入力や確認漏れが起こりやすく、担当者の経験に依存した運用になりがちです。

不動産システムの導入方法には、すぐに利用できるSaaS、既存パッケージのカスタマイズ、ローコード・ノーコード、業務に合わせて構築するオーダーメイド開発があります。どの方法が適しているかは、管理物件数や利用人数だけでなく、既存業務をどこまで変えられるか、外部サービスと連携する必要があるかによって変わります。

この記事では、不動産システムの種類と機能、導入方法、費用相場、開発の進め方を整理します。既製品で対応しにくい業務をシステム化したい企業に向けて、オーダーメイド開発、既存システム改修、API連携、データ移行、保守引き継ぎの考え方も解説します。

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不動産システムとは

不動産システムとは、不動産の仲介、賃貸管理、売買、分譲、オーナー対応、建物管理などに必要な情報と業務をデジタル化するシステムの総称です。「不動産管理システム」「物件管理システム」「賃貸管理システム」と呼ばれることもありますが、それぞれ対象業務が異なります。

たとえば、物件管理システムは物件情報や空室状況の管理を中心とし、賃貸管理システムは入居者、契約、家賃、更新、退去、修繕までを扱います。不動産管理システムは、これらを含む広い意味で使われることが一般的です。

名称 主な管理対象 利用する会社
物件管理システム 物件情報、間取り、設備、写真、空室状況、募集条件 仲介会社、管理会社、分譲会社
賃貸管理システム 入居者、賃貸借契約、家賃、更新、退去、修繕 賃貸管理会社、オーナー管理会社
顧客・反響管理システム 問い合わせ、希望条件、商談履歴、追客状況 仲介会社、売買会社、分譲会社
不動産管理システム 物件、顧客、契約、入出金、オーナー、修繕を横断管理 複数業務を一元化したい不動産会社

不動産システムが必要とされる背景

不動産業務では、ひとつの物件に対して所有者、入居者、保証会社、仲介会社、修繕会社など複数の関係者が関わります。契約更新日、入金状況、対応履歴、設備情報といった管理項目も多く、情報の更新頻度が高いことが特徴です。

紙やExcelを中心とした管理でも小規模なうちは対応できますが、物件数や担当者が増えると、次のような問題が発生しやすくなります。

  • 同じ物件情報を複数のファイルやサービスへ入力している
  • 担当者ごとに管理方法が異なり、引き継ぎに時間がかかる
  • 契約更新、入金確認、修繕対応などの期限を見落とす
  • 最新情報がどこにあるのか分からず、確認作業が増える
  • 経営判断に必要な売上、稼働率、反響数をすぐに集計できない

不動産システムは、単に紙をデジタルへ置き換えるものではありません。業務の流れを整理し、情報を一度入力すれば必要な部署や外部サービスへ連携できる状態をつくることが、本来の導入目的です。

不動産システムの主な種類

物件管理システム

所在地、賃料、面積、間取り、設備、写真、図面、募集条件、空室状況などを管理します。物件検索、一覧表示、帳票出力、不動産ポータルサイトへの掲載データ作成まで対応する構成もあります。

顧客管理・反響管理システム

Webサイトやポータルサイトから届いた問い合わせを集約し、希望条件、対応履歴、内見予定、商談状況を管理します。担当者への自動割り当てや、対応漏れを防ぐ通知機能を組み込むことも可能です。

賃貸管理システム

入居者情報、賃貸借契約、更新、解約、退去、原状回復、修繕、クレームなどを管理します。管理戸数が増えるほど、契約と入出金、修繕履歴を横断して確認できることが重要になります。

契約管理システム

契約書、重要書類、契約期間、更新期限、承認状況を管理します。電子契約サービスとAPI連携し、契約書の送信、締結状況の取得、締結済みファイルの保存まで自動化する方法もあります。

家賃・入金管理システム

家賃、管理費、更新料、敷金、修繕費などの請求と入金を管理します。銀行データや決済サービスと連携すれば、消込作業や未入金の抽出、督促対象の一覧化を効率化できます。

オーナー管理システム

オーナー情報、所有物件、契約条件、送金明細、収支報告、対応履歴を管理します。オーナー専用画面を用意し、報告書や修繕状況をオンラインで確認できるようにすることも可能です。

修繕・点検管理システム

修繕依頼、見積もり、発注、作業日、担当業者、写真、完了報告、費用を管理します。スマートフォンから現場写真を登録できるようにすると、管理会社と施工会社の情報共有を迅速化できます。

