WordPressセキュリティ対策会社おすすめ10選|費用・脆弱性診断・選び方【2026年】

WordPressセキュリティ対策会社の比較

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。

WordPressは企業サイト、サービスサイト、オウンドメディアなど幅広いWebサイトで利用されています。一方で、WordPress本体だけでなく、テーマやプラグイン、管理画面、サーバー設定など複数の要素を継続的に管理しなければ、脆弱性を残してしまう可能性があります。

実際に2026年7月には、WordPressの脆弱性「wp2shell」に関してIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が注意喚起を公開し、影響を受けるバージョンについて速やかな更新を推奨しました。

WordPressのセキュリティ対策では、単にセキュリティプラグインを導入するだけではなく、WordPress本体・テーマ・プラグインの更新、バックアップ、不正ログイン対策、WAF、脆弱性診断、改ざん監視などを組み合わせることが重要です。

この記事では、WordPressの脆弱性診断、マルウェア対策、サイト復旧、セキュリティ強化、継続保守などを相談できる会社10社を比較します。WordPressのセキュリティ対策を外部へ任せたい企業のWeb担当者・情報システム担当者は参考にしてください。

この記事でわかること

  • WordPressセキュリティ対策会社10社の違い
  • WordPressで最低限実施したいセキュリティ対策
  • 脆弱性診断・復旧・継続保守の違い
  • WordPressセキュリティ対策にかかる費用の考え方
  • セキュリティ会社を選ぶポイント
  • 自社対応と外注を判断する基準

WordPressの管理を外部へ任せる場合は、料金だけではなく、アップデート、バックアップ、障害対応、セキュリティ対策など「どこまで任せられるか」を確認することが重要です。比較時に確認すべき項目を整理した資料も用意しています。

実務で使える資料
WordPress保守会社
選定チェックリスト

WordPress保守会社を比較・選定するときに確認しておきたい、対応範囲や運用体制を実務用チェックリストにまとめました。

  • WordPress・プラグイン更新
  • 障害・緊急時の対応
  • バックアップ・復旧体制
  • 軽微修正・更新対応
  • セキュリティ対策
  • 契約期間・解約・乗り換え条件

保守会社選定チェックリストをダウンロード

フォーム入力後、メールでダウンロードURLをご案内します(PDF資料・無料)

WordPress保守会社選定チェックリスト

WordPressセキュリティ対策会社おすすめ10選|比較早見表

WordPressのセキュリティ会社には、大きく「脆弱性を診断する会社」「感染・改ざんから復旧する会社」「日常的な更新・監視まで継続して任せられる会社」があります。現在困っていることに合わせて比較してください。

会社名 得意領域 特徴
株式会社ファーストネットジャパン WordPress保守・セキュリティ・Web改修 セキュリティ対策から更新、バックアップ、サイト改修まで継続して相談
株式会社ツクイ・インターナショナル 復旧・マルウェア除去・脆弱性診断 WordPressに特化したWPPLUSセキュリティサービスを提供
GMOプライム・ストラテジー株式会社 脆弱性診断・マネージド運用 WordPress本体・プラグイン・テーマ・サーバーを診断
グローバルセキュリティエキスパート株式会社 WordPress脆弱性診断 ツール診断とセキュリティコンサルタントによる確認を組み合わせる
株式会社セキュアイノベーション 脆弱性診断・SOC WordPress向け脆弱性診断を正式メニューとして提供
株式会社ポルト CMS脆弱性診断 WordPress特有の設定やテーマ・プラグインを対象に診断
株式会社GENZ 脆弱性診断・第三者検証 テーマ、プラグイン、管理画面、権限などを診断
株式会社ネクスト・アクション ハッキング復旧・マルウェア除去 WPレスキューでWordPressの緊急復旧から再発防止まで対応
株式会社サイバーテック WordPress脆弱性診断 診断からリスクの可視化、対策・予防策の提言まで対応
株式会社CyberCrew セキュリティ診断・ペネトレーションテスト WordPressコア・テーマ・プラグインを対象としたセキュリティ診断

掲載順は各社の優劣を示すランキングではありません。2026年10月7日時点で各社公式サイトから確認できる情報をもとに整理しています。契約前には最新のサービス内容、料金、対応範囲を各社へ確認してください。

