ホームページ公開後の保守が重要な理由・必要性とは? 作業内容や費用相場を解説

ホームページ保守

ホームページ制作が終わって公開したらそれで完結ではなく、本格的な運用スタートとなるため、継続的な保守管理が必要不可欠となります。

とくに企業のコーポレートサイトやブランドサイトを運営する場合、公開後の保守が不十分だと信頼性が低下し、ブランドイメージが悪くなるリスクがあります。定期的にホームページの保守・メンテナンスを行うことで、ユーザーの利便性・信頼性の向上に直結し、セキュリティ対策を強化することで安全な運営を継続することができます。

そこで、この記事ではホームページの保守が重要な理由と具体的な作業内容について詳しく解説します。ホームページの保守を依頼する際の業者選びのポイントや費用相場、高品質な保守サービスを提供できるおすすめのIT企業もご紹介しますので、ぜひ最後までお読み下さい。

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目次

ホームページ保守の作業内容

ホームページ保守 作業内容

自社のホームページを安全に運用してユーザーとの信頼関係を維持するためには、定期的な保守・メンテナンスは必須となります。ここでは、ホームページ保守の具体的な作業内容について解説します。

WordPress・EC-CUBE・プラグインのアップデート

WordPressやEC-CUBEなどのCMS (コンテンツ・マネジメント・システム) でホームページを運用している場合は、本体とプラグインのアップデートを定期的に行う必要があります。

アップデートを欠かさず行うことでプラグインの機能が正常に稼働し、セキュリティ対策を強化して安全に運営することができます。

SEO対策・アクセス解析・改善施策 (Webマーケティング)

ホームページはただ公開するだけではなく、ユーザーからのアクセス数を増やして企業やブランドの認知度向上の効果を高めることが重要です。そのために必要不可欠となるのが、Googleの検索エンジンで上位に表示されるためのSEO対策・アクセス解析・効果測定・改善施策などのWebマーケティングです。

Webマーケティングをこまめに行うことで、Web集客と売上増加の大きな成果に繋げることができます。

最新のWebブラウザや端末で快適に閲覧できるように適切な対応

インターネット上にはGoogle Chromeをはじめ、Firefox・Microsoft Edgeなど、新しいWebブラウザが次々に登場しています。保守作業では最新のWebブラウザで快適に表示されるためのテスト・確認作業も必要不可欠となります。

さらに、スマホやタブレットでも快適に閲覧できるように、レスポンシブWebデザインによるモバイルフレンドリー対応も必須となります。

ホームページのコンテンツ内容の見直し・修正・更新

定期的にホームページのコンテンツ内容を見直し、適宜修正や更新作業を行うことも重要です。移転した場合や、電話番号が変更された場合は、速やかに最新情報に書き換える必要があります。古い情報が残っていると、ユーザーが混乱して信用を落としてしまうのでご注意下さい。

ユーザーに有益なお役立ち情報を掲載し、事例紹介記事 (例:リフォームや新築など) を更新することで、ユーザーからの注目が集まり、高い信頼を得ることができます。

サーバー・ドメインの管理・更新

ホームページ運用を安定的に継続させるには、契約先のレンタルサーバーや独自ドメインの管理・更新も重要です。更新手続きを忘れると契約期間が終了し、ホームページが表示されなくなり、独自ドメインが使えなくなりますのでご注意下さい。

サーバーの稼働状況をチェック

サーバーの稼働状況をチェックして、サーバーダウンが発生しないように監視します。その具体策として、監視ツールを導入して24時間365日体制で稼働状況を見守る方法があります。万が一、異常が発生した場合でも、自動的にメールで通知される仕組みを整えておくことで、迅速な対応が可能となります。

セキュリティ対策

近年は不正アクセスやサイバー攻撃など悪質な手口が横行しているため、セキュリティ対策を万全に整えることが重要となります。セキュリティ対策では、次のような手法があります。

  • Webブラウザとサーバー間の通信を暗号化するためのSSL証明書の導入
    (導入後は契約期間を確認して有効期限までにその都度更新手続きを行う)
  • ログイン画面に二段階認証の導入
    (IDとパスワードに加え、さらにもう1つ別の認証要素の組み合わせ)
  • スワードを強化 (ランダムに長いパスワードを設定・パスワードの使い回しをしない)
  • スパム対策 (フィッシング詐欺やマルウェア感染を防ぐための対策)
  • 不正アクセス防止対策 (検知ツールの導入など)

