PHP開発会社おすすめ10選|システム開発・Laravelの費用と選び方【2026年】

PHP開発会社おすすめ10選と費用相場・選び方を解説するアイキャッチ画像

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。

PHPでWebシステムや業務システムを開発したいものの、「どの開発会社へ相談すればよいかわからない」「Laravelに対応できる会社を探したい」「古いPHPシステムを引き継いでほしい」と悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。

PHPはWebシステム開発で長く利用されているプログラミング言語で、Laravelなどのフレームワークを使った業務システムやWebサービス、WordPress、ECサイト、会員システムなど幅広い用途があります。一方、開発会社によって得意とする規模やフレームワーク、新規開発・既存システム改修への対応範囲は異なります。

この記事では、PHP・Laravelを使ったシステム開発の実績やサービス内容を公式サイトで確認できる開発会社10社を紹介するとともに、PHP開発の費用相場、会社選びのポイント、2026年時点のPHP・Laravelのバージョン、既存システムを改修・保守する際の注意点まで解説します。

この記事でわかること

  • PHP開発に対応するシステム開発会社10社の特徴
  • PHP・Laravel開発会社を比較するときのポイント
  • PHPで開発できるWebシステム・業務システム
  • PHP開発の費用相場
  • 2026年時点で確認しておきたいPHP・Laravelのバージョン
  • 既存PHPシステムの改修・保守を依頼するときの注意点

なお、ITキャピタルは株式会社ファーストネットジャパンが運営しており、本記事には同社も掲載しています。掲載順は企業の優劣を示すランキングではありません。PHPへの対応、開発実績、得意領域、保守・運用体制など、公式サイトで確認できる情報をもとに比較しています。

PHP開発会社へ相談する前に、開発目的、必要機能、利用者、外部システム連携、予算、スケジュールなどを整理しておくと、見積もりや提案内容を比較しやすくなります。発注前の整理には、以下の要件整理シートもご活用ください。

実務で使える資料
システム開発の発注前
要件整理シート

システム開発会社へ相談・見積もりを依頼する前に整理しておきたい、開発目的・業務課題・必要機能・予算・スケジュールなどを実務用シートにまとめました。

  • 開発目的・業務課題
  • 必要機能・優先順位
  • 利用者・権限
  • データ移行・外部システム連携
  • セキュリティ・運用保守
  • 予算・スケジュール・発注条件

要件整理シートを無料ダウンロード

フォーム入力後、メールでダウンロードURLをご案内します(PDF資料・無料)

システム開発の発注前 要件整理シート

PHP開発会社おすすめ10選【2026年】

まずは、PHP・Laravelを利用したWebシステムや業務システムの開発に対応している10社を比較します。新規開発だけでなく、既存システムの改修、PHPのバージョンアップ、保守・運用まで依頼したい場合は、それぞれの得意領域も確認してください。

会社名 得意領域 特徴
株式会社ファーストネットジャパン PHP・Webシステム・WordPress 要件整理から開発、Web制作、保守、Webマーケティングまで対応
BPS株式会社 PHP・Laravel・レガシーPHP 新規開発から既存システムの引き継ぎ・モダナイズまで対応
株式会社インタークエスト PHP・Webシステム 1,000件超のWebシステム開発実績と30名以上の開発体制
有限会社奥進システム Laravel・業務システム PHP・Laravel・MySQL・Linuxを使った中小企業向け業務システム
株式会社ナノミクス PHP8・業務システム・レガシー改修 20年以上のWebシステム開発経験と長期運用を重視した設計
株式会社アットウィズ PHP・Laravel・WordPress 仕様書がない既存システムの解析・改修・保守にも対応
個人商店ドットコム株式会社 PHP・小規模Webシステム 中小企業向けの新規開発・既存システム改修・運用保守
サイバーフリークス株式会社 PHP・Webシステム・SES PHPを含む複数言語とシステム開発・SESに対応
株式会社NTQジャパン Laravel・オフショア開発 日本側の上流工程と海外開発リソースを組み合わせた開発体制
株式会社カオピーズ PHP・Laravel・オフショア開発 グループ1,000件以上のプロジェクト実績と大規模な開発体制