不動産ポータルサイト

物件検索、条件絞り込み、地図検索、お気に入り、問い合わせ、内見予約などを備えたWebシステムです。社内の物件管理システムと連携することで、物件情報の二重入力を減らせます。

営業支援システム

営業担当者の案件、行動予定、追客、成約見込み、売上予測を管理します。反響から成約までの経路を可視化し、どの媒体や施策が成果につながっているかを分析できます。

電子契約連携システム

電子契約サービスを単独で利用するだけでなく、顧客・物件・契約情報を自社システムから引き継ぎ、締結後のステータスや文書を戻す仕組みです。転記作業とファイル整理の負担を軽減できます。

不動産システムの主な機能

機能分類 機能例 期待できる効果
物件管理 物件登録、空室管理、写真・図面管理、検索、帳票出力 物件情報の一元化と更新漏れの防止
顧客・反響管理 問い合わせ取込、希望条件、対応履歴、担当割当、追客通知 初動の迅速化と対応漏れの削減
契約管理 契約書作成、承認、更新期限、電子契約連携、文書保管 契約業務の標準化と期限管理
入出金管理 請求、入金消込、未入金抽出、送金明細、会計連携 経理作業の削減と入金状況の可視化
修繕・点検管理 受付、見積、発注、写真、進捗、完了報告、履歴管理 対応状況の共有と属人化の解消
外部連携 ポータル、電子契約、会計、決済、地図、メール、SMS連携 二重入力の削減と業務の自動化
分析・レポート 稼働率、反響数、成約率、滞納状況、修繕費、担当別集計 経営判断に必要な数値の即時把握
権限・セキュリティ 閲覧権限、操作履歴、二要素認証、バックアップ 個人情報や契約情報の安全な管理

必要な機能を最初からすべて実装すると、費用と期間が膨らみます。まずは日常的に利用する基幹機能を優先し、利用状況を確認しながら追加する段階開発が現実的です。

不動産システムを導入するメリット

情報を一元管理できる

物件、顧客、契約、入出金、修繕の情報がつながるため、複数のファイルを探したり、別部署へ確認したりする時間を減らせます。

二重入力と転記ミスを減らせる

ポータルサイト、電子契約、会計システムなどと連携すれば、同じ情報を何度も入力する必要がなくなります。入力ミスだけでなく、更新タイミングのずれも抑えられます。

担当者依存を解消しやすい

対応履歴や進捗を共通画面で確認できるため、担当者が不在でも状況を把握できます。退職や異動に伴う引き継ぎ負担の軽減にもつながります。

期限と対応漏れを防げる

契約更新、入金確認、点検、修繕などの期限を通知することで、手作業の予定管理よりも抜け漏れを防ぎやすくなります。

経営数値を可視化できる

管理物件の稼働率、媒体別反響数、成約率、未入金、修繕費などを集計し、経営判断や業務改善に活用できます。

不動産システムの導入方法

導入方法 特徴 向いているケース 注意点
不動産SaaS 月額課金で標準機能を利用する 一般的な業務フローで短期間に導入したい 独自機能や連携範囲に制約がある場合がある
パッケージカスタマイズ 既存製品を基盤に一部を変更する 標準機能を活用しつつ不足部分を補いたい 製品の仕様や更新方針に影響される
ローコード・ノーコード 既製部品を組み合わせて構築する 部署単位の小規模業務や社内申請を効率化したい 複雑な処理、大量データ、外部公開には設計力が必要
オーダーメイド開発 自社業務に合わせて設計・開発する 独自業務、複数連携、将来拡張が必要 初期費用と開発期間が必要

選定では、初期費用だけでなく、5年間程度の利用料、追加開発費、データ移行費、保守費、乗り換え時のデータ出力可否まで含めて比較することが重要です。

不動産SaaSとオーダーメイド開発の違い

SaaSとオーダーメイド開発は、優劣ではなく適合性で判断します。標準的な賃貸管理や物件管理を早く始めたい場合はSaaSが有力です。一方、既存業務を大きく変えられない、複数サービスを横断した自動化が必要、独自の収益管理や承認フローがある場合はオーダーメイド開発が適しています。