重要なデータのバックアップ

ホームページには企業やブランドに関する重要なデータが含まれています。とくに会員制サイトやECサイトには顧客情報が追加されるため、紛失しないように慎重に取り扱う必要があります。

ホームページのコンテンツや、顧客・商品などの情報が含まれたデータベースのバックアップを定期的に取っておくことで、データの紛失や改ざんを防ぐことができます。

システムやWebツールの動作確認

ホームページに予約・会員登録・注文フォームなどのシステムが組み込まれている場合、定期的にシステムやWebツールの動作確認も必要となります。

正常に動作しない場合、ユーザーからの予約や注文に支障が出て、ユーザーとの信頼関係を損ねてしまうだけではなく、結果として貴重なビジネスチャンスを逸する可能性があります。定期的に動作確認を行うことでシステム不具合を早期発見し、早期改善されることでビジネスの成果にも直結します。

作業内容に関する報告書の提出

ホームページの保守を業者に依頼する際には、「具体的にどのような作業をしたのか」を証明するために、報告書を提出してもらいます。長期契約の場合は、月1回など定期的に報告書を提出してもらうこともあります。

書面に残しておくことで作業内容の詳細を把握できるようになり、業者とのより良い信頼関係を築くことができます。

ホームページの保守が必要不可欠な5つの理由

理由

ホームページを制作して公開するだけでは、安定的な運用やWeb集客の効果を得るのは難しいです。公開後に何もしないままホームページを放置すると、セキュリティリスクが高くなり、古い情報が残っているとユーザーとの信頼関係が崩れてしまうこともあります。

定期的に保守作業を行うことでさまざまなリスクを回避し、安全な運用を継続することができます。ここでは、ホームページの保守が必要不可欠な5つの理由について、詳しく解説します。

機能の不具合やレイアウト崩れを防ぐため

ホームページ公開後に何もせず放置すると、Webシステムの機能に不具合が生じ、レイアウトが崩れて見づらくなることがあります。また、最新のWebブラウザで正しい表示されないといった不具合が生じることもあります。

定期的にシステムメンテナンスやWebページの動作チェックを行うことで、さまざまな不具合を早めに改善し、快適な閲覧環境となります。

セキュリティを強化してサイバー攻撃や不正アクセスのトラブルを防ぐため

サイバー攻撃や不正アクセスは大企業のホームページでよくありがちなトラブルですが、中小企業のコーポレートサイトや小規模なネットショップでも例外ではありません。

定期的に適切な保守作業をしておかないとセキュリティの脆弱性を突かれてしまい、ホームページに掲載された内容が改ざんされ、重要な情報が外部に漏れるなどのリスクが高くなります。

以下のような対策を講じることでセキュリティを強化し、ホームページを安全に運用することができます。

    • セキュリティ診断
    • 脆弱性スキャン

 

    (Webシステムやネットワーク上におけるセキュリティの欠陥や設定ミスを自動的に検出する仕組み)

  • SSL証明書の発行
  • サーバーの監視 (サーバーの稼働状況を定期的にチェック)
  • その他の管理作業 (FTPアカウント・DNSサーバー・データベースサーバー・メールサーバーなど)

企業やブランドの信頼を高めるため

ホームページに掲載された情報が古いとユーザーに不信感を与える要因となり、企業やブランドの信頼性を損なう可能性があります。定期的に保守作業を行い、古い内容を最新情報に書き換えることでユーザーの興味関心を引き寄せ、新しい顧客を獲得できるチャンスも広がります。

ユーザーの利用満足度向上を実現するため

長期間に渡ってホームページを放置すると、リンク切れや表示速度低下などの問題が発生し、ユーザーの離脱率が高くなります。

Webページの表示速度は3秒以内を目安として、専用のツールを活用して測定します。Webページの表示が遅い場合は、画像サイズの圧縮やファイル形式を変更して最適化を図ります。CSMでホームページを運用している場合は、不要なプラグインを外すことで改善されるケースも多いです。