株式会社ファーストネットジャパン|PHP開発からWeb制作・運用まで一貫対応

株式会社ファーストネットジャパン

株式会社ファーストネットジャパンは、1998年創業のWeb制作・システム開発会社です。PHPを利用したWebシステム、業務システム、WordPressなどの開発に加え、既存システムの改修や公開後の保守・追加開発にも対応しています。

特徴は、システム開発だけでなくホームページ制作、UI・デザイン、SEO、Webマーケティングまで社内で相談できることです。Webサービスや業務システムとWebサイトを連携させたい企業や、開発後の運用・集客まで一つの窓口で進めたい企業に向いています。

要件が完全に固まっていない場合でも、業務課題や実現したい内容を整理するところから相談できます。

ファーストネットジャパンのシステム開発サービスを見る

設立 2004年12月(1998年8月創業)
実績 累計4,000件超
サービス PHP・Webシステム開発、業務システム開発、Webアプリ開発、WordPress、API連携、Web制作、SEO・Webマーケティング
推奨企業 PHP開発からWeb制作、保守、集客まで一貫して相談したい企業
電話 06-6777-3688
営業時間 平日9:30〜18:30
所在地 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
東京都港区港南2-17-1 京王品川ビル2F C-40
URL https://www.1st-net.jp/lp/development/

BPS株式会社|PHP・Laravelの新規開発からレガシーシステムまで対応

BPS株式会社は、PHP・Laravelによる新規開発に加え、既存PHPシステムの引き継ぎやモダナイズ、WordPress・EC-CUBEのカスタマイズなどに対応する開発会社です。

公式サイトではPHPの開発・運用実績を100例以上とし、LaravelだけでなくFuelPHP、CakePHPなどにも対応しています。古いPHP環境の調査、PHP8系への移行、Docker化、静的解析、テスト整備、インフラ改善まで扱っているため、長年利用してきたPHPシステムを段階的に改善したい企業にも適しています。

設立 2007年10月31日
実績 PHP開発・運用100例以上
サービス PHP・Laravel開発、CakePHP・FuelPHP、WordPress・EC-CUBE、レガシーPHP改修、インフラ・保守
推奨企業 新規Laravel開発と既存PHPシステムの引き継ぎ・モダナイズを検討している企業
電話 03-6279-4320
営業時間 10:00〜19:00(土日・祝日を除く)
所在地 東京都新宿区西新宿6-20-7 コンシェリア西新宿TOWER’S WEST 2F
URL https://www.bpsinc.jp/php.html

株式会社インタークエスト|1,000件超のWebシステム開発実績

株式会社インタークエストは、1995年設立のWebシステム開発会社です。公式サイトでは1,000件を超えるWebシステム開発実績と、30名以上の開発エンジニアが在籍する体制を公開しています。

PHPを強みとしており、Webシステム開発だけでなく、デザイン、サーバー、保守運用までワンストップで対応しています。ISMS認証を取得しており、品質管理や情報セキュリティを重視して開発会社を選びたい企業にとっても比較候補となります。

設立 1995年8月29日
実績 Webシステム開発1,000件超、開発エンジニア30名以上
サービス PHP・Webシステム開発、CMS導入、Webサイト制作、クラウド・サーバー運用、保守
推奨企業 国内の開発体制や品質・セキュリティ管理を重視したい企業
電話 06-6120-1320
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 大阪府大阪市中央区南本町3-1-12 カネセ中央ビル8階
URL https://www.iqnet.co.jp/service-development/

