チャットボット開発会社10社比較|回答方式・有人対応・費用で選ぶ

チャットボット開発会社と自動回答・有人引継ぎの比較

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。

チャットボット開発会社を選ぶときは、AIの名称やデモの流暢さだけでなく、どの質問に答え、答えられないときに誰へつなぐかを比較します。公開後にFAQや業務ルールが変わっても、回答を正しく更新できる運用が必要です。

この記事では公式情報を確認した開発・導入の候補10社を比較し、回答方式、試験質問、有人引継ぎ、継続費用を整理します。既製サービスと独自開発は提供方式が異なるため、同じ問い合わせと運用条件で提案を確認してください。

問い合わせの対象と回答しない範囲を決める

社内ヘルプデスクと、公開サイトの顧客対応では、利用者、閲覧できる情報、回答の責任が違います。まず問い合わせを分類し、件数が多く、根拠となる回答を用意できる範囲を選びます。個別の契約や本人確認が必要な手続きなどは、一般FAQだけで確定しない運用を検討しましょう。

用途 そろえる情報 最初の確認事項
公開サイトのFAQ 製品・手順・窓口の公開情報 対象外の質問と問い合わせ先
社内問い合わせ 承認済み手順・規程・マニュアル 利用者認証と部署別の閲覧範囲
顧客別の情報参照 契約・注文等の対象データ 本人確認、権限、接続と照合
業務の実行 変更や申請の手順 回答と実行を分けた確認・承認

回答方式と提供方式を別々に比較する

シナリオに沿った選択式、登録したFAQから候補を探す方式、文書を参照して文章を生成する方式では、答え方と試験が違います。製品によって複数方式を組み合わせることもあります。生成AIを使うだけで、根拠のない質問にも正しく答えられるとは限りません。

提供方式は、既製サービスの設定、既製サービスと業務連携、独自開発に分けます。既製サービスの会社が任意の受託開発を行うとは限りません。標準機能、構築代行、追加連携、運用支援の範囲を分けて比較してください。

チャットボット開発・導入会社の比較早見表

公式情報を確認した各社を、提供方式と依頼の目的で比較します。掲載順は人気や成果のランキングではありません。ITキャピタルの運営会社であるファーストネットジャパンを含みます。情報確認日:2026年10月10日。

社内文書を参照するAI、顧客向けの既製ボット、独自機能の受託開発を分けて比較します。回答対象、有人への引き継ぎ、権限と外部システム接続を先に決め、同じ試験質問で候補を評価してください。

会社名 得意領域 特徴
株式会社ファーストネットジャパン Web制作・システム・運用 既存システムへの接続や独自画面を含めて相談したい企業
チャットプラス株式会社 ChatPlus・FAQ・導入支援 自動回答と有人対話を案内
株式会社サイシード sAI Chat・FAQ運用支援 FAQの整備・改善支援を案内
株式会社ベーシック askrun・問い合わせフォーム連携 文書設定と有人への導線を案内
株式会社Digeon 社内AI・個別システム開発 社内文書の参照と独自業務をAIで支援したい企業
Vareal株式会社 AI・ソフトウェアの個別開発 独自業務を含むAIシステムを検討する企業
株式会社ripla AI導入・受託開発 要件整理から独自チャットボットを検討する企業
モビルス株式会社 顧客対応AI・有人連携 自動回答と有人受付をつなげたい企業
カラクリ株式会社 顧客サポート・FAQ運用 FAQ整備と顧客サポートを継続改善したい企業
株式会社PKSHA Technology 対話AI・ChatAgent 業務の問い合わせに対話AIを導入したい企業
実務で使える資料
システム開発の発注前
要件整理シート

システム開発会社へ相談・見積もりを依頼する前に整理しておきたい、開発目的・業務課題・必要機能・予算・スケジュールなどを実務用シートにまとめました。

  • 開発目的・業務課題
  • 必要機能・優先順位
  • 利用者・権限
  • データ移行・外部システム連携
  • セキュリティ・運用保守
  • 予算・スケジュール・発注条件

要件整理シートを無料ダウンロード

フォーム入力後、メールでダウンロードURLをご案内します(PDF資料・無料)

システム開発の発注前 要件整理シート

各社の実績・サービスと依頼前の確認事項

株式会社ファーストネットジャパン

ファーストネットジャパンは、Webサイトの企画・制作、システム開発、保守、翻訳を提供する会社です。公式サイトではWebシステム、顧客管理、予約、EC、API連携を案内しています。今回の確認では特定チャットボットの社名付き実績は未確認です。独自の画面や既存業務との接続を含む場合に、対応範囲と必要な外部サービスを相談してください。今回の依頼に近い事例の担当範囲と、公開後の更新体制を相談してください。