定期的に適切な保守・メンテナンスを行うことで、快適な閲覧環境を維持できるようになり、ユーザーの利用満足度向上にも直結します。

ホームページの長期的な運用コストを削減するため

ホームページの公開後に、適切な保守・メンテナンスを行わずに放置すると、セキュリティリスクが高くなり、システムの不具合が発生して、修復作業に時間と労力を費やし、高額なコストがかかることもあります。

早めに保守作業を行い、定期的に継続することで不具合を最小限に抑え、長期的な運用コストを削減することができます。

ホームページ保守費用の内訳と費用相場

ホームページの安全な運営を維持するには、保守・メンテナンスを継続的に行うことが重要です。しかし、保守にかかる費用はホームページの規模や作業内容によってそれぞれ違いがあるため、業者に依頼する前に費用相場を把握しておくことをおすすめします。

ここでは、作業内容別・ホームページの規模別の費用相場を見ていきます。

ホームページ保守の作業内容別の費用相場

ホームページ公開後の保守には、以下のようにさまざまな作業が含まれます。実際にかかる費用は作業の内容・難易度・作業量によって変動しますが、一般的な費用の目安を把握しておくと予算が立てやすくなり、業者選びの参考にもなります。

ホームページ保守作業内容 月額費用の目安 備考
ソフトウェア・CMS・
プラグインのアップデート
5,000円 ~ 15,000円程度 WordPressなどのCMS更新作業
SEO対策・アクセス解析・
改善施策
(公開後のWebマーケティング)
10,000円 ~ 30,000円程度 SEO対策・アクセス解析・改善提案など
定期的に繰り返して行うWebマーケティングが含まれる
表示確認・Webブラウザ・
端末対応
5,000円 ~ 10,000円程度 スマホ・タブレット対応
(モバイルフレンドリー対応)
コンテンツ更新・修正 5,000円 ~ 50,000円程度 コンテンツの内容・ページ数・
修正作業の量によって料金が変動する
サーバー・ドメイン管理
・更新
3,000円 ~ 10,000円程度 契約更新や設定調整などが含まれる
契約月 (初月) は別途初期費用が発生する場合がある
サーバー稼働状況のチェック 3,000円 ~ 8,000円程度 サーバーの稼働状況の監視・障害発生有無に関する監視・
ログ確認作業など
セキュリティ対策 5,000円 ~ 20,000円程度 脆弱性対策・サイバー攻撃防止対策・
スキャンなど
データのバックアップ 3,000円 ~ 10,000円程度 外部クラウド (パブリッククラウド) の場合は
追加で別途費用が発生することがある
システム・Webツールの
動作確認
5,000円 ~ 15,000円程度 メールフォームや予約フォームなど
システムやツールの動作確認
作業報告書作成 3,000円 ~ 8,000円程度 月次報告書の作成や改善施策の提案など

ホームページの規模別の費用相場

次にホームページの規模別に、保守にかかる費用の相場を見ていきます。ページ数が多く高機能なシステムを導入している場合は、保守・メンテナンスの作業量が増えるため、月額費用が高額になります。緊急時のトラブル対応や追加で作業が必要となった場合は、別料金がかかる場合があります。

ホームページの規模 (サイト構成) 月額費用の目安 備考
小規模サイト
(10ページ前後で構成された
簡易的なコーポレートサイトなど)
5,000円 〜 15,000円程度 コンテンツ更新作業や簡単な修正作業が中心
中規模サイト
(20ページ ~ 50ページ程度で
構成されたwebサイト・
ブログや多彩なコンテンツあり)
15,000円 ~ 40,000円程度 SEO対策・アクセス解析などのWebマーケティングや
コンテンツの更新作業
大規模サイト
(50ページ以上で構成された
大規模なWebサイト・ECサイト・
予約管理や受発注管理などの
システムも含まれる)
40,000円 ~ 100,000円程度 システムの保守・メンテナンス・
セキュリティ対策などの定期的な改善施策

ホームページの保守サポートが万全なおすすめの制作会社5選

株式会社ファーストネットジャパン【大阪・東京】

ファーストネットジャパン

公式サイト:https://gelatocms.com/

大阪・東京のファーストネットジャパンでは、ホームページ制作・システム開発専門の会社として創業25年以上もの確かな実績が強みです。ホームページ制作・保守サポートでは建設・不動産・製造業・宿泊施設 (旅館・ホテル)・旅行・美容・健康・教育・士業など、多彩な業界向けに豊富な実績があります。

