システム受託開発とは？大まかな流れやおすすめの開発会社をご紹介

「システム受託開発って具体的に何をしてくれるの？」
「自社に合った開発会社をどう選べばいいか分からない…」

業務効率化やDX推進を目指す企業にとって、システム受託開発は欠かせない選択肢の一つです。

システム受託開発では、要件定義から設計・開発・テスト・運用保守まで、企業のニーズに合わせたシステムをオーダーメイドで構築してくれます。

この記事では、システム受託開発の大まかな流れやメリット・デメリットに加え、信頼できる開発会社もあわせてご紹介します。自社に最適なパートナー選びの参考にしてください。

システム受託開発とは？

システム受託開発とは、企業や団体が自社の業務に必要なシステムを、外部の開発会社に委託して作ってもらうことを指します。

クライアントの要望に基づき、要件定義から設計・開発・テスト・納品までを一括で対応するケースが一般的です。

業種や業務内容に合わせたオーダーメイドの開発が可能なため、パッケージソフトでは対応しきれない複雑な業務や環境にも対応できるのが特徴です。

主にITリソースが限られている企業や、新規事業の立ち上げ時に多く利用されています。

システム受託開発のおおまかな流れ

システム受託開発は、まず開発側とクライアントとの打ち合わせによって要件定義を行い、その後、仕様設計・画面設計などのフェーズに進みます。

設計が確定すると、実際のプログラミング（開発）に入り、単体テストや結合テストを経て納品されるのが一般的な流れです。

また、必要に応じて運用・保守フェーズにも対応することがあります。

この一連の流れは「ウォーターフォール型」や「アジャイル型」といった開発手法により若干異なりますが、いずれもクライアントとの綿密なコミュニケーションが求められます。

システム受託開発のメリット

システム受託開発の最大のメリットは、自社に専門エンジニアがいなくても、プロの技術者に任せることで高品質なシステムを構築できる点です。

自社の業務に最適化されたシステムをゼロから設計できるため、業務効率やデータ連携の精度も大きく向上します。

また、契約内容に応じて納期や予算を明確に設定できるため、プロジェクト全体のコントロールがしやすいという点も強みです。

結果として、社内リソースの最適化とコスト管理の両立が期待できるでしょう。

システム受託開発のデメリット

一方で、システム受託開発にはいくつかのデメリットも存在します。

外部に開発を依頼するため、要件定義が曖昧だと期待通りの機能や使い勝手にならず、開発側とのコミュニケーションを怠ると、そのリスクが高まることが予想されます。

また、変更対応には追加費用や納期延長が発生しやすく、柔軟な対応が難しい場合もあります。

開発側との契約前に、追加費用や納期延長の条件について確認しておくと安心です。

システム受託開発会社の選び方

システム受託開発会社の選び方として、以下を把握しておきましょう。

1. 一気通貫で任せられるか
2. 自社の分野に対応しているか
3. 実際に開発事例を公開しているか

システム受託開発会社の選定で失敗しないための重要ポイントを解説します。

1.一気通貫で任せられるか

開発会社を選ぶ際は、要件定義から設計・開発・テスト・運用までを一貫して対応してくれるかどうかが重要です。

フェーズごとに担当が分かれていると、伝達ミスや責任の所在が曖昧になる可能性があります。

一気通貫で対応できる会社なら、プロジェクト全体を見ながら進行管理してくれるため、品質や納期面でも安心感を得られるでしょう。

トラブル時の対応もスムーズで、結果的にストレスなく開発を進められるようになります。

2.自社の分野に対応しているか

開発会社にはそれぞれ得意分野があり、業種によって知見や実績が異なります。

そのため、自社の業界や、業務内容に精通している会社を選ぶことが大切です。

業務フローや専門用語に対して理解がある会社であれば、要望や意図を正確に汲み取り、より実用的なシステム提案をしてくれます。

過去に同業種の案件を扱ったことがあるのか確認しておくと安心です。

3.実際に開発事例を公開しているか

開発会社の実力を見極めるには、実際の開発事例や導入実績を確認することが欠かせません。

具体的な事例が公開されていれば、開発の規模感やクオリティ、得意な技術領域を確認することが可能です。

特に、自社のニーズに近い案件がある場合は、スムーズな開発が期待できます。

事例の有無は信頼性にも直結するため、公開しているかどうかを判断基準の一つにしましょう。

株式会社ファーストネットジャパンには、以下のような開発実績があります。

以下のページから確認が可能なので、ぜひアクセスしてみてください。

WEBシステム開発

おすすめなシステム受託開発会社5選

おすすめなシステム受託開発会社5選として、以下をピックアップしました。

1. 株式会社ファーストネットジャパン
2. 株式会社LIG
3. 株式会社スーパーソフトウエア
4. アクセルユニバース株式会社
5. ピセ株式会社

それぞれの特徴を理解した上で、自社に合った会社に発注しましょう。

1.株式会社ファーストネットジャパン

ファーストネットジャパンでは、企業向けの「Webシステム開発」サービスを提供しており、業務効率化や受託開発に注力できるようにサポートしています。業務アプリや会員システム、メールフォーム、ECサイトなど幅広くカバーし、実際に多数の制作実績を重ねてきました。