WordPressのセキュリティ対策会社おすすめ10選

株式会社ファーストネットジャパン|保守・セキュリティ・サイト改修をまとめて相談

ファーストネットジャパン-Webサイト保守管理代行

株式会社ファーストネットジャパンは、大阪・東京を拠点にホームページ制作、システム開発、Webマーケティングなどを提供する会社です。

WordPressでは、本体・テーマ・プラグインの更新、バックアップ、サーバー管理、セキュリティ対策、障害調査などを相談できます。他社が制作したWordPressサイトについても、現在のサーバーやCMS、テーマ、プラグインなどの構成を確認したうえで引き継ぎを検討できます。

特徴は、セキュリティ診断だけで終了するのではなく、その後のWordPress更新、ページ修正、機能追加、サーバー対応などWebサイト全体の保守・改善まで継続して相談できることです。

「専門診断だけを依頼したい」という企業よりも、「WordPressの管理担当者が社内にいない」「現在の制作会社から保守を乗り換えたい」「セキュリティとサイト改善をまとめて任せたい」という企業に向いています。

設立 2004年12月(創業1998年8月)
実績 累計4,000件超
サービス WordPress保守、アップデート、バックアップ、セキュリティ対策、障害対応、サイト改修
推奨企業 WordPressのセキュリティと日常的な保守・改修をまとめて依頼したい企業
電話 06-6777-3688
営業時間 平日9:30〜18:30
所在地 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201/東京都港区港南2-17-1 京王品川ビル2F C-40
URL https://gelatocms.com/service/maintenance/

株式会社ツクイ・インターナショナル|WordPressの復旧・マルウェア除去に対応

株式会社ツクイ・インターナショナルは、WordPress専門サービス「WPPLUS」を運営しています。

WPPLUSセキュリティサービスでは、WordPressサイトの復旧、マルウェア除去、脆弱性診断、バージョンアップ、セキュリティ設定などを提供しています。WordPress本体だけではなく、利用しているテーマやプラグイン、サーバー環境まで対象とした脆弱性診断にも対応しています。

すでにマルウェア感染や改ざんなどの問題が発生しているサイト、古いWordPressを安全に更新したいサイトと相性のよいサービスです。

設立 2006年5月
実績 WordPress復旧・脆弱性診断を継続的に実施
サービス サイト復旧、マルウェア除去、脆弱性診断、セキュリティ対策、WordPressバージョンアップ
推奨企業 マルウェア感染・改ざん・古いWordPressなど具体的な問題を抱えている企業
電話 047-701-5206
営業時間 8:00〜20:00(土日祝も受付)
所在地 千葉県松戸市上本郷3071-204
URL https://security.wpplus.jp/

GMOプライム・ストラテジー株式会社|WordPressの状態を低コストで診断

GMOプライム・ストラテジー株式会社は、WordPressなどのCMSを高速・セキュアに運用する「KUSANAGI」を開発・提供する会社です。

WordPress脆弱性診断サービスでは、WordPress本体、プラグイン、テーマ、サーバーに含まれる脆弱性を診断し、対応方法をレポートします。

公開料金は1WordPressサイトあたり3万円(税抜)で、外部からアクセスできるサイトであれば、WordPress管理画面へログインせずに診断できます。

診断後に本格的な運用を任せたい場合は、KUSANAGIマネージドサービスも選択肢になります。

設立 2002年12月
実績 KUSANAGIを中心とした企業向けWordPress・CMS運用
サービス WordPress脆弱性診断、KUSANAGI、CMSマネージドサービス
推奨企業 まずWordPressの脆弱性を可視化したい企業、大規模サイトの運用体制を整えたい企業
電話 03-6551-2996
営業時間 平日9:00〜18:00
所在地 東京都渋谷区桜丘町12番10号 住友不動産渋谷インフォスアネックス3階
URL https://kusanagi.biz/wordpress-vulnerabilitycheck/

グローバルセキュリティエキスパート株式会社|専門家によるWordPress脆弱性診断

グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)は、サイバーセキュリティ対策を専門とする会社です。

WordPress脆弱性診断では、ツールによる自動診断とセキュリティコンサルタントによる確認を組み合わせています。

WordPress本体の設定、テーマ、プラグインの脆弱性だけでなく、管理画面への総当たり攻撃対策、ユーザーIDが漏えいする可能性、不必要な情報公開なども確認します。