ファーストネットジャパンのシステム開発紹介画像

設立 2004年12月法人設立(1998年8月創業)
実績 公式サイトではWebシステム、顧客管理、予約、EC、API連携を案内しています。今回の確認では特定チャットボットの社名付き実績は未確認です。独自の画面や既存業務との接続を含む場合に、対応範囲と必要な外部サービスを相談してください。
サービス Web制作、システム開発、保守・運用、翻訳
推奨企業 既存システムへの接続や独自画面を含めて相談したい企業
電話 06-6777-3688
営業時間 平日9:30~18:30
所在地 大阪本社:大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
東京オフィス:東京都港区港南2-17-1 京王品川ビル2F C-40
URL ファーストネットジャパン公式サイト

チャットプラス株式会社

チャットプラスはChatPlus等の開発・提供に加え、チャットボット作成代行とAI導入支援を案内しています。公式サイトにはTableCheck等のChatPlus導入例があります。複数の製品・プランがあるため、希望する回答方式、有人対応、構築支援がどの契約に含まれるかを確認してください。

設立 2016年8月
実績 TableCheck等のChatPlus公式導入例
サービス チャットツール・FAQ開発、作成代行、AI導入支援
推奨企業 自動回答と有人対話、FAQを比較したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー14階
URL ChatPlus公式サイト

株式会社サイシード

サイシードはsAI Chatを提供し、FAQの改善、利用率、KPI管理等の運用支援を案内しています。公式サービスではマガシークの導入例を確認できます。類似表現への対応と、公開後に誰が回答を更新するかを相談する候補です。別製品のsAI Searchの実績や機能とは分けて確認しましょう。

設立 創業2015年4月(設立日は公式サイトでご確認ください)
実績 マガシーク等のsAI Chat公式導入例
サービス AIチャットボット、FAQ整備・運用改善支援
推奨企業 FAQの整備と公開後の改善支援を検討したい企業
電話 03-3527-3168
営業時間 電話受付:平日10:00~18:00
所在地 東京都中央区日本橋兜町6-5 兜町第6平和ビル
URL sAI Chatサービス

株式会社ベーシック

ベーシックはチャットボット作成ツールaskrunを提供しています。ヘルプページ等の設定、回答調整、問い合わせフォームへの切替、分析を案内し、自社formrunのサポート利用例を掲載しています。掲載ロゴは会社の取引実績であり、すべてaskrunの導入例ではありません。フォーム引継ぎと即時の有人チャットの違いも確認してください。

設立 2004年3月
実績 自社formrunカスタマーサポートでの公式利用例
サービス askrunによるAI応答、文書設定、フォーム導線、分析
推奨企業 既存のヘルプ文書と問い合わせ導線から試したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都千代田区一番町17-6 一番町MSビル2F
URL askrun公式サービス

株式会社Digeon

法人向けのENSOUチャットボットやAIを使ったシステム開発を案内しています。社内ナレッジの活用と公開サイトの顧客対応は分けて検討する候補です。公開顧客対応に利用する場合は、権限、根拠文書、回答しない質問、有人への引き継ぎ、業務システム接続の追加開発を確かめてください。

設立 2020年10月28日
実績 法人向けのENSOUチャットボットやAIを使ったシステム開発を案内しています。
サービス 社内AI・個別システム開発
推奨企業 社内文書の参照と独自業務をAIで支援したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 兵庫県神戸市中央区浪花町64 三宮電電ビル5階
URL 株式会社Digeon公式サイト・サービス

Vareal株式会社

ソフトウェア開発とAI関連のサービスを提供しています。既製チャットボットの導入会社とは分け、独自の機能や既存システムとの連携を相談する候補です。今回に近いチャットボットの担当実績を確認し、文書の取込、認証、利用権限、回答試験、AI利用料と公開後の更新を見積もりに含めましょう。

設立 2006年5月30日
実績 ソフトウェア開発とAI関連のサービスを提供しています。
サービス AI・ソフトウェアの個別開発
推奨企業 独自業務を含むAIシステムを検討する企業
電話 050-1726-1682(AIオペレーター受付)
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 福岡県福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館16F(本店)
URL Vareal株式会社公式サイト・サービス

株式会社ripla

自社のサービス紹介で、コンサルティングからチャットボットの開発までの支援を案内しています。課題整理と実装を一緒に相談する候補です。実績の担当範囲と使うAI基盤を確認し、根拠文書、対象外質問、有人引き継ぎ、外部API、納品コードと継続運用を具体的に依頼してください。