有限会社奥進システム|Laravelを使った中小企業向け業務システム

有限会社奥進システムは、大阪市に拠点を置くシステム開発会社です。PHPを中心とした技術を使い、中小企業向けの業務管理システム開発を得意としています。

公式サイトではLaravel、MySQL、Linuxを基本構成とするPHP開発を案内しています。販売管理や顧客管理など、自社業務に合わせたWebベースの業務システムを開発したい中小企業が比較しやすい会社です。

設立 2000年2月2日
実績 PHPに特化した中小企業向け業務システム開発を展開
サービス PHP・Laravel・MySQL・Linuxを利用した業務システム開発
推奨企業 Laravelを利用した中小規模の業務システムを開発したい企業
電話 06-6944-3658
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 大阪府大阪市中央区鎗屋町2-2-4 イチクラビル4F
URL https://www.okushin.co.jp/dx/php.php

株式会社ナノミクス|PHP8対応とレガシーシステム改修に強み

株式会社ナノミクスは、20年以上のWebシステム開発経験を持ち、PHPを中心とした業務システムや既存システムの改修を手掛けています。

PHP8系を標準的な技術スタックとして掲げ、販売管理・在庫管理・顧客管理、基幹システム連携、API開発、データベース設計などに対応しています。PHP8対応や既存システムの機能追加にも対応しており、長期運用を前提とした保守性を重視する企業に適しています。

設立 2006年7月7日
実績 Webシステム開発20年以上
サービス PHP8系、業務システム、基幹システム連携、API開発、既存PHP改修、保守・運用
推奨企業 既存PHPシステムの改修や長期保守を重視する企業
電話 042-705-6669
営業時間 平日9:00〜18:30
所在地 公式サイトでご確認ください(開発拠点:東京都町田駅近辺、フルリモート実施)
URL https://nanomix.co.jp/web-dev/

株式会社アットウィズ|仕様書がないPHPシステムの解析・保守にも対応

株式会社アットウィズは、PHP・Laravel・WordPressを中心に、新規Webシステム開発から既存システムの改修・保守まで対応しています。

特徴は、仕様書がない、前任者がいない、長年改修を繰り返して構造が複雑になったといった既存PHPシステムの解析にも対応していることです。新規開発だけでなく、現在使っているシステムを理解したうえで継続的に改善してくれる技術パートナーを探している場合に検討できます。

設立 2004年(2000年創業)
実績 PHP・Laravel・WordPressを中心に25年以上のWeb開発経験
サービス PHP・Laravel開発、既存システム解析・改修・保守、WordPress、制作会社向け技術支援
推奨企業 仕様書がない既存PHPシステムの引き継ぎや継続改修を相談したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 公式サイトでご確認ください
URL https://www.at-with.com/

個人商店ドットコム株式会社|小規模なPHP開発・既存システム改修に対応

個人商店ドットコム株式会社は、大阪市を拠点にPHPを使ったWebシステム開発を行う会社です。新規システムだけでなく、既存システムの改修・運用保守、ホームページ制作などにも対応しています。

不動産業、製造業、小売業、飲食業などの開発実績を公式サイトで紹介しており、小規模なシステム開発や予算を重視する中小企業にとって比較対象となります。

設立 2017年3月
実績 不動産・製造・小売・飲食など複数業種のPHPシステム開発実績
サービス PHP・Webシステム開発、既存システム改修、運用保守、ホームページ制作
推奨企業 小規模なPHPシステムや既存システムの改修を相談したい中小企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 大阪府大阪市此花区朝日2-18-8-3F163
URL https://kojin-shoten.com/

サイバーフリークス株式会社|PHPを含む複数技術に対応

サイバーフリークス株式会社は、Webシステムやアプリなどの受託開発とSESを展開する東京都渋谷区のシステム開発会社です。

PHPのほかRuby、Java、Pythonなど複数の言語に対応しており、システムの要件に応じて技術を組み合わせたいケースや、受託開発だけでなくエンジニアリソースについても相談したい企業が比較できます。

