WordPressのおすすめ無料テーマ。レスポンシブ対応のビズベクトルとLightningを徹底比較

WordPressで無料テーマの定番と言えばビズベクトルとLightningですが、どちらを選ぶべきか迷ってはいませんか? 新規でホームページを開設するにあたり、サイト運営の目的・趣旨によって、選び方が変わってくることもあります。 そこで、この記事ではビズベクトルとLightningについて特徴・長所・短所を比較してみたいと思います。

WordPress無料テーマ・ビズベクトル(BizVektor)の特徴と利点

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WordPressビズベクトル(BizVektor)とはどんなテーマ?

ビズベクトル(BizVektor)は、パソコン・スマホに対応したWordPressのテーマです。 ダウンロード料・月額使用料は無料、WordPress初心者からヘビーユーザーにまで幅広い人気です。

BizVektorの公式サイト

WEBサイト制作の知識は不要

ビズベクトルがWordPress初心者におすすめの理由は、html・css・java scriptなどの専門的な知識や言語がわからない人でも簡単にホームページが作成できることです。 サイトにログインして、管理画面からの設定・操作もシンプルでスムーズです。

無料なのに機能性抜群

WordPressには複数の公式テーマがあらかじめ入っていますが、中にはカスタマイズがしづらいものもあります。 その点、ビズベクトルは無料であるにも関わらず、レイアウトや色替えなどカスタマイズがしやすくて機能性も抜群です。

商用利用OK プライベートからビジネスまで

WordPressのテーマによっては「商用利用不可」など制限される場合があります。その点、ビズベクトルならプライベートからビジネスまで幅広く利用可能です。

また、GPLライセンスが採用されているのも、ビズベクトルならではの大きな特徴です。 GPLライセンスとは英語で「GNU General Public License」と言い、この単語の頭の「GNU」を外して残りの「General Public License」の頭文字をとった呼び方がGPLです。これを日本語に直訳すると「一般的・公共的な許可」という意味になります。

早い話、ビズベクトルにおいては1つのライセンスを取得しておけば、作成するウエブサイト数はいくつでも構わないということです。 1ライセンスで複数サイトの運営が永久的に無料でできるのが強みです。 ライセンス取得とはいっても、テーマのダウンロード時に個人情報を提示する必要もなく、ビズベクトルの公式サイトから簡単にできます。

ビズベクトルの歴史とバージョン履歴

ビズベクトルが登場したのは2012年、その後2018年まで細かい周期で仕様変更・機能新規追加・機能拡張・不具合修正が行われてきました。

バージョンアップが行われるたびに、より快適で使いやすくなったことが、ビズベクトルの根強い人気の秘密です。

SNSとの連携力

今やスマホが普及してSNS時代の到来、ちょっと前までグーグル検索のことを「ググる」という言葉が流行りました。しかし、今ではSNSを活用してハッシュタグ(#)で検索する「タグる」のが主流となりつつあります。 ビズベクトルの利点として、facebook・twitterとの連携力が高いことが挙げられます。

WordPress無料テーマ・Lightningの特徴とおすすめポイント

lightning

Lightningとは?

Lightningは、2012年に登場したビズベクトルの後継的なテーマと位置づけられています。 今後、新たにWordPressでのWEB制作を行う場合は、ビズベクトルの公式サイトによると「Lightningの利用を推奨」とのことです。

Lightningの公式サイト

ビズベクトルとの3つの共通点

商用利用OK・100%のGPLライセンス

ビズベクトルと同様に、Lightningは商用利用OK、100%のGPLライセンスなので初めての方でも安心してサイト運営ができます。 お店・企業・医療機関などビジネス系からプライベートまで幅広く利用できます。

ダウンロード・利用料も無料

Lightningの公式サイトから24時間365日いつでも無料でダウンロード可能、もちろん利用料も無料です。サイト運営のコストを大幅にカットできるのが強みです。

WordPressの公式テーマなので安全性が高い

WordPress.org登録の公式テーマであるため、安全性が高いので、健全にサイト運営を継続することができます。 また、Lightningのテーマと合わせて開発された多機能なプラグイン「ExUnit」との相性も良いです。

WordPressテーマ「ビズベクトル」と「Lightning」の違いとは?

ビズベクトルのテーマももちろん素晴らしいですが、Lightningならではの付加価値も下記の通り沢山あります。

3PRボックスなど豊富なウィジェットが魅力

ビズベクトルにも多彩なウィジェットが盛り込まれていますが、Lightning独自の「3PRボックス」が設置されています。 もちろんこの機能はビズベクトルにも付帯されていますが、LightningにはトップページのPRボックスを3つ・4つの任意設定が可能です。 たとえば、企業のサイトを作るのに「PRボックスが3つだけだと、物足りない」という場合、4つまで設置すれば企業としてのメリット・魅力をおおいにアピールできるというわけです。

お問い合わせ表示機能のグレードアップ

お問い合わせ

Lightningでは、お問い合わせ表示機能がよりグレードアップしました。 ネット上からの「お問い合わせ」ボタンと電話番号の両方の表示が可能となりました。 これによって、サイト訪問者のアクセシビリティがよりアップの可能性大です。

Call To Action表示

calltoaction

企業やお店が利益を上げるために、WEB制作で重要な要素と言えば、サイト訪問者の行動率をアップさせることです。そのための対策として、ページの下部にCall To Actionを表示させることが重要になってきます。

たとえば、弊社のブログには記事のまとめの下に会社の紹介文とお問い合わせを促す文章が掲載されています。その下に「見積り・外注相談」のテキストでお問い合わせフォームにリンクする仕組みです。 最後にもうひと押ししたい時に、Call To Action表示を効果的に利用することができます。

WordPressテーマ「ビズベクトル」・「Lightning」に関するQ&A

 wordpressイメージ

WordPressテーマの有料版 Lightning Proとの違いは?