ホームページ制作後は運用・保守・管理・メンテナンス・改善施策まで自社一貫体制なので、安心して依頼できます。Googleの検索上位に表示させるためのSEO対策・Web広告運用・SNS運用・ブランディングなどのWebマーケティングや、プロモーシション施策も安心しておまかせできます。

  • Webデザイン制作からWeb集客・保守・メンテナンスまでワンストップ
  • コーポレートサイト・ECサイト・LP・ポータルサイトなど多彩なジャンルのWebサイト制作と保守サポートに対応
  • 綿密なWebマーケティングと保守サービスでホームページの信頼性と集客効果を最大化
会社名/サービス名 株式会社ファーストネットジャパン
所在地 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
東京都港区港南2-17-1 京王品川ビル2F C-40
設立年月 2004年12月
主なジャンル Webサイト制作・SEO対策・Web広告運用・Webマーケティング・システム開発・保守・メンテナンス

株式会社ZeroPlus【札幌】

社ZeroPlus

公式サイト:https://0plus.jp/

札幌市のZeroPlus (ゼロプラス) は、ホームページ制作・モバイルアプリ開発・保守サポート専門の会社として2022年に設立されました。創業年数はまだ浅いですが、札幌市周辺の地域密着型の制作会社・開発会社として、迅速・丁寧な対応力には定評があります。

社名は「ゼロからプラスを」という意味で、「Web技術の枠を超えて豊かなコミュニティを育み、新しい付加価値を創造」との願いが込められています。

ZeroPlusではホームページ企画・Webデザイン制作・コーディング・Webマーケティング・公開後の運用・保守までワンストップ対応です。ホームページ制作と保守サポートでは地元の不動産会社やクリニックのコーポレートサイトなど、着実に実績を積み上げています。

  • モバイルフレンドリー対応でホームページの信頼性を確保
  • Webシステム構築・保守・メンテナンス・機能改善まで自社一貫体制
  • ホームページ運用やWebマーケティングを含めた幅広い保守サービスを展開
会社名/サービス名 株式会社ZeroPlus
所在地 北海道札幌市中央区南8条西12丁目2番10号
設立年月 2022年9月
主なジャンル Webサイト制作・アプリ開発・保守・デザイン開発・SNS運用・DX支援

株式会社ブイ・クルーズ(V・CREWS)【京都】

v-crews-hosyu

公式サイト:https://www.v-crews.co.jp/

京都市のブイ・クルーズ (V・CREWS) では、「ビジネスを成功に導くWebサービスの構築」をモットーに、ホームページ制作からwebアプリ開発・採用プロモーション支援まで幅広く対応しています。

ホームページ制作では、ユーザビリティ (Webサイトの使いやすさ) とSEO対策に注力し、各種企業のビジネスニーズに沿った成果物を提供しています。制作後の保守サービスにも注力し、既存サイトのモバイルフレンドリー対応や、既存システムの機能改善まで、万全なサポート体制です。

デジタルマーケティングにも特化しており、「ホームページ公開後にWeb広告を運用したい」といった幅広いニーズにも柔軟に対応できるのが強みです。

  • BtoB (企業間取引) 向けのホームページ制作や業務システム開発・保守の実績が豊富
  • ホームページやWebアプリを安全に運用するためのセキュリティ対策にも特化
  • ホームページ公開後も各種企業のビジネス成長に向けて最適なWeb戦略を実現
会社名/サービス名 株式会社ブイ・クルーズ/V・CREWS
所在地 京都府京都市中京区高宮町206番地 御池ビル7階B
設立年月 2017年8月
主なジャンル Webサイト制作・Webアプリ開発 (カスタム開発・アップデート・保守)・各種コンサルティング・ブランディング支援・採用支援

株式会社リコネクト【広島】

リコネクト

公式サイト:https://www.rcnt.jp/

リコネクト (Recconect) では、「広島の街のホームページ屋さん」として、「Webサイト制作事業を通じて社会との繋がりを大切に地域活性化」をモットーとしています。