設立 2020年3月10日
実績 PHPを含むWebシステム・アプリ開発、SESを展開
サービス PHP・Ruby・Java・Python等のシステム開発、AI・ITコンサルティング、SES
推奨企業 PHPに限定せず複数技術や開発リソースを含めて相談したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷ビル5F
URL https://cyber-freaks.co.jp/

株式会社NTQジャパン|Laravel開発と大規模なオフショア体制

株式会社NTQジャパンは、ベトナムを中心とするNTQグループの日本法人です。日本側で要件定義や上流工程を担当し、海外の開発リソースと連携する体制を構築しています。

Laravelを主要フレームワークの一つとして扱っており、PHP・Laravelを利用したWebシステムの開発事例も公開しています。継続的に一定規模のエンジニアを確保したい場合や、ラボ型・オフショア開発も含めてPHP開発体制を構築したい企業に適しています。

設立 2016年
実績 公式サイトで200社以上の取引先を掲載
サービス PHP・Laravelを含むシステム開発、オフショア開発、ラボ型開発、DX支援、運用・保守
推奨企業 中長期の開発体制やオフショアリソースを活用したい企業
電話 03-3528-8780
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都千代田区内幸町1-2-2 日比谷ダイビル15階
大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース19階
URL https://jp.ntq.com.vn/

株式会社カオピーズ|PHP・Laravelとオフショア開発に対応

株式会社カオピーズは、ベトナム、日本、シンガポールに拠点を持つKaopizグループの日本法人です。グループでは800名以上の専門エンジニアを擁し、1,000件以上のプロジェクト実績を公開しています。

PHPやLaravelを技術スタックとして扱い、Laravelを使ったWebサービスやPHPを利用した業務システムの開発事例も公開しています。システム開発だけでなく運用・保守、レガシーシステムの刷新にも対応しており、一定規模の開発チームを確保したい企業にも向いています。

設立 2016年8月8日(日本法人)
実績 グループ累計1,000件以上のプロジェクト
サービス PHP・Laravel開発、Web・業務システム、オフショア・ラボ型開発、運用保守、レガシー刷新
推奨企業 PHP開発に一定規模のチームやオフショア体制を活用したい企業
電話 03-5809-2633
営業時間 10:00〜18:00(土日祝休み)
所在地 東京都豊島区南池袋3-8-8-3F
URL https://kaopiz.com/

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PHP開発会社を選ぶ6つのポイント

PHP開発会社を選ぶ際に確認したいポイントをまとめた図解

PHPを扱える会社というだけでは、自社に適した開発会社かどうかは判断できません。新規開発・既存改修のどちらでも、次の6点を確認しましょう。

1. PHP・Laravelの対応バージョンを確認する

「PHPに対応」と記載されていても、対応できるバージョンやフレームワークは会社によって異なります。新規開発では現在サポートされているPHPとフレームワークを前提に設計できるか、既存システムでは現在利用中のバージョンを調査できるか確認しましょう。

2. 自社に近いシステムの開発実績を確認する

PHPには会員サイト、予約システム、EC、業務システム、SaaSなど幅広い用途があります。単にPHPの実績数だけを見るのではなく、自社が開発したいシステムに近い機能・規模・業界の経験があるか確認することが重要です。

3. 要件定義から対応できるか確認する

発注側ですべての仕様を決める必要はありません。業務課題や目的をヒアリングし、必要機能、権限、画面、データ、外部システム連携などを整理できる会社であれば、仕様が固まっていない段階から相談しやすくなります。

4. 既存システムの調査・引き継ぎに対応できるか確認する

他社が開発したPHPシステムを改修する場合は、新規開発とは異なる能力が必要です。ソースコード、データベース、使用ライブラリ、フレームワーク、サーバー環境などを調査し、変更による影響範囲を把握できる会社を選びましょう。