一般的なWordPress保守よりも、専門的なセキュリティ診断を実施したい企業に適しています。

設立 2000年4月
実績 サイバーセキュリティ専門企業として脆弱性診断などを提供
サービス WordPress脆弱性診断、Webアプリケーション診断、プラットフォーム診断、セキュリティコンサルティング
推奨企業 ツール診断だけではなくセキュリティ専門家による確認を求める企業
電話 03-3578-9001
営業時間 平日9:00〜17:30
所在地 東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー10F
URL https://www.gsx.co.jp/services/findrisk/diagnosis_wp.html

株式会社セキュアイノベーション|SOCなど幅広いセキュリティ支援

株式会社セキュアイノベーションは、SOC運営、セキュリティ診断、ネットワーク・システムのセキュリティ支援などを提供する会社です。

2026年8月には、WordPressを取り巻くセキュリティリスクの高まりを背景として、WordPress向け脆弱性診断を正式メニュー化しました。

WordPress本体だけではなく、テーマ、プラグイン、WordPress特有の設定、情報公開などについて既知の脆弱性の影響を確認したい企業に向いています。

設立 2015年10月21日
実績 SOC・脆弱性診断などセキュリティ事業を展開
サービス WordPress向け脆弱性診断、Webアプリケーション診断、プラットフォーム診断、SOC
推奨企業 WordPressだけでなく企業全体のセキュリティ対策も相談したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 沖縄県那覇市上之屋1丁目18番36号 沖縄映像センタービル3F
URL https://www.secure-iv.co.jp/news/25548

株式会社ポルト|WordPressをはじめとするCMSに特化した脆弱性診断

株式会社ポルトは、脆弱性診断を主要事業とするセキュリティ会社です。

「CMS脆弱性診断」ではWordPressをはじめとするCMSを対象として、使用しているプラグイン・テーマの既知の脆弱性や、設定ファイルなどの意図しない情報公開などを調査します。

WordPressの現在の状態を可視化し、専門会社によるセキュリティ診断を受けたい企業に向いています。

設立 2019年4月3日
実績 脆弱性診断を中心に情報セキュリティ事業を展開
サービス CMS脆弱性診断、Webアプリ脆弱性診断、スマホアプリ診断、プラットフォーム診断
推奨企業 WordPressの脆弱性を専門会社に診断してもらいたい企業
電話 03-5244-4739
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都千代田区神田駿河台2-3-11 ヒューリック御茶ノ水ビル3F
URL https://www.poruto-inc.com/service/wordpress/

株式会社GENZ|第三者検証の視点からWordPressを診断

株式会社GENZは、ソフトウェアテストや第三者検証、品質管理などを提供する会社です。

WordPressの脆弱性診断では、テーマ・プラグインのバージョンと既知の脆弱性を照合するほか、管理画面、認証・権限、独自実装なども診断対象としています。

診断結果について、検出箇所、成立条件、操作、証跡、是正の優先順位などを整理し、改修後の再診断も相談できます。

システム品質や第三者検証の観点を含めてWordPressをチェックしたい企業に適しています。

設立 2016年5月27日
実績 ソフトウェアテスト・第三者検証5,000件以上
サービス WordPress脆弱性診断、ソフトウェアテスト、第三者検証、セキュリティ診断
推奨企業 WordPressのセキュリティとシステム品質を第三者の視点で確認したい企業
電話 03-5244-4711
営業時間 平日10:00〜19:00
所在地 東京都千代田区神田駿河台2-3-11 ヒューリック御茶ノ水ビル3F
URL https://lp.genz.jp/assessment/it-ops/wordpress

株式会社ネクスト・アクション|ハッキング・改ざんからの復旧に強い

株式会社ネクスト・アクションは、WordPress専門の障害復旧・セキュリティサービス「WPレスキュー」を運営しています。

ハッキング復旧、マルウェア除去、改ざん修復、脆弱性対策、WAF、ログイン保護、バックアップ、バージョンアップなどに対応しています。

公式サイトでは初期診断0円、障害復旧3万円からと案内しており、すでにWordPressで障害や不正アクセスが発生している場合に相談しやすい会社です。

復旧後には継続的なWordPress保守についても相談できます。

設立 2014年5月
実績 WordPress復旧・運用2,000サイト以上
サービス ハッキング復旧、マルウェア除去、WordPress保守、セキュリティ強化、サイト移転
推奨企業 すでに改ざん・マルウェア感染・障害などが発生している企業
電話 04-7186-6026
営業時間 月〜金9:00〜18:00
所在地 千葉県柏市柏3-3-19 かざりやビル202
URL https://next-action.co.jp/wp365/

