WordPressの外注費用相場|制作会社が確認したい構築・機能追加の見積もり
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WordPressの外注費用を見積もる制作会社・広告代理店は、サイト一式の相場を見る前に、外注先へ渡す時点でどこまで作業が終わっているかを整理しましょう。完成HTMLのテーマ化と、デザイン・CMS設計を含む制作では、同じページ数でも必要な費用が違います。
この記事では、受注した顧客案件を再外注する発注元の立場で、構築・機能追加の公式料金例と見積もり条件を整理します。一般企業が自社サイトを一から作る総額とは分け、テンプレート、入力項目、権限、移行、検証に必要な作業を確認します。示す価格は条件付きの公開例であり、全国平均や今回の案件の確定見積もりではありません。
WordPress外注の相場を見る前に、開始工程をそろえる
「WordPressを作る」という言葉には、既存テーマへの情報登録、支給HTMLの組み込み、オリジナルテーマの構築、既存サイトの改修などが含まれます。まず、外注先が受け取るものと、完成時に受け取るものを一組で書き出します。デザインがあるだけでは、管理画面の入力項目や表示条件まで確定したことにはなりません。
| 見積もりの出発点 | 自社が用意するもの | 外注する作業の例 |
| 完成HTMLを支給 | HTML・CSS・画像、必要な更新仕様 | テーマ化、投稿型、入力欄、CMS検証 |
| デザインを支給 | PC/SP画面、部品、原稿、仕様 | 画面実装、テーマ化、更新機能、検証 |
| 構成から相談 | ページ構成、顧客の目的、素材 | 設計、デザイン、CMS構築、公開 |
| 既存サイトを変更 | 現状のコード、管理情報、変更要望 | 調査、追加設計、実装、既存機能の確認 |
比較する見積もりは、この開始工程と完成条件をそろえることが先です。HTML支給の最低料金と、デザインから一式を依頼する金額を並べても、同じ仕事の価格差にはなりません。工程を取り違えると、安く見えた見積もりに社内の実装工数や追加費用を後から足すことになります。
公式の公開料金例は、含まれる作業とセットで読む
2026年11月2日に公式ページで確認した例を示します。「~」は最低額として案内されている表記です。必要な機能やデータ、納品条件によって変わるため、表示金額だけを顧客案件の予算へ転用せず、今回の範囲で正式な見積もりを取得してください。
| 公表元・メニュー | 公開料金 | 比較するときの注意 |
| ファーストネットジャパン:WordPressセットアップ・テーマ作成 | 70,000円~(税別) | デザインや各ページの制作料金とは分けて掲載。対象範囲を要確認 |
| ワプツク:HTMLデータプラン | 29,800円~(税別・基本料金) | HTMLデータ支給が前提。個別機能や数量の条件を要確認 |
| ワプツク:デザインデータプラン | 63,800円~(税別・基本料金) | デザイン支給からのHTML実装・WordPress化。基本料金と追加作業を区別 |
| ノイズ:カスタマイズ代行 | 10,000円+税~ | 部分的なカスタマイズの最低額。個別機能の完成費用を一律に示す額ではない |
確認先:ファーストネットジャパンの工程別料金、ワプツクの料金プラン、ノイズのカスタマイズ料金。複数社の価格を並べていますが、依頼条件が異なるため、そのまま安さの順位にはできません。
基本料金に何ページまで含むか、共通部分をどこまで作るか、検証や設置が含まれるかは、メニューごとに確認します。公開単価を単純に足しても、同じ作業を二重に数える場合や、必要な作業が抜ける場合があります。一式プランと工程別単価のどちらで見積もっているかも合わせましょう。
デザイン支給とHTML支給で変わる費用を分ける
デザインを渡す場合、HTMLとCSSで画面を組み立てる作業に加え、状態別の表示やレスポンシブ対応が必要です。PCとスマートフォンのデザインがあるか、メニューが開いた画面やフォームの入力エラーが設計されているかを確認してください。画面が不足していると、外注先が設計を補う作業が発生する場合があります。