設立 公式サイトでご確認ください
実績 自社のサービス紹介で、コンサルティングからチャットボットの開発までの支援を案内しています。
サービス AI導入・受託開発
推奨企業 要件整理から独自チャットボットを検討する企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 公式サイトでご確認ください
URL 株式会社ripla公式サイト・サービス

モビルス株式会社

MOBI BOT GenAIで、シナリオ、文書参照、生成AIの処理などを案内しています。MOBI AGENTとの有人対応を含め、顧客サポートの仕組みを検討する候補です。利用する機能と契約、FAQ更新の担当、引き継ぐ履歴、外部連携、対象外質問の扱いを同じ試験質問で確かめましょう。

設立 2011年9月
実績 MOBI BOT GenAIで、シナリオ、文書参照、生成AIの処理などを案内しています。
サービス 顧客対応AI・有人連携
推奨企業 自動回答と有人受付をつなげたい企業
電話 03-6417-9523
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都品川区東五反田2-22-9 住友不動産大崎ツインビル西館9階
URL モビルス株式会社公式サイト・サービス

カラクリ株式会社

KARAKURIのチャットボットと有人チャットなどのサービスを提供しています。FAQの自動回答と顧客対応の運用を比較する候補です。製品ごとの提供機能、設定や運用の代行範囲、有人への引き継ぎ、CRMとの接続、回答の根拠と修正手順を試験で確かめてください。

設立 2016年10月3日
実績 KARAKURIのチャットボットと有人チャットなどのサービスを提供しています。
サービス 顧客サポート・FAQ運用
推奨企業 FAQ整備と顧客サポートを継続改善したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都中央区築地2-7-3 CAMEL築地2 5F
URL カラクリ株式会社公式サイト・サービス

株式会社PKSHA Technology

グループの対話AIサービスとしてPKSHA ChatAgentを案内しています。旧Chatbotの名称から変更されており、現在の製品と契約主体で検討する候補です。チャットと電話向け製品を分け、回答対象、権限、FAQ整備、接続と運用支援の範囲を確認します。グループ内の提供・契約会社も見積もりで確かめましょう。

設立 公式サイトでご確認ください
実績 グループの対話AIサービスとしてPKSHA ChatAgentを案内しています。
サービス 対話AI・ChatAgent
推奨企業 業務の問い合わせに対話AIを導入したい企業
電話 公式サイトでご確認ください
営業時間 公式サイトでご確認ください
所在地 東京都文京区本郷2-35-10 本郷瀬川ビル4階
URL 株式会社PKSHA Technology公式サイト・サービス

FAQの責任者・版・公開範囲をそろえる

同じ質問に古い手順と新しい手順が混在すると、回答方式を変えても内容の矛盾が残ります。回答の責任者、出典、対象者、有効日、更新日、公開・非公開を記録し、どの情報を使えるかを決めましょう。社内資料をそのまま公開サイト向けのボットへ登録しないことが大切です。

更新は、原文変更、回答の調整、レビュー、試験、公開の順に確認します。部署の規則が変わった場合は、関連する質問も再試験してください。作業担当が回答を編集できても、承認なしに公開しない権限設定が必要な場合があります。

同じ質問セットで正答・未回答・誤答を評価する

候補各社へ同じ資料と試験質問を渡し、期待する回答と対象外を先に決めます。広告の回答率や精度は、測定の質問・条件・定義が違う場合があるため、そのまま自社の期待値にしないでください。正しい回答、回答なし、誤った回答、有人へ送るべき回答を分けて記録します。

試験質問の種類 確認する結果
通常のFAQ 承認済みの内容と手順へ案内できる
言い換え・誤字・短文 意図を確認または適切な候補を提示する
条件が足りない質問 必要な条件を尋ね、勝手に確定しない
資料にない質問 未回答や有人窓口へ案内し、根拠のない答えを作らない
古い料金・手順の質問 有効な情報を使い、変更後も試験を通る
非公開情報・権限外の質問 許可された範囲を越えて表示しない
指示の上書きを誘う入力 意図しない情報の表示や処理を起こさない

生成する方式では、文書内の内容を根拠として扱う範囲と、回答に出典を表示できるかを確認します。文書を差し替えたときに古い内容が残らないか、矛盾する資料では何を優先するかも試験します。チャット内で個別の判断や外部システムの変更を行うなら、その実行は別の権限・確認・監査の対象として設計してください。