5. 開発後の保守・セキュリティ対応を確認する

PHPやLaravelにはサポート期限があります。納品後にPHP本体、フレームワーク、依存パッケージ、サーバーなどを継続的に更新できるか、障害時の対応方法や追加開発の体制も確認してください。

6. 成果物・契約条件・ドキュメントを確認する

ソースコードや設計書などの成果物、著作権や利用権の扱い、検収条件、保守範囲は契約前に確認しておきましょう。将来別の会社へ保守を引き継ぐ可能性も考え、ドキュメントをどこまで整備するのか決めておくことも重要です。

PHP開発とは?Webシステムに広く使われる理由

PHP(PHP: Hypertext Preprocessor)は、Web開発に適したサーバーサイドのプログラミング言語です。Webサーバー側で処理を行い、データベースと連携してユーザーごとに異なる情報を表示したり、入力されたデータを保存・更新したりできます。

WordPressをはじめ、Webサイト、ECサイト、会員システム、予約システム、業務システム、SaaSなど幅広い用途で利用されています。

PHPがWebシステム開発で利用される主な理由は次のとおりです。

  • Web開発との親和性が高い:HTMLやデータベースと連携したシステムを構築しやすい
  • 開発実績や技術情報が豊富:長年利用されており、開発・保守に必要な情報を得やすい
  • フレームワークが充実している:Laravel、Symfony、CakePHPなど用途に応じた選択肢がある
  • 既存資産が多い:PHPで構築されたWebサイトや業務システムが多数存在し、改修・移行需要もある
  • オープンソースで利用できる:PHP自体の利用にライセンス費用はかからない

ただし、PHPを使えば必ず開発費が安くなるわけではありません。費用や開発期間は機能、画面数、外部連携、セキュリティ要件、データ量、開発体制などによって変わります。

PHP開発でできること・向いているシステム

PHP開発で対応できるWebサイトや業務システム、Webアプリをまとめた図解

PHPはWebブラウザから利用するシステムを中心に、幅広い開発に利用できます。

  • 会員サイト・マイページ
  • 予約・申込管理システム
  • ECサイト・通販システム
  • 顧客管理・営業管理システム
  • 在庫・受発注・販売管理システム
  • SaaS・Webアプリケーション
  • コーポレートサイト・オウンドメディアなどのCMS
  • 決済サービス・SNS・基幹システムなどとのAPI連携

一方、ネイティブのスマートフォンアプリ、高度な機械学習処理、組み込みシステムなどではPHP以外の技術が適している場合があります。「PHPで作ること」を先に決めるのではなく、システムの目的から技術選定を行うことが重要です。

2026年にPHP開発を依頼するならバージョンも確認する

新規のPHP開発会社を選ぶ場合だけでなく、既存システムを改修・保守する場合も、現在利用しているPHPやフレームワークのバージョン確認は重要です。

2026年10月時点ではPHP 8.5系が現行の安定版で、PHP公式サイトではPHP 8.5.11が2026年9月24日にリリースされています。

PHP 2026年10月時点の状態 セキュリティサポート期限
PHP 8.2 セキュリティサポートのみ 2026年12月31日
PHP 8.3 セキュリティサポートのみ 2027年12月31日
PHP 8.4 アクティブサポート 2028年12月31日
PHP 8.5 アクティブサポート 2029年12月31日

特にPHP 8.2は2026年12月31日でセキュリティサポートが終了予定です。PHP 8.1以前などサポートが終了しているバージョンを利用している場合は、単純にPHPだけを更新するのではなく、フレームワークやライブラリ、独自プログラムへの影響まで確認する必要があります。

Laravelについては、2026年3月にLaravel 13がリリースされており、PHP 8.3〜8.5をサポートしています。Laravel 12のセキュリティ修正は2027年2月24日まで、Laravel 13は2028年3月17日までの予定です。

既存システムの開発会社を変更する場合は、「PHPのバージョン」だけでなく「Laravel等のフレームワーク」「Composerで管理しているパッケージ」「OS・Webサーバー・データベース」まで含めて調査してもらいましょう。