HTML支給の場合も、データを渡せば必ずそのままCMS化できるとは限りません。共通部品の構造、画像パス、既存のJavaScript、フォームの送信先などがWordPress化に関係します。支給コードの不具合修正や整理を含むのか、現状を前提に組み込むのかを依頼時に明示しましょう。
社内でHTMLを作る方法と外注先へまとめる方法を比較するなら、外注費だけでなく、自社の作業と連絡・受け渡しの負担も別に見ます。二社へ分けるときは、デザイン変更後の反映先、仕様の質問先、最終検証の担当を決めておくと、境界にある作業を見落としにくくなります。
ページ数より、テンプレートの種類と状態を数える
同じ20ページでも、同じ型へ原稿を入れる20ページと、すべて独自の画面がある20ページでは作業が異なります。トップ、固定ページ、投稿の一覧・詳細、検索結果、問い合わせなど、表示の型を一覧にしてください。見積書にあるページ数が、制作する型の数なのか、原稿を登録する数なのかを確認します。
| 数量の単位 | 数え方の例 | 別に確認するもの |
| テンプレート | トップ、事例一覧、事例詳細、会社案内 | 固有レイアウト、スマートフォンの表示 |
| 表示状態 | 通常、0件、画像なし、長いタイトル | 表示の上限、折り返し、並び順 |
| 原稿登録 | 事例や固定ページに入力する件数 | 画像加工、リンク整備、確認作業 |
| 共通部品 | ヘッダー、メニュー、CTA、フッター | 設定場所、使い分け、表示条件 |
見積もり段階で全原稿がそろわない場合は、代表的な原稿と最大に近い分量を渡します。最小の例だけで画面を承認すると、実際のデータが入った後に見直しが必要になることがあります。完成後の表示を確認できるサンプルと、後から届く資料の予定を発注元が整理しましょう。
投稿型と入力項目は、顧客の更新操作で見積もる
WordPressに投稿を一つ追加する作業と、事例専用の投稿型を設計する作業は同じではありません。事例の名称、説明、写真、分類、公開日、表示順など、顧客が入力する項目を先に整理します。項目の数だけでなく、必須・任意、選択式、複数画像、繰り返しの有無が設計に関係します。
例えば店舗情報を登録するなら、住所を文章で入力するだけか、都道府県や営業時間を別々の項目で持つかで、一覧表示や絞り込みの方法が変わります。実現したい表示から逆に必要な情報を整理し、入力側と閲覧側が同じ仕様を見て話せる状態にすると、見積もりの前提を合わせやすくなります。
ブロックを自由に組み替える構成と、決まった入力欄で形を固定する構成も区別します。どちらが常に安いとは言えません。更新担当者が必要とする自由度、表示ルール、再利用する部品、説明資料を確認し、管理画面から何ができれば納品完了かを決めましょう。
権限・承認・公開予約を追加する場合の確認点
顧客の担当者全員が同じ操作をするとは限りません。入力する人、内容を承認する人、公開を決める人が分かれるなら、標準の権限で足りるか、追加の設計が必要かを確認します。管理画面のメニューを隠すだけなのか、操作そのものを制限するのかも、目的に応じて区別してください。
見積もりには、誰がどの情報を閲覧し、登録、変更、削除、公開できるかを記載します。担当者の交代、公開予約、公開を取り消す操作など、必要な運用があれば含めましょう。権限を持つアカウントごとに確認する工程が必要になるため、機能の追加と検証の数量を一緒に考えることが大切です。
カスタマイズ費用は、機能名から固定価格にしない
「検索機能」でも、文章全体から探すのか、複数条件で絞り込むのか、表示順を指定するのかによって必要な作業が違います。検索対象の情報、条件の組み合わせ、0件のときの表示、ページ送りまで示します。既存プラグインの設定で足りる場合と、処理を追加する場合を同じ費用として扱わないようにしましょう。
フォームや外部サービス連携も、入力画面だけで完成とは限りません。情報の保存先、通知先、確認画面、エラー、送信が重複した場合、接続先が止まった場合の扱いを整理します。外部サービスの利用料金とWordPress側の開発費も分けておくと、初期費用と毎月の支出を見誤りにくくなります。
追加機能が既存コードに影響する場合は、実装前の調査が必要になることがあります。見積もり相談、調査、設計、実装、検証のどこまでが有償かを確認してください。調査後に対応できないと分かった場合も、何を成果として受け取り、どの費用が発生するのかを先に合わせておくと判断しやすくなります。
データ移行とURL維持は、新規構築と別の作業にする