比較項目 不動産SaaS オーダーメイド開発
導入期間 短い 要件定義、設計、開発、テスト期間が必要
初期費用 抑えやすい 機能数と連携範囲に応じて必要
業務への適合 標準機能に業務を合わせる 自社業務に合わせて設計できる
機能追加 提供会社の仕様に依存する 優先順位に応じて段階的に追加できる
外部連携 用意された連携先が中心 APIの有無や仕様を確認して個別に設計できる
データ管理 サービスの入出力仕様に依存する データ構造や移行方法を自社要件に合わせられる
向いている企業 標準業務を早く効率化したい企業 独自業務を競争力として維持したい企業

開発会社を比較して選びたい場合は、不動産システム開発会社の比較記事も参考にしてください。

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不動産システムの費用相場

不動産システムの費用は、対象業務、利用人数、管理物件数、画面数、権限設定、帳票数、外部サービス連携、データ移行の難易度によって変わります。以下はオーダーメイド開発を検討する際のモデルケースです。

開発内容 費用目安 想定する範囲
Excel業務のWebシステム化 150万〜300万円 台帳管理、検索、登録・更新、簡易帳票、権限管理
物件・顧客管理システム 300万〜600万円 物件、顧客、反響、対応履歴、検索、集計
契約・入金管理を含むシステム 500万〜1,000万円 契約、請求、入金、更新、帳票、通知
外部サービス連携を含む基幹システム 800万〜2,000万円 複数業務、API連携、承認、分析、権限、運用設計
既存システムの改修・機能追加 50万〜300万円 画面改修、機能追加、不具合修正、外部連携追加
既存データの移行 30万〜200万円 データ調査、整形、変換、テスト移行、本番移行

実際の費用は、利用人数、管理物件数、必要な機能、外部システムとの連携、既存データの移行範囲によって異なります。

費用を抑えるには、最初から完成形を目指さず、利用頻度と業務効果が高い機能から着手することが有効です。第1段階で物件・顧客管理、第2段階で契約・入金、第3段階で外部連携と分析機能を追加するように分けると、投資判断がしやすくなります。

オーダーメイド開発が向いている不動産会社

  • 会社独自の業務フローや承認ルールがある
  • 複数のシステムへ同じ情報を入力している
  • Excelのファイル数や管理物件数が増え、運用が限界に近い
  • 既存システムでは必要な機能、帳票、権限設定が足りない
  • 会計、電子契約、決済、ポータルサイトと連携したい
  • 将来的に店舗、部署、事業を追加する予定がある
  • 他社が開発したシステムを改修・刷新したい
  • 保守会社がなくなり、運用を引き継げる会社を探している

逆に、業務を標準機能へ合わせられ、独自連携が不要で、短期間に利用を始めたい場合はSaaSが合理的です。自社開発ありきで判断せず、SaaS、パッケージ、ローコードも候補に含めて比較してください。

不動産システム導入でよくある失敗

現行業務を整理せずに機能一覧を作る

「現在のExcelをそのままシステムにしたい」と依頼すると、不要な作業まで再現してしまうことがあります。現状の手順、入力元、利用者、判断条件を整理し、残す業務と見直す業務を分けることが必要です。

要望を最初から盛り込みすぎる

利用されるか分からない機能まで初期開発に含めると、予算と納期が膨らみます。必須、できれば必要、将来候補の3段階に分けて優先順位を決めましょう。

データ移行を後回しにする

古いシステムやExcelには、表記ゆれ、重複、欠損、独自コードが含まれていることがあります。開発終盤で判明すると、移行費用とスケジュールに影響します。初期段階でサンプルデータを確認することが重要です。

外部サービスの連携条件を確認していない

連携したいサービスにAPIがない、利用プランによってAPIが使えない、取得できる項目が不足している場合があります。契約前に仕様、利用料、回数制限、認証方法を確認してください。

運用責任者と保守範囲が曖昧

リリース後に誰がマスタを管理し、問い合わせを受け、障害時に判断するのかを決めておかないと、システムが定着しません。操作支援、監視、バックアップ、障害対応、軽微改修の範囲も契約前に整理しましょう。