株式会社サイバーテック|診断結果から改善策まで確認したい企業向け

株式会社サイバーテックは、CMS・Webサイト運用などのサービスを提供するIT企業です。

WordPress脆弱性診断サービスでは、現在運用しているWordPressサイトを診断し、既知の脆弱性やセキュリティ上の問題を検出します。

診断結果をレポートとして整理するほか、リスクへの対応方法や予防策についての提言にも対応しています。

WordPressサイトの運用支援と合わせてセキュリティ状態を確認したい企業に向いています。

設立 1998年9月8日
実績 Web・CMS・Webサイト運用サービスを長年提供
サービス WordPress脆弱性診断、Webサイト運用、CMS関連サービス
推奨企業 WordPressの診断とWebサイト運用を合わせて相談したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都渋谷区道玄坂1-20-1 Osawa Bldg.5F
URL https://www.cybertech.co.jp/websol/service/wordpress/wp-vulnerability/

株式会社CyberCrew|ホワイトハッカーによるセキュリティ診断

株式会社CyberCrewは、脆弱性診断、ペネトレーションテスト、セキュリティコンサルティングなどを提供するセキュリティ会社です。

WordPressセキュリティ診断では、WordPressコア、テーマ、プラグインを対象に、既知の脆弱性、認証・認可、WordPress特有の設定ミスなどを確認します。

WordPressだけではなく、Webアプリケーション、API、クラウド、サーバーなど複数の領域をまとめてセキュリティ診断したい企業に適しています。

設立 2025年4月
実績 セキュリティ診断・ペネトレーションテストを提供
サービス WordPressセキュリティ診断、Webアプリ診断、API診断、クラウド診断、ペネトレーションテスト
推奨企業 WordPress以外のシステムやインフラも含めて診断したい企業
電話 03-6853-5823
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル6階
URL https://cyber.spool.co.jp/service/vulnerability-assessment/

WordPressで必要なセキュリティ対策とは

WordPressのセキュリティは、一つの対策だけで確保できるものではありません。WordPress本体、プラグイン、テーマ、サーバー、管理者アカウントなど複数のレイヤーで対策する必要があります。

WordPress本体を最新状態に保つ

WordPressでは、セキュリティ上の問題が見つかった際に修正版が公開されます。古いバージョンを長期間使用している場合、すでに攻撃方法が公開されている脆弱性が残っている可能性があります。

ただし、本番サイトをいきなり更新するとテーマやプラグインとの互換性問題が発生する場合があります。バックアップや検証環境を用意してから更新することが安全です。

テーマ・プラグインを更新する

WordPress本体だけを最新にしても、テーマやプラグインに脆弱性が残っていれば攻撃対象になる可能性があります。

使用していないプラグインやテーマについても、サーバー上に残しておかず、不要であれば削除することを検討します。

管理画面への不正ログインを防ぐ

管理画面には強固なパスワードを設定し、管理者アカウントの共有を避けます。必要に応じて二要素認証、ログイン試行回数の制限、アクセス元の制限などを組み合わせます。

バックアップを取得する

セキュリティ対策を行っていても、インシデントの可能性を完全にゼロにすることはできません。ファイルとデータベースを定期的にバックアップし、問題発生時に復元できる状態を維持します。

WAFやサーバー側の対策を行う

WordPressの管理画面だけではなく、WebサーバーやWAFなどのインフラ側でも攻撃を防御します。

WordPressを安全に運用するには、CMSだけではなくサーバーを含めて管理する視点が必要です。

脆弱性診断を実施する

企業サイトでは、現在のWordPressにどのような問題が残っているのかを把握するため、定期的な脆弱性診断も有効です。

診断会社によって、外部からの自動診断だけを行うサービスと、管理画面やソースコードまで専門家が確認するサービスがあります。

WordPressセキュリティ会社へ依頼できる4つのこと

1.脆弱性診断

WordPress本体、テーマ、プラグイン、サーバー設定などに既知の脆弱性や設定不備がないかを確認します。

現在の状態を把握したい企業は、まず脆弱性診断から始める方法があります。

2.セキュリティ強化

診断で問題が見つかった場合は、WordPressやプラグインの更新、不要ファイルの削除、ログイン保護、WAF設定、権限設定などを実施します。

診断会社によっては診断のみで、実際の修正は別の制作会社へ依頼する必要があります。契約前に「診断後の改修まで対応できるか」を確認しましょう。

3.ハッキング・改ざんからの復旧

すでにサイトが改ざんされた、知らないページへ転送される、管理画面へログインできない、Googleからセキュリティ警告が届いたといった場合には、通常の保守ではなくインシデント対応・復旧が必要になります。