既存記事を残して新しいテーマへ切り替える場合、記事本文が移れば完了とは限りません。画像、添付ファイル、カテゴリ、投稿日時、カスタム項目、内部リンク、検索結果で使われるURLなど、保持する情報を一覧にします。移行前後で誰が何を確認するかも見積もりの対象です。
原稿をそのまま取り込めるのか、新しい入力欄へ人が整理し直すのかで作業は変わります。移行する件数とデータ形式を伝え、例外のある記事をサンプルとして渡してください。URLが変わる場合は転送先の対応表と公開前後の確認を分け、既存URLを維持する場合も実際に同じ場所へアクセスできるか検証します。
作業中も本番サイトが更新されるなら、どの時点のデータを移すか、公開直前の差分をどう取り込むかを決めます。古い検証データで最新の記事や申し込みを上書きしないため、コードの反映とデータの反映を切り分ける方法を相談しましょう。移行の手順と公開日の役割分担まで必要な作業として整理します。
検証・設置・操作説明を見積もりから落とさない
制作会社が顧客へ納める前には、公開画面だけでなく、管理画面から入力して結果が変わることを確認します。表示を整える検証と、更新機能の検証を分け、実際の原稿、長文、画像なし、権限の違いなど必要な条件を挙げてください。検証を外注先と発注元のどちらが担当するかで、見積もりに含まれる作業も変わります。
テーマファイルの納品と、指定サーバーで使える状態にする設置は同じではありません。環境設定、必要なプラグイン、公開時の切り替え、フォームの確認を含むかを確認します。公開後に戻す必要がある場合の手順や、問い合わせを受ける窓口も、作業開始前に決めておくことが大切です。
操作説明は、資料だけ、オンラインでの説明、顧客への同席など、必要な形を指定します。見積もりに記載がなければ、後から当然に含まれるものとして扱わず確認しましょう。説明対象の機能、参加者、質問への対応期間が分かれば、外注先も準備する作業を判断しやすくなります。
外注費と制作会社側の管理作業を分けて考える
顧客からの受注金額と外注先へ支払う構築費は同じではありません。制作会社側には、顧客の要件整理、資料回収、仕様の承認、原稿確認、外注先への指示、検収、公開判断などの作業が残る場合があります。外注した工程と、自社が担当する工程を別に管理して予算を考えてください。
外注費へ一律の比率を掛ければ受注価格が決まるとは限りません。顧客の確認回数、資料の未確定部分、複数担当者の調整、既存環境の複雑さで必要な管理作業は変わります。社内の見積もりでは、顧客対応、制作管理、最終確認を誰がどの範囲で担うかを明示しておくと、外注先の金額との重複を確認できます。
相見積もりには、同じ数量票と依頼条件を渡す
複数社へ相談する際は、説明する案件の範囲を統一します。片方へはデザインが確定した前提、もう片方へは設計も必要な前提を渡すと、金額だけを比較しても意味がありません。まだ決まっていない項目は未確定と書き、確定後に見積もりが変わる条件を示してもらいましょう。
| 見積もり依頼票 | そろえて渡す内容 |
| 支給物と状態 | 完成デザイン、完成HTML、仮原稿、未確定資料 |
| 制作する型 | テンプレートと画面幅、共通部品、例外表示 |
| 更新する情報 | 投稿型、入力項目、分類、表示順、登録件数 |
| 利用者 | 入力、承認、公開、閲覧の担当と権限 |
| 追加機能 | 操作の流れ、期待結果、失敗時の動作 |
| 移行 | 対象データ、件数、URL、公開前の差分 |
| 検証と公開 | 確認項目、設置環境、反映日、切り戻し |
| 納品と継続費用 | コード、設定、資料、ライセンス、保守 |
| 進行条件 | 顧客確認日、回答期限、仕様変更の承認者 |
仕様票に正確な技術用語を並べることより、顧客が行いたい操作を伝えることが大切です。判断できない部分は質問として残し、外注先に確認してもらう範囲に含めます。必要な設計を無料で済ませる前提にせず、見積もりを出すための調査と、その後の実装を分けられるかも相談してください。
見積差額は「含む・別途・自社担当」で読み解く
見積書を受け取ったら、総額の前に項目の不足と重複を確認します。CMS構築に含まれる設定が別の行でも計上されていないか、一式価格の外に必要な検証や公開作業が残っていないかを見ます。安い会社が必要な仕事を省いているとは限らず、自社が用意する資料や使う仕組みの違いで差が出る場合もあります。