【Q】有料版 Lightning Proの価格と料金体系は?

【A】Lightningは無料ですが、ワンランクアップを目指すなら有料版を使用することも可能です。 有料版を利用する場合価格は税込7700円、有料テーマによっては1万円を超えるものもある中で、比較的リーズナブルな価格です。

Lightning Proを購入する場合、料金体系は定期課金制度が導入されています。 なお、アップロードのダウンロードの期間には有効期限が設けられており、購入日から1年後の日が期限となっています。 1年以内に課金しなかった場合は、今後はアップデートなどのサービスが受けられなくなる仕組みです。 ただし、1年経過後も、Lightning Proのテーマ自体は今後も引き続き使うことができます。

無料版と有料版 Lightning Pro機能性の違いは?

【Q】有料版 Lightning Proには、どのような機能が使えるのですか?

【A】Lightning Proを使う場合、ブログ記事の投稿で画像の配置のレイアウトにも柔軟性があります。 記事投稿のタイプをあらかじめ任意で決めておいて、異なるレイアウトに設定することもできます。

さらにもうひとつ、WEBサイトの背景色や画像を配置した場合に、メイン部分と右・左のサイドのレイアウトが見やすくするために、白背景でのセクションベースの配置・設定が可能となりました。

ページのヘッダーのカスタマイズ性にも優れており、html・cssなどの専門的な知識を持たずとも全体的に自由なレイアウトができるのがLightning Proの魅力です。

Lightningの対応ブラウザは?IEでも使える?

【Q】Lightningを使う場合、どのブラウザで見れますか? IEでも表示されますか?

【A】おもな対応ブラウザは、Google Chrome・Microsoft Edge・Firefox・Safariです。IEでも閲覧はもちろん可能ですが、動作保証について対象外となっています。

ビズベクトル・Lightningのコピーライト表示は必須?

【Q】ビズベクトル・Lightningのページ下部、フッター部分のコピーライト表示が気になるのですが、必須でしょうか?

【A】ビズベクトル公式サイトによると、「表示に関してはとくに強制ではない」との回答です。 コピーライト表示を消去しても構いませんが、PHPに関する知識が薄い人にはおすすめできません。

WordPressで作成するサイトは、htmlで構成されるホームページとは違い、PHPが複雑に絡み合っています。 素人判断でコピーライトの部分を削除すると、サイト表示に不具合が生じるリスクがあります。 簡単にコピーライト表示を消去したい場合、以前はビズベクトル専用のプラングインがありましたが、サポート期間が経過したため、今では取り扱われていません。

ちなみに、Lightningのテーマを使用する場合、コピーライト表示の削除または改変について、とくに制限が設けられていません。公式サイトに「改変は自由」と記述されています。 消去の仕方がわかる人はとくにプラグインを使う必要はありませんが、不明な場合は、Lightning専用のプラグイン「Lightning Copyright Customizer」を利用すると良いでしょう。

ただし、こちらは税込1650円の有料プラグイン、Lightningの無料版対象です。 Lightning Proを使う場合はこのプラグインが料金に含まれているので、購入する必要はありません。

WordPressのおすすめ無料テーマ:まとめ

この記事では、WordPressで人気のテーマ・ビズベクトルとその後続テーマとされるLightningの特徴・魅力についてお伝えしました。合わせて、双方に関する疑問点にもいくつかお答えしました。

「これまで他のテーマを使っていたけど、ビズベクトルやLightningならシンプルで使い勝手が良さそう」と関心を持ち始めた方も多いことでしょう。

中には「ビズベクトルやLightningがあったことを知らずに「これまでずっと有料のテーマを使っていた」という方もいることと思います。 もちろんこれ以外にも優良なテーマは多数ありますが、1ライセンスで複数のサイト制作が可能でというフレキシブル対応の無料テーマを探すのは難しいです。

有料版のLightning Proも人気が高いですが、そこまでレイアウトの自由性にこだわりがなければ、無料版で十分な機能性です。 ビズベクトルとLightningの良い点は、WEB制作の知識がなくても多彩な機能を活用できるので、達成感と満足感に浸れることです。

これまでずっと無料ブログを使っていて、新たにWordPressにチャレンジする人にも自信を持っておすすめできます。 WordPress簡単インストール機能付きの格安レンタルサーバーを契約しておけば、簡単な手順でテーマを利用できます。 新たに事業を起こす方、お店を経営する方、企業のイメージアップにビズベクトルやLightningを活用してはいかがでしょうか。

 

 

株式会社ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、良質かつユーザー第一のWEBサイトを制作して参りました。

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