参考:PHP Supported Versions / Laravel Release Notes

PHP開発の費用相場

PHP開発の費用は、システムの規模、機能数、外部システムとの連携、既存システムの有無などによって大きく変わります。現在の記事で想定している一般的な目安は次のとおりです。

開発規模 内容の例 費用相場
小規模 WordPress・CMS、既存PHPシステムへの小規模な機能追加、簡易な問い合わせ・会員機能 30万〜150万円
中規模 会員サイト、予約システム、ECサイト、Laravelを利用した業務システム 150万〜500万円
大規模 基幹システムとの連携、複雑な権限管理、SaaS、複数の外部APIを利用するWebシステム 500万〜1,000万円以上

同じ「予約システム」でも、予約フォームだけのシステムと、複数店舗、スタッフ、会員、決済、通知、売上管理まで含むシステムでは必要な工数が大きく異なります。

既存PHPシステムを改修する場合は、開発費とは別に現行システムの調査工数が必要になることもあります。複数社から見積もりを取得する際は、金額だけでなく、要件定義、設計、テスト、データ移行、サーバー、保守など、どこまで含まれているかを比較してください。

Laravel・CakePHP・WordPressなどPHPの開発方法を比較

PHP開発では、すべてをゼロから実装するのではなく、フレームワークやCMSを利用するケースが一般的です。

技術 主な用途 向いているケース
Laravel Webアプリ・業務システム・API 独自の業務ロジックや会員機能などを開発したい
Symfony Webアプリ・大規模システム 長期運用や拡張性を考慮したシステムを構築したい
CakePHP Webシステム 既存CakePHPシステムの保守・改修を行いたい
WordPress Webサイト・CMS・メディア コンテンツ更新を中心としたWebサイトを構築したい
フレームワークを使わないPHP 既存プログラム・限定的な機能 既存資産の改修など、対象範囲が限定されている

例えばWordPressで構築したWebサイトに複雑な業務機能を追加したい場合、すべてをWordPressで実装するのではなく、Laravel等で別のシステムを構築して連携する方法もあります。現在の機能だけでなく、数年後の追加開発や保守まで考えて技術を選びましょう。

PHP開発を発注する前に整理しておきたい項目

開発会社へ問い合わせる段階で正式な要件定義書を完成させる必要はありません。ただし、最低限の情報を整理しておくと、各社から受ける提案や見積もりの条件を揃えやすくなります。

  • システムを開発する目的・解決したい業務課題
  • 利用する人・ユーザー数・権限
  • 必要な機能と優先順位
  • 必要な画面・帳票・通知
  • 既存データの移行有無
  • 外部サービス・基幹システムとの連携
  • 必要なセキュリティ要件
  • 公開後の運用・保守体制
  • 想定予算
  • 希望する公開・稼働時期
  • 納品してほしい成果物
  • 検収・受入条件

「何を作ればよいかわからない」という場合でも、現在の業務課題と実現したい状態を説明できれば、要件定義から対応する開発会社と相談しながら整理できます。

PHP開発の進め方

PHPによるWebシステム開発は、一般的に次の流れで進めます。

  • 1. 相談・ヒアリング:現在の課題、開発目的、予算、希望時期を共有する
  • 2. 要件定義:必要機能、利用者、権限、データ、外部連携などを整理する
  • 3. 設計:画面、データベース、システム構成、インフラなどを設計する
  • 4. 開発:PHP・Laravelなどを利用して実装する
  • 5. テスト:機能、セキュリティ、外部連携、負荷などを確認する
  • 6. 公開・移行:本番環境へリリースし、必要に応じてデータを移行する
  • 7. 保守・改善:障害対応、アップデート、機能追加、パフォーマンス改善を行う