| 確認する差 | 外注先へ尋ねること |
| 一式価格と工程別価格 | 同じ作業を二重に計上していないか |
| 検証・設置の記載なし | 料金に含むか、自社担当か、別見積もりか |
| 調査が必要な既存機能 | 調査後に金額が変わる条件と判断時点 |
| 有料サービスの利用 | 初期設定費、利用料、更新・名義の担当 |
| 修正対応 | 当初仕様への調整と新しい要求の区別 |
不明な項目をそのまま金額で比較せず、追加見積もりか条件の追記を依頼します。確認の結果、予算に収まらない場合は、対象機能や納品範囲を整理し直してください。必要な仕事を後工程へ押し出すだけではなく、今回公開するものと次の段階で作るものを顧客と合意することが大切です。
追加費用を減らすには、変更の判断点を設ける
費用を抑えたい場合は、構成と更新仕様を先に確定し、代表的な画面で方向性を承認してから展開する方法を検討します。顧客の意見を発注元でまとめ、同じ画面へ相反する指示を送らないことも重要です。資料の確定日と回答期限を共有すると、外注先が着手できる条件を判断しやすくなります。
修正回数だけで追加費用の有無は決まりません。元の仕様への不適合を直す作業、文章や画像の微調整、承認後に投稿型や画面を増やす変更を分けます。追加する作業、影響する既存機能、金額、納期を整理して承認し、その後に着手する流れにすると、顧客と外注先の説明がそろいます。
WordPressの外注条件を整理してFNJへ相談する
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ファーストネットジャパンの下請け・外注向けLPでは、WordPressや各種CMS、デザイン、Webアプリ開発などの工程を相談できます。支給できる資料と必要な更新機能をまとめ、WordPress部分だけを任せる場合と、周辺の画面制作も含める場合を分けて伝えると、今回の案件の見積もりを確認しやすくなります。
LPの公開最低料金だけで予算を確定せず、テンプレート、入力項目、移行、検証、納品物を確認してください。顧客窓口、名義、実績掲載、公開作業、継続保守の担当も案件ごとに合わせます。外注先の比較は、同じ条件を渡し、完成時に何を受け取るかが分かる状態で行いましょう。
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よくある質問
WordPressの外注費用は何で変わりますか?
開始工程、テンプレート数、投稿型、入力項目、権限、追加機能、データ移行、検証、公開作業などで変わります。ページ数だけで比較しないことが大切です。
HTMLを支給すると安くなりますか?
画面実装の作業が減る場合がありますが、支給コードの品質や必要な修正によります。HTMLの確認、テーマ化、更新機能のどこまでを含むか確かめましょう。
公開されている基本料金で制作できますか?
基本料金は条件付きの最低額である場合があります。必要な画面、機能、支給物、設置・検証の範囲を示し、今回の正式見積もりを取得してください。
カスタマイズの料金は機能ごとに決まっていますか?
同じ機能名でも既存構造、入力や表示の条件、外部連携によって変わります。調査、設計、実装、検証に分けて確認すると比較しやすくなります。
外注先の金額をそのまま顧客へ提示できますか?
発注元に要件整理、顧客対応、資料回収、検収、公開管理などの作業が残る場合があります。外注費と自社の担当工程を分けて受注予算を検討してください。
相見積もりで何をそろえるべきですか?
支給物、テンプレートと更新仕様、追加機能、移行件数、検証、納品物、継続費用をそろえます。含む作業、別途作業、自社担当を分けて比較しましょう。
まとめ
制作会社・広告代理店がWordPress案件を外注するときは、顧客の要望を画面と更新仕様へ分け、自社と外注先の担当を明確にしましょう。料金や実績だけで選ばず、支給する資料、検証する操作、納品後の引き継ぎまで同じ条件で確認することが大切です。必要な工程を整理して相談すると、案件に合う制作体制と見積もりを検討しやすくなります。
制作会社・広告代理店のWordPress外注をサポート
WordPressの構築、既存サイトの改修、必要な一部工程まで。支給資料と希望する機能・納期をもとにご相談いただけます。