また、システム開発だけではなく、WebマーケティングやSEO対策などにも精通しているのがポイントです。システム開発以外にも、集客支援を強化したいという場合は、ぜひご相談ください。

株式会社ファーストネットジャパンの概要

2株式会社LIG

引用：株式会社LIG

株式会社LIGは、東京都台東区に本社を構えるデジタルクリエイティブ企業です。システム開発を得意としており、業界10年のPMが手厚くサポートしてくれます。

ノーコードツールの活用や多様な開発手法（アジャイル型、ウォーターフォール型、ハイブリッド型）などが可能で、会社に合った開発を行ってくれます。柔軟な対応を期待している場合、特におすすめな開発会社です。

株式会社LIGの概要

3.株式会社スーパーソフトウエア

引用：株式会社スーパーソフトウエア

株式会社スーパーソフトウエアは、1983年創業の独立系ソフトウェア開発企業で、大阪本社を中心に展開しています。同社は、特に制御系や組込み系の開発において豊富な実績を有しているのが強みです。

また、スマートフォンアプリやウェアラブル端末用アプリの開発にも注力しており、最新技術を取り入れたソリューション提供を行っています。技術力の高さを重視している場合、特におすすめな開発会社です。

株式会社スーパーソフトウエアの概要

4.アクセルユニバース株式会社

引用：アクセルユニバース株式会社

アクセルユニバース株式会社は、東京都渋谷区に本社を構えるシステム開発会社です。業務システムやWebシステム、スマートフォンアプリの開発、インフラ構築・運用まで幅広く手掛けています。

同社は「顧客中心主義」を掲げており、企画段階から積極的に関与してくれます。システム開発のイメージがいまいち湧いていない場合でも、安心して依頼できるでしょう。

アクセルユニバース株式会社の概要

5.ピセ株式会社

引用：ピセ株式会社

ピセ株式会社は、1992年創業の独立系システムインテグレーターで、東京都港区に本社を構えています。業務システムやWebシステム、スマートフォンアプリの開発をはじめ、ITインフラ構築などにも長けているのがポイントです。

札幌や仙台のラボを活用した「ラボ型ニアショア開発」により、コストを抑えているのも特徴です。なるべくコストを抑えて開発を依頼したいと考えている場合は、ピセ株式会社を候補に入れてみましょう。

ピセ株式会社の概要

システム受託会社を選ぶ際に費用を抑えるコツ

システム受託会社を選ぶ際に費用を抑えるコツとして、以下3つをご紹介します。

1. 自社システムのイメージを固めておく
2. 3社～5社に相見積もりを依頼する
3. 必要な機能を絞ってから依頼する

それぞれのコツについて、ひとつずつ詳しく解説していきましょう。

1.自社システムのイメージを固めておく

開発依頼前に、自社が求めるシステムの目的や利用シーン、必要な機能などのイメージを具体的にしておくことが大切です。

要望が曖昧なままだと、ヒアリングや仕様調整に時間がかかり、見積もりが膨らむ原因になります。

自社でできる限り情報を整理し、明確な方針を持った状態で相談すれば、必要最低限の機能に絞った提案を受けやすくなるでしょう。

2.3社～5社に相見積もりを依頼する

費用を適正に抑えるためには、複数の開発会社に相見積もりを取ることが有効です。

3社から5社程度に依頼すれば、価格帯や提案内容の傾向が見えてきます。

見積もりを比較することで、極端に高額な提示や、逆に安すぎて不安な提案も判断できます。

さらに、各社の対応の速さや提案の内容も確認できるため、コストだけでなく信頼性や相性についても総合的に判断できる材料となるでしょう。

3.必要な機能を絞ってから依頼する

開発依頼時には、あらかじめ、「本当に必要な機能」に絞り込んでおくことが大切です。

すべての要望を盛り込もうとすると、開発工数が増え、費用も大幅に上がってしまいます。

まずは業務に不可欠な機能に絞って集中し、運用開始後に段階的に拡張していくことを視野に入れることで、初期費用を抑えつつ柔軟に対応できるようになります。

開発会社との相談でも、優先度を明確に伝えることで効率的な見積もりが実現できるでしょう。

まとめ

システム受託開発会社は数多く存在しますが、会社ごとに得意な領域が異なります。それぞれの会社の特徴を見た上で、自社に合った会社を選びましょう。

また、実際に依頼する前に今回ご紹介した選び方なども参考にすることで、システム開発に失敗するリスクを抑えやすくなります。ぜひご参考にしていただきながら、慎重に開発会社を選ぶことをおすすめします。

当社、株式会社ファーストネットジャパンでもシステム開発を行っています。以下のページよりお問い合わせやお見積りが可能なので、ぜひご相談ください。

https://www.1st-net.jp/otoiawase/sonota