ChatGPTプラグインのおすすめ10選。概要や使い方、設定方法の解説【2024年最新版】

ChatGPTプラグインのおすすめ

各種AIサービスの中でも、特に利用者が多いものがChatGPTです。メディアなどにも幾度となく紹介され、関連するサービスを利用したことがある人も多いのではないでしょうか。今や世界中でトレンドのサービスです。

ChatGPTのサービスは進化を続けていて、新しくプラグインと呼ばれる機能がリリースされました。標準機能に、機能追加できる魅力的なものです。今回はChatGPTに導入されたプラグインの概要からおすすめのプラグイン、導入する際の注意点について解説します。

ChatGPTプラグインの概要

ChatGPTプラグインの概要

ChatGPTの新しい機能として「プラグイン」と呼ばれるものが導入されました。こちらは、ChatGPTをさらに機能拡張するもので、公開されているプラグインを導入することで機能を追加できます。OpenAIが公式で提供している機能に加えて、プラグインで機能を増やすことによって、自分の使い勝手が良いChatGPTへと進化させられます。

現状、プラグインは160種類程度が公開されていて、これからも増えていくでしょう。外部のサービスと連携できるプラグインも多く、ChatGPTに追加の情報を学習させることもできると考えられます。また、画像やグラフの表示など、ChatGPTの標準機能では対応できないことも実現可能です。

ChatGPTプラグインの使い方と設定方法

ChatGPTプラグインの使い方として有効化と導入があります。また、必要に応じて設定も済ませなければなりません。使い方から設定方法まで、それぞれ以下のとおりです。

プラグインの有効化

最初にChatGPTへとアクセスし、プラグイン機能を有効化しましょう。画面左下の「…」をクリックしてメニューを開きます。

設定メニューの表示

表示されたメニューから「Settings」をクリックします。

Settingsのクリック

設定画面が表示されるため「Beta features」の「Plugins」を有効にしましょう。

プラグインの有効化

プラグインの導入

プラグイン機能を有効化すると、チャット画面のモデルを選択する際、GPT-4に「Plugins」が表示されるようになります。まずはこちらをクリックします。

プラグインの有効化を確認

クリックすると画面の表示が切り替わり「No plugins enabled」が追加されるため、こちらをクリックします。

プラグインの導入準備

「Plugin store」が表示されるため、これをクリックします。

Plugin storeへのアクセス

Plugin storeでは、いくつものプラグインが表示されます。これらのプラグインの中から、自分に適した物を探してみましょう。導入する際には「Install」のボタンをクリックします。

Plugin storeの表示とInstall

プラグインのインストールが完了すると、再度、表示が切り替わりプラグインが利用できるようになっています。今回は、紹介として2種類のプラグインをインストールしてみました。

Installプラグインの確認

プラグインの設定

導入するプラグインによっては、設定が必要になります。例えば、ノーコード開発ツールとして有名な「Zapier」のプラグインを利用する際には、Zapierへログインできるようにする設定が必要です。プラグインをインストールする際に、アカウントの認証が求められるため、事前にログイン情報を用意しておきましょう。

また、一部のプラグインについては、インストール前に認証キーが必要であったり、連携するアカウント側での設定が必要になったりすることが確認されています。何かしらのアクションが必要ならば、インストールボタンをクリックした際に表示されますが、設定が求められることがあると認識しておきましょう。

なお、プラグインのインストールが完了してしまうと、そこから何かしらを設定するケースは無いようです。連携するアカウントを変更したいなどの場合には、改めてプラグインをインストールする必要があります。

ChatGPTのおすすめプラグイン

ChatGPTのおすすめプラグイン8選

ChatGPTのプラグインは数多くあり、すべてを使ってみることは難しいです。今回は、実際に使ってみたもののうち、皆さんにも利用してもらいたいおすすめを紹介します。

SEO対策に強力なプラグイン「SEO.app」

SEO.appは、SEOを改善するために利用されるChatGPTのプラグインです。プラグインを活用することで、WebサイトのSEOスコアを算出でき、どこに問題があるかを判断してくれます。また、問題点を踏まえて改善に向けた提案もしてくれるため、それに沿って方針を決定可能です。

また、既存のWebサイトについて調査するだけではなく、SEOに関する作業を任せることが可能です。例えば、キーワードリサーチ、メタデータの最適化と内部リンクの管理などを分析してもらえます。これらの運用は、時間のかかりやすい部分ですが、ChatGPTのプラグインを活用することで大幅に短縮可能です。

「BizToc」最新の情報収集に役立つプラグイン

BizTocは、最新の情報収集に役立つプラグインです。デキるビジネスマンは、日々の情報収集が欠かせません。これには一定の時間が必要ですが、BizTocに置き換えると大幅に短縮できます。