マルウェアを削除するだけでなく、侵入経路を調査し、同じ被害が再発しないよう対策することが重要です。

4.継続的な保守・監視

WordPressのセキュリティは一度設定すれば終了ではありません。新しい脆弱性が継続的に発見されるため、本体・テーマ・プラグインの更新やバックアップ、監視を継続する必要があります。

社内にWordPressを管理できる担当者がいない場合には、スポット診断だけではなく保守会社と契約する方法も検討してください。

WordPressセキュリティ対策の費用はどれくらい?

WordPressのセキュリティ対策費用は「何を依頼するか」で大きく変わります。

依頼内容 料金の考え方 向いているケース
簡易的な脆弱性診断 サイト単位の定額料金を設定するサービスがある まず現在の安全性を確認したい
専門家による詳細診断 診断範囲・サイト規模に応じた見積もりが中心 企業サイトや重要なWebサイトを詳しく確認したい
ハッキング・改ざん復旧 被害状況や復旧範囲によって変動 すでにセキュリティ事故が発生している
WordPress保守 月額契約が中心 更新・バックアップ・監視を継続的に任せたい

公開料金の例では、GMOプライム・ストラテジーのWordPress脆弱性診断が1サイト3万円(税抜)、WPレスキューの障害復旧が3万円からとなっています。

ただし、セキュリティ会社によって診断範囲は異なります。金額だけではなく「診断のみか」「修正まで含まれるか」「再診断が含まれるか」「緊急時の復旧に対応するか」を確認してください。

継続的なWordPress保守の料金やサービス範囲については、WordPress保守サービスおすすめ12選|料金・対応範囲を比較でも詳しく紹介しています。

WordPressセキュリティ会社を選ぶ6つのポイント

1.WordPress固有の知識があるか

一般的なWebセキュリティの知識だけではなく、WordPress本体、テーマ、プラグイン、管理画面、データベースなどWordPress特有の構造を理解している会社を選びます。

2.診断対象を確認する

「WordPress脆弱性診断」と書かれていても対象範囲は会社によって異なります。

WordPress本体だけではなく、テーマ、プラグイン、サーバー、管理画面の設定など、どこまで診断対象になるか確認しましょう。

3.診断後の修正まで対応できるか

診断専門会社の場合、問題点のレポート提出までがサービス範囲となり、修正は自社または別の制作会社で行う場合があります。

社内にエンジニアがいない場合は、診断から改修まで一貫して相談できる会社の方が進めやすくなります。

4.事故発生時の復旧に対応しているか

サイトの改ざんやマルウェア感染が発生してから相談する場合は、通常の脆弱性診断ではなく緊急復旧に対応した会社を選びます。

5.継続保守に対応できるか

一度脆弱性を修正しても、新しい脆弱性は継続的に発見されます。

WordPress更新、バックアップ、監視まで外部へ任せたい場合は、月額保守に対応しているか確認してください。

6.報告内容がわかりやすいか

セキュリティ診断では、多数の専門用語が使われます。単に脆弱性を一覧で提示するだけではなく、危険度、影響、修正方法、対応優先度まで説明してくれる会社を選ぶと社内で判断しやすくなります。

WordPressセキュリティプラグインだけでは不十分?

WordPressのセキュリティプラグインは、不正ログイン対策、アクセス制限、ファイル変更検知などに役立ちます。しかし、プラグインを導入すればWordPress全体のセキュリティ対策が完了するわけではありません。

例えば、次の問題はセキュリティプラグインだけでは十分に対応できない場合があります。

  • WordPress本体・テーマ・プラグイン自体の既知の脆弱性
  • サーバーやPHPの古いバージョン
  • 不適切なファイル権限
  • 独自テーマや独自プログラムの脆弱性
  • 管理者によるパスワード共有
  • バックアップ体制の不備

セキュリティプラグインは対策の一つとして利用し、WordPress全体の更新・監視・バックアップ・サーバー管理と組み合わせることが重要です。

WordPressのセキュリティは自社対応と外注のどちらがよい?