有人切替は受付先と応答時間まで確認する

「有人切替」には、同じ画面で担当者が会話を引き継ぐ方式、問い合わせフォームを表示する方式、チケットを作る方式などがあります。リアルタイム対応が必要な場合は、担当者の勤務時間、待ち時間、営業時間外の案内を確認しましょう。

引継ぎの確認項目 決める内容
切替の条件 未回答、利用者希望、繰返し、対象外の手続き
受付先 担当部署、窓口、チケット、会話の担当
渡す情報 質問、回答履歴、必要な連絡先と同意の手順
利用者への案内 受付状態、期待できる対応、時間外の次の行動
失敗時 フォーム送信や接続に失敗したときの代替窓口

会話履歴を引き継げなければ、利用者が同じ質問を再入力することになります。一方、履歴や個人情報を必要以上に多くの担当者へ共有しないよう、閲覧権限と保管期間を決めます。開発会社のシステム保守が、顧客対応そのものを代行する範囲とは限りません。

PC・スマートフォンと既存窓口への影響を試す

ボットの表示が問い合わせボタンや重要な本文を隠していないか、スマートフォンの入力・閉じる操作、キーボード操作、画面読み上げ、通信が遅い場合を確認します。サイトへ設置するコードの読み込み、同意管理、既存フォームや計測との関係も担当者と試験してください。

顧客データを参照する場合は、接続先、送る項目、認証、権限、障害時の案内と監視を決めます。デモではなく自社の接続条件で動くかを確かめ、APIキーや認証情報を公開ページのコードへ埋め込まないようにします。外部サービスへのデータ送信、保存、学習への利用条件も確認事項です。

利用率と自己解決を混同せず改善する

チャットを開いた件数、質問を送った件数、回答を得た件数、自己解決、有人移行は別の指標です。回答後に離脱した利用者が必ず解決したとは限らないため、評価ボタン、問い合わせとの関係、対象範囲を合わせて判断します。

定期的に未回答・誤回答・繰返し質問を確認し、FAQ不足、表現、案内先、表示場所、担当手順のどこを改善するかを決めます。公開前と同じ試験質問を残すと、更新によって以前の正答が崩れていないかを確認できます。試験に使う質問だけへ調整しすぎないよう、実際の問い合わせから追加する質問も分けます。

構築・運用・利用量・移行を見積もりでそろえる

費用は月額だけでなく、FAQ整備、回答調整、設置、接続、試験、担当者教育、継続改善を含めます。利用者数、会話数、生成AI利用量、有人アカウント、追加機能など、金額が変わる条件は製品とプランごとに確認してください。社内の回答レビューと問い合わせ対応に使う時間も必要です。

独自開発ではソース、設定、資料、アカウント、監視と引継ぎ範囲を、既製サービスではFAQ、会話履歴、設定、評価結果の出力・移行条件を確認します。終了時にデータを取得できても、別サービスで回答や権限を復元できるかは別の確認事項です。

最初の相談では、対象の問い合わせ、承認済み回答、回答できない質問、利用者、窓口と対応時間、接続先を共有します。少ない範囲で試験し、合格条件と運用担当を確認してから対象を広げましょう。

回答を変更する業務と、ボットの更新を一つの手順にする

正しい回答の責任者を問い合わせの分野ごとに決める

チャットボットを運用するには、FAQの文章を登録する人と、回答内容を承認する人を決めます。商品の案内、契約条件、社内手続きなど、分野ごとに確認部署が違う場合は、回答の責任者を記録しましょう。開発会社が仕組みを構築しても、自社の案内が正しいかを判断する担当は運営側に必要です。

資料を更新した際には、古い情報をボットが参照し続けないよう、対象資料、版、利用する範囲、公開日を整理します。新しい資料を追加すれば旧版が自動で使われなくなるとは推測しません。提供者へ実際の更新手順を確認し、同じ質問に対して変更前と変更後の回答を試してください。

社内向けの情報と顧客向けの情報を扱う場合は、閲覧対象と参照できる資料を分けます。元の資料を読む権限がない利用者へ、ボットが内容を答えないかを検査します。権限に応じた対応が製品のどの機能や契約に含まれるかを確認し、機密や個人情報を試験用の質問へ不用意に入れないようにしましょう。

正答、未回答、誤答を分けて受入判定する

評価する質問は、頻出するものだけでなく、言い換え、複数の条件を含むもの、曖昧なもの、根拠がないものを用意します。正しい回答が一つに決まらない質問は、どの確認先へ案内すべきかを基準にします。ボットが何か答えたことと、利用者の問題を解決したことを同じ成功として扱わないことが重要です。

