WordPressとは?初心者にもわかりやすくワードプレスの基本を解説

WordPressとは?

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。

「WordPressって何?」「ホームページ制作でWordPressを使うと何がいいの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

WordPressは世界で最も使われているCMS(コンテンツ管理システム)で、専門的なプログラミング知識がなくてもホームページやブログを作成・更新できるソフトウェアです。個人のブログから大企業のコーポレートサイト・ECサイトまで、あらゆる規模・用途のWebサイトに活用されています。

この記事では、1998年創業・4,000件超のWeb制作実績を持つ株式会社ファーストネットジャパンが、WordPressの基本的な仕組みから特徴・メリット・デメリット・始め方・費用相場まで、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • WordPressとは何か・どんな仕組みか
  • WordPressのメリット・デメリット
  • WordPressでできること・向いているサイトの種類
  • 始めるのに必要なものと費用相場
  • おすすめのテーマ・プラグイン

目次

WordPressとは?

WordPressのCMSとしての仕組みを解説した図

CMSとしての基本的な仕組み

WordPress(ワードプレス)は、CMS(Content Management System:コンテンツ管理システム)の一種です。CMSとは、専門的なプログラミング知識がなくてもWebサイトのコンテンツを作成・編集・管理できるシステムのことです。

通常、ホームページを作成するにはHTML・CSS・JavaScriptなどのプログラミング言語の知識が必要です。しかしWordPressを使えば、管理画面から文章を入力して画像をアップロードするだけで、誰でも簡単にページを作成・更新できます。感覚的にはMicrosoftのWordに文章を書く操作と似ており、パソコンの基本操作ができれば扱えます。

WordPressはPHPというプログラミング言語で構築されたオープンソースのソフトウェアで、WordPress公式サイトから無料でダウンロードして利用できます。ただし、WordPressを動かすためにはレンタルサーバーの契約が必要です。

WordPressのシェア率・普及状況

WordPressは2003年に初めてリリースされ、現在は世界中で公開されているWebサイトの約43%がWordPressで構築されています。CMS市場に限定すると世界シェアは60%を超えており、日本国内ではCMSで構築されたサイトの80%以上がWordPressという調査結果もあります。

個人のブログから中小企業のコーポレートサイト・大手企業のメディアサイト・官公庁のWebサイトまで、あらゆる規模・業種で採用されているのがWordPressの特徴です。世界シェアNo.1のCMSとして20年以上にわたってトップを維持し続けています。

WordPressの7つのメリット

WordPressのメリットをまとめた図解

1. 無料で利用できる

WordPress本体は完全無料で利用できます。レンタルサーバーの契約費用(月額1,000円〜3,000円程度)は必要ですが、WordPress自体にライセンス料は発生しません。1つのサーバー契約で複数のWordPressをインストールすることも可能で、複数のサイトを運営する場合でも追加費用はかかりません。

2. 専門知識がなくても更新・管理できる

管理画面から直感的な操作でページの作成・更新・画像のアップロードができます。HTMLやCSSの知識がなくても、テキストを入力して画像を挿入するだけで記事を公開できます。ブログを書いた経験がある方であれば、ほぼ同じ感覚で操作できます。

3. デザインのカスタマイズ自由度が高い

「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートを切り替えるだけで、サイト全体のデザインを変更できます。無料・有料あわせて数万種類以上のテーマが公開されており、コーポレートサイト・ブログ・ECサイトなど目的に合ったデザインを選択できます。PHPやCSSの知識があれば、さらに細かいカスタマイズも可能です。

4. プラグインで機能を拡張できる

「プラグイン」と呼ばれる拡張機能をインストールすることで、WordPress本体にない機能を追加できます。公式ディレクトリだけで55,000種類以上のプラグインが公開されており、お問い合わせフォーム・SEO対策・セキュリティ強化・バックアップ・ECサイト機能など、必要な機能のほとんどを無料で追加できます。