ホームページ制作ではWordPressによるサイト構築や、完全オリジナルのレスポンシブWebデザインも得意としています。もちろん制作が完了した後の保守・メンテナンスにも注力し、WordPress本体とプラグインのアップデート・Webシステムの動作確認・機能改善・SEO対策までワンストップ対応です。

ホームページの安全な運営を維持するための「運用サポートプラン」を設けており、更新作業・サーバー管理・独自ドメイン管理・アクセス解析込みで月額5,500円 (税込) からのリーズナブルな料金体系です。

  • ホームページの保守サポートはサーバー管理からプレミアムまで5種類の料金プランを用意
  • データの改ざん防止対策としてSSL導入のセキュリティサービスを提供
  • 地域密着型の「Webドクター」としてホームページ制作から保守まで一気通貫
会社名/サービス名 株式会社リコネクト/Reconnect
所在地 広島県広島市西区横川町3丁目12-10 村上ビル4F・5F
設立年月 2013年7月 
主なジャンル Webサイト制作/運用/保守/管理/更新サポート・SEO対策

アプテック株式会社【横浜】

アブテック

公式サイト:https://apteq.jp/

横浜市港北区のアプテックは、ホームページ制作・ECサイト制作・保守・メンテナンスサービス専門の会社です。

CMSの代表格であるWordPress・EC-CUBEによるサイト構築に特化し、オプションで保守契約を追加することで、プラグインのアップデートや運用改善まで丁寧にサポートしています。保守契約後は定期的に報告書を作成して作業内容をこまめに報告し、今後の改善施策の提案も行い、ホームページの安全な運用とWeb集客の効果を最大化します。

アプテックでは業務系システム・Webアプリ開発にも豊富な実績を持ち、ホームページやECサイトへの組み込みも可能です。導入後の保守・メンテナンス・機能改善も完全自社対応であるため、安心して依頼できます。

  • ホームページ制作・保守・ソフトウェア開発で15年以上の確かな実績
  • 保守契約後は定期的に作業報告書を提出
  • 内部SEO対策・アクセス解析・システム機能改善など幅広く対応
会社名/サービス名 アプテック株式会社
所在地 横浜市港北区新横浜2-15-10 YS新横浜ビル5F
設立年月 2008年10月
主なジャンル Webサイト制作・ECサイト構築・Webシステム開発・保守

ホームページ保守業者の選び方

選び方

ホームページの保守を業者に依頼する際に、「料金が安いから」といった単純な理由で選ぶのはおすすめできません。保守サービスの内容や、業者の対応スピードを重視すべきです。ここでは、ホームページ保守の業者選びのポイントを解説します。

サービス内容が自社の求めるニーズに合っているか

業者ごとに具体的なサービス内容にはそれぞれ違いがあります。自社のホームページを安全な運用を継続するために、どのような保守作業が必要なのかをじっくり考えてみて下さい。

たとえば、自社のホームページに顧客管理機能のWebシステムを導入している場合、顧客情報の外部漏洩を防ぐためのセキュリティ対策は必須となります。事前に各業者のサービス内容や得意なジャンルを把握して、自社にとって必要な保守作業に対応できるかどうか、契約前には入念に確認しましょう。

適正な料金体系か

ホームページの保守作業は各社で独自に料金体系が定められています。契約期間が長い場合、業者によっては長期割引が適用されることがあります。

複数社で相見積もりを比較する際には、料金が極端に安い業者には注意が必要です。保守サービスの対応範囲が限定されている場合があり、いざという時に緊急トラブルには対応してもらえないといったデメリットをもたらすリスクがあります。

業者選びの際には作業内容と料金の釣り合いが取れているか、限られた予算の範囲内で必要なサービスを受けられるかどうかをしっかり見極めましょう。依頼する前に保守作業の費用相場を把握しておくことで、適正な料金体系かどうかを判断しやすいです。

対応スピードの速さ

万が一、「ホームページが表示されない」「予約フォームがシステム障害で使えなくなる」といったトラブルが起きても、すぐに対応してくれる業者なら安心です。複数社で対応スピードを比較しておくことで、サービス品質だけではなく料金が妥当かどうかを見極めやすくなります。