受入基準には、根拠のある回答、回答を控える場面、有人へ渡す条件、案内する窓口を含めます。誤答の可能性があるのに自信のある文章で答える場面と、回答できないことを適切に案内する場面を区別してください。試験結果は質問と回答、確認者、判定、修正内容を一組で残すと、次の更新にも使えます。

有人窓口への引継ぎを、受付後まで確認する

ボットから人へ切り替える方式は、チャットの継続、フォーム、電話、メールなどに分かれます。有人対応という機能名だけで、すぐ担当者が同じ画面で返事をするとは判断できません。担当者の受付時間、引き継ぐ情報、利用者が入力し直す項目、対応が終わったことを確認する方法を比較しましょう。

受付時間外の利用者には、どこへ連絡でき、いつ確認されるかを説明します。ボットが回答できない場合に同じ案内を繰り返すだけになっていないか、窓口のリンクがスマートフォンで操作できるかを試します。サイトの既存フォームや予約、問い合わせへの影響を確認し、必要な窓口を隠してしまわない配置にしてください。

運用の報告では、会話の開始数、回答の評価、未回答、有人への移行、問い合わせの内容を分けます。途中で離脱した会話をすべて自己解決と見なすと、改善すべき質問を見落とすことがあります。取得できる記録と取得できない結果を区別し、担当部署がどの回答を見直すかを具体的に決めましょう。

契約には、FAQ整備、資料の更新、試験、有人窓口への接続、利用量に応じた費用、記録の取り出しを分けて確認します。製品を変更する際に、質問と承認済み回答、設定、評価記録をどの形で引き継げるかも重要です。初回のデモに加え、一度回答を改訂して再試験する工程まで比較すると、運用に合う提供方式を判断しやすくなります。

試験の質問は公開後も残し、FAQや資料を変更した際の再確認に使います。以前は正答だった質問が変わっていないか、更新した条件に古い回答が混ざらないかを、担当部署が確認します。新しい質問だけのテストでは見落とす変更を検査できます。

有人窓口の担当者には、ボットがどこまで回答し、何を理由に引き継ぐかを説明します。利用者が同じ質問を最初から繰り返す必要がある場合は、その制約を明確にしてください。引継ぎの情報を増やす際も、受付に必要な範囲と保存する期間を運営側で確認し、会話を無制限に共有する前提にはしません。

ボットの表示を止める必要がある場合に、既存の問い合わせ窓口へ戻せるかも確認します。回答に問題が見つかった際の停止、訂正、再試験、再開の担当を運用手順に残しましょう。

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よくある質問

チャットボットは独自開発する必要がありますか?

既製サービスの標準機能で目的を満たす場合があります。独自画面や顧客データの参照、業務接続が必要なら追加連携や独自開発を比較し、同じ質問と運用条件で試してください。

生成AI型ならFAQの準備は不要ですか?

根拠となる情報の整備と更新は必要です。承認済み回答、公開範囲、有効日、対象外を決め、根拠のない質問や古い情報にどう答えるかを試験します。

回答精度の広告値だけで選べますか?

質問、条件、指標の定義が違う場合があります。自社で同じ試験質問と期待結果を用意し、正答・未回答・誤答・有人移行を分けて比較してください。

有人切替はその場で担当者と話せる機能ですか?

リアルタイム対話のほか、フォーム表示やチケット作成の方式もあります。受付先、営業時間、引き継ぐ情報、送信失敗時の案内をサービスごとに確認します。

公開後のFAQ更新は誰が行いますか?

社内の回答責任者と作業・承認担当を決めます。開発・導入会社へ委託する場合は、対象、頻度、レビュー、試験、追加費用を契約で確認してください。

運用費用は何を比較すればよいですか?

月額、利用量、有人アカウント、追加機能、接続、FAQ整備、改善、データ出力・移行の条件をそろえます。社内のレビューと問い合わせ対応の作業も見込みます。

まとめ

チャットボットの候補は、回答できる範囲と有人へ渡す条件、公開後のFAQ更新で比較します。同じ試験質問、窓口、接続、継続費用と移行条件をそろえ、利用者が必要な回答や担当者へたどり着ける運用を準備しましょう。

1998年創業・オーダーメイドのシステム開発

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ヒアリング・見積もりは無料。大阪・東京の2拠点で全国対応しています。

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齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。高松市出身。「圧倒的努力」を座右の銘に、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を支援してきました。
本ブログでは、最新の Web トレンドや AI 活用、マーケティング施策の実践知をわかりやすく発信し、読者の皆さまの事業成長を後押しします。