例えば、プラグインを導入して気になる情報を質問すると、それに関するWebサイトを収集して表示してくれます。自分自身でブラウジングしなくとも、表示されたWebサイトだけ閲覧すれば、情報収集が完了するのです。しかも、必要に応じて翻訳や要約も依頼できます。

追加で気になることがあれば、質問することで深掘りできるため、情報収集の多くを任せられるようになります。

「WebPilot」は指定したホームページを要約してくれる

WebPilotは、ChatGPT(WebPilot)がアクセスできるURLを指定することで、それを踏まえた回答をしてくれるプラグインです。専門的な知識が必要になるなど、ChatGPTが学習していないと思われる分野について重宝します。

また、URLの指定ができて文字列が読み取れるならば、Webサイトである必要はありません。PDFファイルやテキストファイル、XMLファイルなど幅広い形式の情報を読取可能です。クローズドな環境に配置されたファイルでなければ、読み取れると考えて差し支えありません。

なお、同様の機能を有するプラグインは他にもあります。ただ、比較的処理速度の速いプラグインであり、総合的な評価でこちらをおすすめしています。

「ChatWithPDF」はPDFを要約してくれる便利なプラグイン

ChatWithPDFは、PDFドキュメントの理解が面倒な人におすすめです。PDFファイルを指定するだけで、その内容を理解して要約してくれます。URLで指定する必要はありますが、長い文章でも短時間で要約することが可能です。

また、PDFの内容を理解しているため、中身についての質疑応答に対応してくれます。気になる内容が含まれているかどうかを質問すると、回答してくれるイメージです。

他にも、海外のドキュメントを日本語に翻訳して要約してもらうこともできます。ただ、要約してもらった場合、質問に対する回答の精度が落ちる印象があり、海外のドキュメントはその言語での質問がおすすめです。

作業やタスクを自動化し効率してくれる「Zapier」

Zapierは、ノーコードでワークフローを自動化できるクラウドサービスです。こちらのプラグインを利用することで、ChatGPTがZapierを経由して他のサービスを操作できるようになり、効率よく自動化を実現できます。

使い方は簡単であり、Zapierで自動化したい内容をChatGPTに入力するだけです。後は、ChatGPTが内容を理解して、自動化したい内容を連携してくれます。今まで人間が考えていた部分を効率化できるため、複雑な自動化を実現したい人におすすめです。

なお、Zapierで自動化しているアプリケーションによっては、ChatGPTからの操作だけでは完結しない可能性があります。例えば、ユーザー情報などの登録が別途必要です。作業が完了しているかどうかは、Zapierのダッシュボードから確認しなければなりません。

動画を見ずにテキストで要約してくれる「Video Insights」

Video Insightsは、動画の内容を読み取って、それについての質問に回答してくれるプラグインです。自分自身で動画を見る必要はなく、必要な部分だけを要約してもらえます。動画のすべてを閲覧している時間がない人におすすめです。

例えば、ニュース動画を読み取ってもらうと、ニュースの内容について要約してくれます。どのようなニュースが紹介されているか、動画を見なくても把握できるのです。

内容を要約してもらうことで、動画を見るべきかどうか判断できます。回答内容に魅力的な部分があれば、時間を割いて動画を見てみると良いでしょう。

「食べログ」はレストランの検索と予約を助けてくれるプラグイン

食べログは、日本で飲食店の情報を調査する際に必須といっても過言ではないサービスです。プラグインを連携することで、食べログで公開されている情報をChatGPTに連携できます。例えば、飲食店の名称や立地、ジャンルやメニューです。

これらの情報が連携されるため、ChatGPTから簡単に飲食店を検索できます。ChatGPTは標準で個別の飲食店についての情報をほぼ持っていませんが、食べログのプラグインを連携すれば問題を解決できるのです。予約したい日程や食事のジャンル、エリアなどを指定することで、ChatGPTでもお店を探せるようになります。

旅行計画を立てる際の強力なアシスタント「Expedia」

Expediaは、アメリカを中心に世界でも利用できる旅行予約サービスです。プラグインを導入すると、旅行予約サイトに掲載されている情報を、ChatGPTに取り込むことができます。結果、最適な旅行プランの立案などをChatGPTがサポート可能です。

例えば、日程と行き先を指定すると、ホテルの空き状況を踏まえて推奨のホテルを示してくれます。また、そのホテルの特徴についてもまとめてくれるため、複数のホテルを比較しやすいことも特徴です。アクティビティなどを指定すると、それらを踏まえた結果を回答してくれます。