5. SEOに強い構造を標準装備している

WordPressはSEO(検索エンジン最適化)に有利な構造を標準で備えています。見出し構造(H1〜H6)・パーマリンク設定・サイトマップの自動生成・モバイルフレンドリー対応など、Googleが評価する技術的な要件を満たしやすい設計になっています。SEO対策プラグインと組み合わせることで、さらに強化できます。

6. 情報・サポートリソースが豊富

世界で最も普及しているCMSであるため、操作方法・カスタマイズ方法・トラブル解決策など、インターネット上に日本語の情報が豊富に存在します。「WordPress+やりたいこと」で検索すれば、ほとんどの疑問を解決できます。制作会社・フリーランスの対応者が多い点も、外注・依頼がしやすいメリットです。

7. 継続的にアップデートされている

WordPressは世界中の開発者コミュニティによって継続的に開発・改善されており、セキュリティパッチ・新機能の追加・パフォーマンス改善が定期的に提供されています。2026年現在もアクティブな開発が続いており、長期的に安心して利用できるプラットフォームです。

WordPressの5つのデメリット・注意点

1. セキュリティ対策が必須

世界シェアNo.1であるがゆえに、不正アクセスやマルウェア攻撃の標的になりやすいのがWordPressの最大のデメリットです。WordPress本体・プラグイン・テーマの定期的なアップデート、セキュリティプラグインの導入、管理画面URLの変更、強固なパスワードの設定などが必須です。自社で対応できない場合は、制作会社の保守契約を活用してください。

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2. レンタルサーバーの契約費用がかかる

WordPress本体は無料ですが、動作させるためにレンタルサーバーの契約が必要です。月額1,000円〜3,000円程度の費用が毎月発生します。また独自ドメインの取得費用(年間1,000円〜3,000円程度)も必要です。

3. プラグインの入れすぎに注意が必要

プラグインを多数インストールすると、サイトの表示速度が低下したり、プラグイン同士が競合して不具合が発生するリスクがあります。必要最低限のプラグインに絞り、使わなくなったものは削除する管理が重要です。

4. 高度なカスタマイズには専門知識が必要

テンプレートの範囲内であれば専門知識不要で操作できますが、独自デザインの実現・複雑な機能の追加にはPHP・HTML・CSSの知識が必要です。制作会社に依頼する場合でも、カスタマイズの複雑さによって費用が大きく変わります。

5. 自社での運用・管理が必要

WordPressはオープンソースのため、サポート窓口がありません。不具合が発生した場合は自社で調査・対応するか、制作会社に依頼する必要があります。バージョンアップ・バックアップ・セキュリティ管理など、継続的な運用管理を担う体制が必要です。

WordPressでできること

WordPressで構築できるサイトの種類

ブログ・オウンドメディア

WordPressはもともとブログ用CMSとして誕生したため、記事の投稿・カテゴリ管理・タグ管理・コメント機能など、ブログ運営に必要な機能を標準で備えています。企業が自社メディアとして情報発信するオウンドメディアの構築にも最適で、SEOに強いコンテンツを継続的に発信することで、検索流入の増加と見込み客の獲得につながります。

コーポレートサイト

会社概要・サービス紹介・採用情報・お知らせなど、企業のコーポレートサイトとして広く活用されています。担当者が管理画面から直接ページを更新・追加できるため、制作会社に依頼するコストを削減できます。WordPressに精通した制作会社であれば、企業ブランドに合わせたオリジナルデザインでの構築も可能です。

ECサイト

WooCommerceというプラグインを導入することで、カート機能・決済機能・在庫管理・会員機能を備えたECサイトを構築できます。フルスクラッチのシステム開発と比べて初期費用を抑えられる点がメリットで、小規模〜中規模のネットショップに向いています。

採用サイト・LP

採用情報の掲載・応募フォームの設置・求人ページの更新など、採用サイトとしての活用も増えています。またランディングページ(LP)の制作にも対応しており、キャンペーンや新サービスの告知ページを自社で作成・管理できます。