システム開発会社の比較方法についてさらに詳しく確認したい場合は、システム開発会社の選び方と比較ポイントも参考にしてください。

既存PHPシステムの改修・保守を依頼する場合のポイント

PHP開発では、新規開発だけでなく、他社が開発した既存システムの引き継ぎ・改修・保守も重要なニーズです。

開発会社を変更する場合は、可能な範囲で次の情報を準備しましょう。

  • ソースコード
  • PHPのバージョン
  • Laravel・CakePHPなどのフレームワークとバージョン
  • データベースの種類・構成
  • サーバー・クラウド環境
  • 外部APIや外部サービスとの連携
  • 仕様書・設計書・運用マニュアル
  • Git等のソースコード管理環境
  • 現在発生している不具合
  • 今後追加したい機能

資料が揃っていなくても、ソースコードや稼働環境を調査して引き継げる会社はあります。ただし、ドキュメントがない場合は調査期間・費用を見込む必要があります。

特に古いPHPシステムでは、PHP本体だけを更新すると既存コードやフレームワーク、ライブラリが動作しなくなる可能性があります。現行システムをバックアップし、テスト環境で互換性を確認してから段階的にアップデートすることが重要です。

関連記事

PHP開発会社に関するよくある質問(FAQ)

Q. PHP開発会社はどのように選べばよいですか?

PHPを扱えるかだけでなく、自社に近いシステムの開発実績、Laravelなど利用するフレームワークへの対応、要件定義、既存システム調査、公開後の保守体制まで確認しましょう。複数社へ同じ条件で相談し、提案内容と見積もり範囲を比較することが重要です。

Q. PHP開発の費用相場はどのくらいですか?

小規模なCMSや機能追加で30万〜150万円、中規模の会員サイト・予約システム・業務システムなどで150万〜500万円、大規模なWebシステムでは500万〜1,000万円以上になる場合があります。必要機能、外部連携、データ移行、セキュリティ要件などによって費用は変わります。

Q. PHPとLaravelの違いは何ですか?

PHPはプログラミング言語で、LaravelはPHPを使ってWebシステムを効率的に開発するためのフレームワークです。会員システム、業務システム、Webサービス、APIなど独自機能を持つシステムではLaravelが利用されることがあります。

Q. 他社が開発したPHPシステムの改修も依頼できますか?

既存システムの調査・引き継ぎに対応する開発会社であれば依頼できます。ソースコード、データベース、PHP・フレームワークのバージョン、サーバー環境などを調査したうえで、改修可能な範囲や必要な工数を判断します。

Q. 古いPHPを使っている場合はバージョンアップした方がよいですか?

サポートが終了したPHPを利用している場合は、セキュリティと保守性の観点からバージョンアップを検討する必要があります。ただし、PHPだけを更新すると既存コードやフレームワークが動作しなくなる場合があるため、テスト環境で互換性を確認しながら進めることが重要です。

Q. 仕様が決まっていなくてもPHP開発会社へ相談できますか?

要件定義から対応する会社であれば相談できます。まずはシステムを作る目的、現在の業務課題、必要と思われる機能、利用者、予算、希望時期などを共有し、開発会社と一緒に要求や要件を整理していく方法があります。

まとめ

PHP開発会社を選ぶ際は、単に「PHPを使える会社」を探すのではなく、開発したいシステムに近い実績、Laravelなどのフレームワーク、要件定義、既存システムの引き継ぎ、公開後の保守まで比較することが重要です。

新規開発では現在サポートされているPHP・フレームワークを前提に設計できるか、既存システムでは現在の構成を正しく調査したうえで安全に改修できるかを確認しましょう。

株式会社ファーストネットジャパンでは、PHPを利用したWebシステム・業務システムの新規開発だけでなく、既存システムの調査・改修・保守についても相談できます。仕様が固まっていない段階でも、現在の課題と実現したい内容から整理できます。

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ヒアリング・見積もりは無料。大阪・東京の2拠点で全国対応しています。

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1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
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