WordPressを管理できるWeb担当者やエンジニアが社内にいる場合は、日常的なアップデートやバックアップを自社で行うことも可能です。

一方、次のような場合には外部の専門会社への依頼を検討した方がよいでしょう。

  • WordPressを誰が管理しているかわからない
  • 何年もWordPressやプラグインを更新していない
  • 現在の制作会社と連絡が取れない
  • 社内にエンジニアがいない
  • 過去にサイト改ざん・マルウェア感染が発生した
  • 問い合わせフォームなどで個人情報を扱っている
  • Webサイト停止が事業に大きな影響を与える

WordPressのアップデートは単純な作業に見えますが、テーマやプラグインとの互換性によっては更新後にサイトが正常に動かなくなることがあります。バックアップと検証環境を用意し、安全に更新できる運用体制を作ることが重要です。

WordPressがハッキング・改ざんされた場合の対処方法

WordPressサイトに異常が発生した場合は、慌ててファイルを削除したり、原因を確認しないままバックアップから戻したりしないことが重要です。

基本的には次の順序で対応します。

  1. 被害状況を確認する
  2. 必要に応じてサイトを一時的に隔離する
  3. ファイル・アクセスログなどの情報を保存する
  4. マルウェアや改ざん箇所を特定する
  5. 侵入経路となった脆弱性を修正する
  6. 安全なデータからサイトを復旧する
  7. WordPress・プラグイン・テーマを更新する
  8. パスワードや認証情報を変更する
  9. 復旧後も継続して監視する

すでに不正アクセスやマルウェア感染が疑われる場合は、通常のホームページ更新作業ではなく、インシデント対応の経験がある会社へ相談することをおすすめします。

ホームページ全般で行うべき対策については、ホームページのセキュリティ対策|最低限やること・費用・チェックリストも参考にしてください。

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WordPressセキュリティに関するよくある質問

WordPressで最低限必要なセキュリティ対策は何ですか?

WordPress本体・テーマ・プラグインの更新、不要なプラグインの削除、強固なパスワード、管理画面のログイン対策、バックアップ、WAFなどを組み合わせて実施します。企業サイトでは定期的な脆弱性診断や監視も検討してください。

WordPressにセキュリティプラグインを入れれば安全ですか?

セキュリティプラグインだけですべてのリスクを防ぐことはできません。本体・テーマ・プラグインの脆弱性、サーバー設定、PHP、アクセス権限なども含めて管理する必要があります。

WordPressはどのくらいの頻度で更新すべきですか?

固定した頻度だけで判断するのではなく、WordPress本体や利用中のテーマ・プラグインに重要なセキュリティ更新が公開されていないか継続的に確認してください。重要な脆弱性が公表された場合は速やかな対応が必要です。

WordPressセキュリティ対策会社の費用はいくらですか?

診断方法やサイト規模、調査範囲によって異なります。公開料金の例ではWordPressの簡易脆弱性診断が1サイト3万円(税抜)、障害復旧が3万円からといったサービスがあります。詳細診断、改修、継続保守は個別見積もりとなるケースも多いため、対応範囲と合わせて比較してください。

WordPressがハッキングされたサインには何がありますか?

知らないページへの転送、検索結果に不審なページが表示される、管理画面へログインできない、知らない管理者アカウントが追加されている、サーバー会社やGoogleから警告が届く、といった症状が代表例です。

WordPressのセキュリティ対策は外注した方がよいですか?

社内にWordPressやサーバーを継続的に管理できる担当者がいない場合は、外注を検討する価値があります。特に企業サイトでは、アップデート、バックアップ、監視、障害対応まで含めて継続的な管理体制を整えることが重要です。

まとめ|WordPressは診断だけでなく継続的なセキュリティ運用が重要

WordPressのセキュリティ対策では、WordPress本体だけではなく、テーマ、プラグイン、サーバー、管理画面、バックアップなどを総合的に管理する必要があります。

現在の安全性を確認したい場合は脆弱性診断、すでに被害が発生している場合は復旧・マルウェア除去、日常的な管理を任せたい場合はWordPress保守サービスというように、自社の状況に合わせて依頼先を選びましょう。

株式会社ファーストネットジャパンでは、WordPressなどのCMS更新、バックアップ、セキュリティ対策、サーバー管理、障害対応、他社制作サイトの引き継ぎなどをご相談いただけます。

セキュリティだけを単発で対応するのではなく、Webサイトを継続的に安全な状態で運用したい企業はお気軽にご相談ください。

ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?

株式会社ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。

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齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。