WordPressを始めるのに必要なものと費用相場

WordPressを始める流れを解説した図

WordPressでホームページを始めるために最低限必要なものは以下の3つです。

必要なもの 費用目安 備考
レンタルサーバー 月額1,000円〜3,000円 エックスサーバー・ConoHa WING・さくらインターネットなど。WordPressの簡単インストール機能付きのプランを選ぶ
独自ドメイン 年間1,000円〜3,000円 会社名・サービス名に合ったドメインを取得する。レンタルサーバーとセットで取得するとお得なケースが多い
WordPress本体 無料 公式サイトから無料でダウンロード。主要レンタルサーバーでは管理画面から簡単インストール可能

自分でWordPressを始める場合の月額費用は1,000円〜3,000円程度です。有料テーマを購入する場合は別途1万〜2万円程度かかります。

制作会社にWordPressサイトの構築を依頼する場合の費用相場は以下の通りです。

サイト規模 費用相場 主な用途
小規模(5ページ以内) 20万〜50万円 個人事業主・スモールビジネスの名刺代わりサイト
中規模(10〜20ページ) 50万〜150万円 中小企業のコーポレートサイト・サービスサイト
大規模(20ページ以上) 150万〜500万円 オウンドメディア・採用サイト・システム連携あり
ECサイト(WooCommerce) 80万〜300万円 商品数・決済機能・会員機能の規模による

おすすめWordPressテーマ3選

WordPressのテーマとは、サイト全体のデザイン・レイアウト・機能を決めるテンプレートです。無料・有料あわせて数万種類以上が公開されていますが、初心者には以下の3つから選ぶことをおすすめします。

Cocoon(コクーン)【無料】

国内で最も人気の高い無料WordPressテーマです。SEO対策・モバイルフレンドリー・表示速度の最適化が施されており、ブログ・オウンドメディア用途に特に向いています。カスタマイズの自由度が高く、100%GPLライセンスのため個人・法人を問わず商用利用も可能です。日本語のサポート情報が豊富で、初心者でも安心して使えます。

Cocoon公式サイトはこちら

Lightning(ライトニング)【無料・有料版あり】

ブログからコーポレートサイトまで多彩な用途で利用できる汎用性の高いテーマです。SNS連携・アクセス解析など必要な機能がプラグインとして用意されており、無料版でも十分な機能を備えています。無料のオンライン勉強会・トレーニングなど学習サポートが充実しており、初心者にも取り組みやすいテーマです。

Lightning公式サイトはこちら

SANGO(サンゴ)【有料・税込14,800円】

洗練されたデザインと使いやすさを重視する方向けの有料テーマです。ブロックテンプレートの種類が豊富で、構造化データの設定まで実装されているためSEO対策にも優れています。デザインにこだわりたい・ブランドイメージを重視したいという方に向いています。

SANGO公式サイトはこちら

おすすめWordPressプラグイン7選

プラグインはWordPressに機能を追加する拡張ツールです。以下の7つは用途を問わず導入を推奨する定番プラグインです。

プラグイン名 用途 費用
All in One SEO SEO対策(タイトル・メタディスクリプション・サイトマップ設定) 無料(有料版あり)
Contact Form 7 お問い合わせフォームの設置 無料
Akismet Anti-Spam スパムコメント・スパムフォームの防止 個人利用無料(商用は有料)
SiteGuard WP Plugin ログイン画面のセキュリティ強化・不正アクセス防止 無料
BackWPup サイトデータの定期バックアップ 無料(有料版あり)
EWWW Image Optimizer 画像の自動圧縮・WebP変換による表示速度改善 無料(有料版あり)
Table of Contents Plus 記事内の目次を自動生成 無料