ChatGPTの応答の質を上げてくれるプラグイン「Prompt Perfect」

「Prompt Perfect」プラグインは、ChatGPTのユーザー体験を向上させる強力なツールです。このプラグインは、ChatGPTの指示を改善し、より高品質な回答を生成します。
要するに必要に応じてより明確で、具体的で、文脈に合った指示に変換してくれるプラグインです。

Prompt Perfectは、特定の指示を生成するモデルを提供します。これにより、ユーザーは特定のタスクや質問に対するより具体的で、文脈に合った回答を得ることができます。これは、ChatGPTとの対話をより正確で便利にします。

Prompt Perfectプラグインのインストールは簡単で、ChatGPTのプラグインストアからダウンロードできます。インストール後、ユーザーは指示の前に「perfect」を入力するだけで、プラグインの機能を活用できます。例えば、「Perfect Brainstorm 5 ideas for a twitter post」と入力すると、ChatGPTはより洗練された指示を生成します。

Prompt Perfectは、ユーザーがChatGPTとの対話を最大限に活用できるようにする強力なツールです。それはユーザーが特定のタスクを達成するためのステップを生成したり、特定の質問に対する詳細な回答を提供したりする能力を強化します。これにより、ユーザーは時間を節約し、より効率的に作業を進めることができます。

独自の物語を作成することができる「Stories」

「Stories」は、オリジナルの物語を作成してくれるプラグインです。
使い方は非常に簡単です。ちょっとした物語のテーマを入力するだけでOKです。

例えば「大谷翔平が今後どんな生涯を送っていくのか500文字くらいでストーリを作成してください」とすると以下のような返事が返ってきて・・・

stories1

リンクをクリックすると物語を作ってくれます。

stories2

この物語で実際の本を作ってくれるみたいですね。なかなか面白いビジネスです。

ChatGPTでプラグインを利用する際の注意点

ChatGPTでプラグインを利用する際の注意点

ChatGPTでプラグインを利用する際には、注意点があるため、以下を意識しておきましょう。

GPT-4でのみ利用可能

ChatGPTプラグインを利用する際の最大の注意点として、プラグインはGPT-4にのみ対応しています。GPT-3.5では利用できないため、この点に注意しなければなりません。

GPT-4でしか利用できないということは、つまり「ChatGPT PLUS」を契約していないと利用できないということです。無料版のChatGPTでは利用できない機能であり、毎月20ドルの料金を支払わなければなりません。現時点では、すべてのユーザーに向けて解放されている機能ではなく、限定的な機能なのです。

とはいえ、ChatGPTの有料機能は定期的に強化されていて、無料版とは大きく異なっています。プラグインも利用できるようになるため、無料版を利用している人は、この機会に切り替えて見ても良いでしょう。

海外製ツールへの対応が多い

ChatGPTは世界中で利用されているツールであり、プラグインも世界中で開発されています。そのため、プラグインの種類は増えているものの、海外製ツールへの対応が多いため注意しなければなりません。数が増えても、その恩恵を受けられるとは限らないのです。

例えば、ChatGPTには「食べログ」のプラグインが提供されています。ただ、こちらは日本だけで提供されているサービスであり、海外のユーザーは必要としません。これと同様の事象が起きていて、海外のユーザーだけに向けたプラグインが増えています。

プラグインの数が増え続けることは魅力的ですが、プラグインを検索しにくいなどの問題があります。「プラグイン数の増加=恩恵の増加」ではないため、その点は注意しておくことが大切です。

予期せぬ動作の可能性がある

プラグインはテストして公開されていると考えられますが、予期せぬ動作をするかもしれません。多くの企業が、一斉にプラグインの公開を開始したため、テスト不足でバグが残っている可能性があります。

ただ、このような問題については、ChatGPTのサポートでは対応してもらえません。プラグインを提供しているベンダーに確認することが求められます。トラブルが発生した際に、解決までに時間を要するかもしれないため、その点も注意しておくと良いでしょう。

ChatGPTプラグインのおすすめ10選。概要や使い方、設定方法の解説 まとめ

ChatGPTに追加されたプラグインの概要や使い方と、おすすめのプラグインを紹介しました。必要な機能をChatGPTに追加することが可能となり、利便性を大きく高められます。今まで「この情報が取得できない」「別のツールと連携できたら良いのに」などの考えを持っていたならば、プラグインで解決できるかもしれません。

プラグインの利用方法は簡単ですが、利用にあたってはChatGPTの有料版を利用することが求められます。ここは非常に重要なポイントであるため、必ず理解しておいてください。そこさえ理解できれば、おすすめのプラグインを参考にChatGPTをさらに活用しましょう。