不動産システム開発の進め方

1. 現状業務と課題を整理する

担当者へのヒアリング、既存ファイル、帳票、システム画面を確認し、どこで二重入力、待ち時間、確認漏れが起きているかを整理します。

2. 対象範囲と優先順位を決める

物件、顧客、契約、入金、修繕などのうち、初回開発に含める範囲を決めます。費用対効果と利用頻度を基準に優先順位を付けます。

3. 要件定義を行う

利用者、画面、入力項目、業務ルール、権限、帳票、通知、外部連携、データ移行、非機能要件を明文化します。

4. 設計・開発・テストを行う

画面とデータ構造を設計し、開発を進めます。途中で画面や動作を確認できる進め方にすると、完成後の認識違いを減らせます。

5. データ移行と操作確認を行う

テストデータで移行精度を確認し、利用部門による受入テストを行います。操作マニュアルや社内ルールも整備します。

6. 本番公開後に改善する

利用状況、問い合わせ、処理時間を確認し、必要に応じて画面改善、帳票追加、通知条件の調整を行います。

開発前に整理しておく要件

整理項目 確認内容
目的 何の時間、ミス、コストを減らしたいか
利用者 部署、役割、人数、社外利用者、利用端末
対象業務 物件、顧客、契約、入金、修繕などの対象範囲
業務ルール 承認条件、計算方法、期限、例外処理
必要機能 必須、優先、将来候補の分類
外部連携 ポータル、電子契約、会計、決済、メール、SMS
データ移行 移行元、件数、形式、品質、保管期間
セキュリティ 権限、認証、操作履歴、バックアップ、接続制限
運用保守 管理責任者、問い合わせ窓口、監視、障害対応、改修
予算と時期 予算上限、希望公開日、段階開発の可否

要件をすべて確定してから相談する必要はありません。現状資料と困っている業務を共有し、開発会社と一緒に整理する方法もあります。ただし、目的と優先順位だけは社内で合意しておくと、提案と見積もりを比較しやすくなります。

ファーストネットジャパンの不動産システム開発

株式会社ファーストネットジャパン

株式会社ファーストネットジャパンでは、不動産会社ごとの業務フローを整理し、物件・顧客・契約・入出金・修繕などを管理するWebシステムの企画、設計、開発、保守に対応しています。既製品の導入だけでは解決しにくい業務や、複数システムに分散した情報をまとめたいケースについて、必要な範囲から段階的に構築できます。

新規開発だけでなく、既存システムの調査、機能追加、画面改善、API連携、データ移行、保守引き継ぎにも対応します。開発元と連絡が取れない、仕様書が十分に残っていない、古い技術で構築されているといった場合も、まず現行環境とソースコード、データベース、運用状況を確認し、継続利用、部分改修、リプレイスの選択肢を整理します。

  • 物件・顧客・契約・入出金情報を一元管理するWebシステム
  • 不動産ポータル、電子契約、会計、決済サービスとのAPI連携
  • Excelや既存システムからのデータ移行
  • 他社開発システムの改修、機能追加、保守引き継ぎ
  • 要件定義から設計、開発、テスト、運用保守まで一貫対応
  • 優先機能から始める段階開発とスモールスタート
設立 2004年12月(1998年8月創業)
実績 累計4,000件超
対応サービス 不動産業務システム/物件・顧客・契約管理/API連携/データ移行/既存システム改修/運用保守
こんな会社におすすめ 独自業務に合わせたシステムを段階的に構築し、開発から運用まで一貫して任せたい企業
電話番号 06-6777-3688
営業時間 平日9:30〜18:30
所在地 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
東京都港区港南2-17-1 京王品川ビル2F C-40
公式URL https://www.1st-net.jp/lp/development/

開発できる機能の例

業務領域 開発機能の例
物件管理 物件登録、空室、写真・図面、設備、検索、CSV入出力、帳票
顧客・反響管理 問い合わせ取込、希望条件、対応履歴、担当割当、追客、来店・内見予定
賃貸・契約管理 契約、更新、解約、退去、保証会社、電子契約、期限通知
家賃・入金管理 請求、入金消込、未入金、督促、オーナー送金、会計連携
修繕・点検管理 受付、見積、発注、作業予定、写真、完了報告、費用、履歴
ポータル連携 物件情報の出力・取込、掲載ステータス、問い合わせ連携
外部サービス連携 電子契約、会計、決済、地図、メール、SMS、クラウドストレージ
管理・分析 権限、操作履歴、稼働率、反響、成約、未入金、修繕費の集計

外部サービスとの連携可否は、対象サービスのAPIや契約プランによって異なります。連携先が決まっている場合は、サービス名、契約プラン、実現したい処理を事前に共有してください。

不動産システムの開発費用例

ファーストネットジャパンへ相談する場合も、前述の費用相場を基準に、対象範囲を分割して見積もります。たとえば、最初に物件・顧客管理と権限機能を構築し、運用後に契約、入金、ポータル連携を追加する方法があります。