ホームページ保守の実績

ホームページ保守について、どのような実績があるのか事前に確認しましょう。実績を確認する際の重要ポイントは以下の通りです。

  • 自社と同じ業種 (または類似した業種)のホームページ保守実績の有無
  • どのような種類のホームページ保守に対応しているのか (コーポレートサイト・会員制サイト・ECサイトなど)
  • どのようなジャンルの保守作業に特化しているか (セキュリティ対策・Webマーケティング・コンテンツ更新作業など)

ホームページの保守に関するよくある質問5つ

よくある質問

ホームページ公開後の保守作業にまつわるさまざまな疑問点をここで解消しましょう。

ホームページの保守をしないで放置するとどんなリスクがある?

ホームページ公開後の保守作業を怠った場合は、以下のようなリスクがあります。

  • WordPressなどのCMSでホームページを運用する場合、本体やプラグインのアップデートをしないまま放置することで脆弱性 (セキュリティ上の欠陥) のリスクがある
  • ホームページに古い情報が掲載されることで企業やブランドの信頼性が低下するリスクがある
  • サイバー攻撃や情報漏洩などのリスクがある
  • Googleの検索上位に表示されにくくなり競合他社に顧客を奪われるリスクがある
  • ホームページの不具合に気づいてから復旧作業を始めると保守作業の手間がかかり、復旧コストが増える

定期的に保守作業を行うことでこのようなリスクを未然に防ぎ、費用の負担を最小限に抑えることができます。

ホームページ保守を依頼する場合、長期契約ではなくその都度依頼できる?

業者ごとにそれぞれ対応が異なりますので、保守作業を依頼する際には料金プランをご確認下さい。業者によってはその都度スポット的に対応できる場合もあります。

ただし、緊急トラブル対応や定期的な保守作業を希望している場合は、長期的な契約の方が料金は割安になる傾向です。

大規模なホームページを運用する場合は長期的な保守契約が適していますが、10ページ程度の小規模なWebサイト運用の場合は、その都度依頼すれば十分です。

10ページ程度の小規模なコーポレートサイトやサービスサイトでも保守は必要?

ページ数の大小に関わらず、ホームページ公開後の保守作業は必要です。以下の項目をチェックして、適切な保守作業を行います。

  • お問い合わせフォームや予約フォームが正常に稼働しているか
  • ホームページに掲載されている内容が古くないか
  • 不正アクセスの有無
  • レンタルサーバーや独自ドメインの契約期間の確認
  • Googleの検索順位が下がっていないか

ホームページ保守の対応範囲は?

ホームページの保守作業は、業者ごとに料金プラン・専門分野・得意なジャンル・対応範囲が異なるため、契約の際には入念にご確認下さい。保守作業では、一般的に以下のような内容が含まれます。

  • WordPressなどのCMS本体やプラグインのアップデート
  • セキュリティ対策 (SSL対応・不正アクセスの監視・ホームページの改ざん防止対策・サイバー攻撃防止対策など)
  • データのバックアップ
  • SEO対策・アクセス解析などのWebマーケティング
  • Webシステムの動作チェック・修正作業・リニューアル (メールフォームや注文フォームなど)

保守契約を解約した場合、ホームページはどうなる?

保守契約を途中で解約した場合でも、引き続きインターネット上に公開され、ホームページ運用は可能です。ただし、保守契約を解約した後は、セキュリティ対策・データのバックアップ・CMSのアップデート・レンタルサーバーや独自ドメインの管理を自社ですべて行う必要があります。

ホームページ公開後の保守が重要な理由・必要性とは? 作業内容や費用相場を解説 まとめ

この記事では、ホームページ公開後の保守について、具体的な作業内容やその重要性について解説しました。記事でもお伝えした通り、ホームページを公開したらそれでゴールではなく、公開後は保守作業を継続することが重要です。

セキュリティ対策を万全に整え、サーバーやドメインの管理、定期的な更新作業を欠かさず行いましょう。これを繰り返し行うことで、ユーザーからの信頼性が高まり、安全な運用を維持することができます。

自社で保守作業に対応するのが難しい場合は、保守サポートに特化した制作会社への依頼を検討しましょう。業者選びのポイントも解説していますので、今後の参考にしてみて下さい。

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この記事の監修者

代表 齊藤

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、2,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。