プラグインは必要最低限に絞ることが重要です。入れすぎると表示速度の低下・プラグイン同士の競合・セキュリティリスクの増加につながります。

WordPressの制作を会社に依頼する場合のポイント

WordPressサイトの構築を制作会社に依頼する際は、以下の点を確認してください。

カスタマイズ・開発の実績を確認する
「WordPressが使える」会社と「WordPressを深くカスタマイズ・開発できる」会社は別物です。テンプレートのみの実績しかない会社には複雑な要件は向きません。制作実績ページでオリジナルデザインのサイトやシステム連携の事例が掲載されているかを確認してください。

保守・セキュリティ体制が整っているか確認する
WordPressは定期的なバージョンアップとセキュリティ対策が必須です。制作後の保守契約の内容(バックアップ頻度・対応範囲・月次レポートの有無)を契約前に必ず確認してください。

費用の内訳を項目ごとに確認する
「一式○○万円」という見積もりには注意が必要です。ページ数・修正回数・保守費用が含まれているかを項目ごとに確認してください。

WordPressに強いホームページ制作会社おすすめ14選についてはこちら

ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?

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よくある質問

Q. WordPressは完全無料で使えますか?

WordPress本体は無料です。ただし動作させるためにレンタルサーバーの契約(月額1,000円〜3,000円程度)と独自ドメインの取得(年間1,000円〜3,000円程度)が必要です。有料テーマやプラグインを使う場合は別途費用がかかります。

Q. プログラミングの知識がなくても使えますか?

基本的な操作(記事の作成・画像のアップロード・ページの更新)はプログラミング知識不要で行えます。ただしデザインの細かいカスタマイズや独自機能の追加にはHTML・CSS・PHPの知識が必要です。高度なカスタマイズが必要な場合は制作会社への依頼をおすすめします。

Q. WordPressとホームページ作成サービス(Wix・Jimdoなど)の違いは何ですか?

Wix・Jimdoなどのホームページ作成サービスは手軽に始められますが、デザインや機能のカスタマイズに制限があります。WordPressはカスタマイズの自由度が高く、SEOにも強い設計ですが、サーバー管理・セキュリティ対策などの運用管理が必要です。長期的な集客・ビジネス活用を目的とする場合はWordPressが適しています。

Q. WordPressサイトのセキュリティ対策は何をすればいいですか?

最低限実施すべき対策は以下の通りです。WordPress本体・プラグイン・テーマの定期的なアップデート、セキュリティプラグイン(SiteGuard WP Plugin・Wordfenceなど)の導入、管理画面URLの変更、強固なパスワードの設定、定期的なバックアップの取得です。自社での対応が難しい場合は保守契約を活用してください。

Q. 既存のHTMLサイトをWordPressに移行できますか?

可能です。既存のデザインをWordPressのテーマとして再現する「WordPress化」に対応している制作会社に依頼することで、デザインを活かしながら更新しやすい環境に移行できます。費用の目安は20万〜80万円程度です。

Q. WordPressのバージョンアップは必ずしないといけませんか?

必須です。古いバージョンを放置すると脆弱性が生まれ、不正アクセス・改ざんのリスクが高まります。ただしアップデートはプラグインとの互換性確認が必要なため、必ずテスト環境で検証してから本番環境に適用してください。

まとめ

WordPressは世界シェアNo.1のCMSで、専門知識がなくてもホームページやブログを作成・更新できる点が最大の特徴です。無料で利用でき・カスタマイズの自由度が高く・SEOに強い構造を備えており、個人のブログから大企業のコーポレートサイトまで幅広く活用されています。

本記事のポイントを整理します。

  • WordPressは世界の全Webサイトの約43%で使われている世界No.1のCMS
  • 無料で利用できるが、レンタルサーバー(月額1,000円〜3,000円)と独自ドメイン(年間1,000円〜3,000円)の契約が必要
  • プラグインで機能を拡張できるが、入れすぎると表示速度低下・競合のリスクがある
  • セキュリティ対策(定期的なアップデート・バックアップ・セキュリティプラグインの導入)は必須
  • 制作会社に依頼する場合はカスタマイズ実績・保守体制・費用の内訳を確認する

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この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
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