モデルケース 初期範囲 費用目安
小規模な業務改善 Excel台帳、検索、登録・更新、CSV、簡易権限 150万〜300万円
物件・顧客管理 物件、顧客、反響、対応履歴、帳票、集計 300万〜600万円
賃貸管理の中核機能 契約、更新、入退去、請求、入金、修繕 500万〜1,000万円
基幹システム連携型 複数部署、承認、会計・電子契約・ポータル連携、移行 800万〜2,000万円

正式な見積もりでは、画面と機能の一覧だけでなく、データ件数、帳票、連携仕様、権限数、移行作業、テスト範囲、インフラ、保守内容を確認します。見積書を比較する際は、開発費の総額だけでなく、どこまでが含まれているかを確認してください。

開発から運用までの流れ

  1. お問い合わせ・ヒアリング:現在の業務、課題、既存システム、希望時期、予算感を確認します。
  2. 現状調査・要件整理:業務フロー、帳票、データ、外部サービス、優先順位を整理します。
  3. 構成提案・概算見積もり:SaaS活用、部分改修、新規開発を含めて実現方法を比較します。
  4. 要件定義・設計:画面、機能、データ、権限、連携、移行、運用要件を具体化します。
  5. 開発・確認:優先機能から開発し、途中段階で画面や動作を確認します。
  6. テスト・データ移行:機能テスト、受入テスト、移行リハーサルを行います。
  7. 本番公開・操作支援:本番環境へ移行し、操作方法と運用ルールを共有します。
  8. 保守・継続改善:障害対応、監視、バックアップ、軽微改修、追加開発を行います。

相談段階で仕様が固まっていなくても問題ありません。まずは現在使っているExcel、帳票、システム画面、業務上の困りごとを共有することで、優先順位と実現方法を整理できます。

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よくある質問(FAQ)

Q. 不動産システムとは何ですか?

不動産システムとは、物件、顧客、契約、家賃・入金、オーナー、修繕などの情報と業務を管理する仕組みです。対象範囲により、物件管理システム、賃貸管理システム、顧客管理システムなどに分かれます。

Q. 不動産管理システムにはどのような機能がありますか?

物件登録、空室管理、顧客・反響管理、契約・更新管理、家賃・入金管理、オーナー管理、修繕・点検管理、帳票出力、権限管理、外部サービス連携などがあります。

Q. 不動産システムの開発費用はいくらですか?

小規模なExcel業務のWeb化は150万〜300万円、物件・顧客管理は300万〜600万円、契約・入金管理を含む場合は500万〜1,000万円が目安です。機能、利用人数、連携、データ移行の範囲によって変わります。

Q. SaaSとオーダーメイド開発はどちらがよいですか?

標準的な業務を短期間・低コストで始める場合はSaaSが向いています。独自の業務フロー、複数システム連携、将来の機能拡張が必要な場合はオーダーメイド開発が向いています。

Q. Excelで管理しているデータを移行できますか?

移行できます。ただし、重複、表記ゆれ、欠損、独自の計算式がある場合は、移行前にデータの整理と変換ルールの作成が必要です。まずサンプルデータを確認して移行方法と費用を算定します。

Q. 他社が開発した不動産システムを改修できますか?

ソースコード、データベース、サーバー情報、利用技術、契約上の権利関係を確認できれば、改修や保守引き継ぎを検討できます。現行システムを調査し、継続改修とリプレイスのどちらが適切かを整理します。

まとめ

不動産システムは、物件・顧客・契約・入出金・オーナー・修繕など、分散しやすい情報を一元管理し、二重入力や対応漏れを減らすための仕組みです。標準的な業務を早く効率化したい場合はSaaS、独自業務や複数サービスとの連携を重視する場合はオーダーメイド開発が適しています。

開発を成功させるには、機能を増やす前に、解決したい課題、対象業務、優先順位、データ移行、外部連携、運用保守を整理することが重要です。最初は中核機能に絞り、利用状況を確認しながら追加する段階開発により、費用とリスクを抑えられます。

ファーストネットジャパンでは、新規開発だけでなく、Excel業務のWeb化、既存システムの改修、API連携、データ移行、保守引き継ぎまで対応しています。不動産業務に合う導入方法が分からない場合も、SaaS活用、部分改修、オーダーメイド開発を含めて整理します。

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